よく増えて、丈夫で、花も実も付く優秀な花、シラン。交雑しやすく、野生のものはまれだそうです。
斑入りのものや、
白い花や
今年のシーズン終わりました。
春に咲くアザミ属の野草は「ノアザミ」・・・アザミ属は北半球に250種、日本には60種。8月以後に咲くアザミの見分けはかなり難しいようです。秋咲のアザミ観察はこちら。また、「ドイツアザミ」と呼ばれる園芸品はノアザミの改良種で、ドイツとは関係のない雰囲気もののネーミングです。
そして今、5月の山道や河原でもアザミのような花が見つかります。「・・アザミ」と名前が付いていますが、同じキク科でも植物分類上ではアザミ属ではないのだそうです。
これは、ヒレアザミ（ヒレアザミ属）
これは、キツネアザミ（キツネアザミ属）
ルリタマアザミは、ヒゴタイ属の園芸品。 野生のヒゴタイが見たいものです。
ノアザミを飾ると、勝手に動きますが、案外長持ちでした。斑入りギボウシとクラウンベッチを合せました。
春に咲くアザミがほしいと思ってノアザミを綿毛から育てました。
5月の中ごろから開花。このあたりで5月から咲く野生のアザミはノアザミだけ。花屋さんのアザミはノアザミの園芸品種のようです。
ピンクのバラには合っていません。
宿根してね。
トベラの花が咲き始めて、今年はしっかり見張っていようと思っていたものの、意気込んだほど見る時間がなく、花は思いのほか早く終わってしまいました。
ミカドアゲハの代わりに見えたのは、ナガサキアゲハ
それから、アオスジアゲハ
20年以上花も実もついたことがなかった、おそらくユズと思われる木にとうとう花がついて、ナミアゲハが来ていました。おめでたいのか枯れる前兆か？貧弱な花付きでもよく香ります。
香りが強い花は白色が多い？
ニオイシュロラン、ちょっと変なくせがある甘い香り
ハゴロモジャスミン
これがマイブームのトベラ。去年はここにミカドアゲハが来たので、再来を期待して刈り込みもやめ、花を待っていました・・・
スダチ（たぶん）・・・昔からあるのに、花は今年初めて確認。ミカン類の花の香りは強烈です。
他にもスイカズラが満開、もう少ししたらクチナシと香りが続いて、各種昆虫も大フィーバーです。
スイトピーをいただきました。こんなにたくさんのスイトピー、色とりどりでかわいいこと！香りもいいですよ～！何もしなくても、どんなふうに飾ってもかわいくなるはず。ツタとオンファロディスを加えて低く横長に飾りました。
5/19 雨の中、植物観察グループで三瓶山に登りました。標高600から1126mの男三瓶です。途中ブナ林あり、オオカメノキ、クロモジ、シモツケ、ハナイカダなどの間を登りました。
チゴユリ。他に、コケイラン、オオカニコウモリ、クルマムグラ、エンレイソウなどなど。
これは？と、一人喜んで眺めた、ノイバラ類
下りはだんだん雨も上がりましたが、山頂付近の突風とみぞれには緊張しました。
芝生広場にはオキナグサの綿毛が揺れていました。
バラシーズン、丈夫な種類だけ育っています。今年はポールズヒマラヤンムスクなし。キモッコウから咲きました。
ムタビリスが大きくなりました。
コウシンバラ
いつものピンク二種
昔からあるツルバラ、
グルスアンテプリッツは、バラの香りの魅力を教えてくれます。
通路にシャクヤクとアヤメが咲いてにぎやかでした。
赤いシャクヤクは今年も一つ。目立っています。
