岡山県内での話題ですが、ドングリはこの秋大豊作だそうです。山道を歩くとドングリだらけです。
どれも同じに見えるドングリですが、今年は身の回りのドングリだけでも覚えようと観察しました。
これはアベマキ。これだけは、隣の公園に数十本あって落ち葉がたくさん飛んでくるのでわかります。葉の裏が白っぽく、ドングリの帽子(殻斗)には紐(?)がたくさんはえています。
ドングリがそっくりで、葉の裏が白くないものがクヌギ。関東地方ではこちらの方が多いそうです。
その次にこちらでたくさん見かけるドングリは、アラカシです。常緑のドングリの木で、庭木、生垣、公園、もちろん普通の山にもたくさんあります。
アベマキとアラカシが私の身の回りの双璧。
次に多いのが、ウバメガシ、こちらの地方ではバベと呼ばれて、瀬戸内海沿岸に多いそうです。庭木にもたくさん植えられていて、いろいろな形に刈り込まれています。常緑で葉が小さく丈夫なために好まれているようです。
その他に、雑木林で見かけるのが、コナラとミズナラです。どちらも落葉樹、ドングリのお皿はうろこ状。けれど、葉もドングリもミズナラの方がずっと大きい。
ミズナラ
ブナは、ミズナラと共に少し高い山地に見られます。
自生しないけれど公園に植えてあるのがマテバシイ。常緑で皮質・全縁の葉、大きな実がつきます。
以上、今年やっと覚えたドングリの覚え書きです。ドライフラワーノートの木の実の図鑑に整理してみました。今年は久しぶりにリースに使ってみたいと思います。下ゆでしておきました。
アサギマダラを見かけたのは結局10月10日の2頭だけに終わりました。山道でセイタカアワダチソウで吸蜜している姿を見かけたこと一度。
秋の庭に来たこの蝶はヒメアカタテハ。
ダルマギクにも品種があるのでしょうね、父が残した鉢に「ミカド」と書いてありました。本州では山口県の海岸の岩場にだけ自生するそうです。一度見たら忘れないポッテリした野菊です。
次第に色づいて、はらはらと葉を落とし、枝に残る数が減っていく。そんな11月をイメージしました。
サクラやハナミズキの落ち葉、台所の玉ねぎや栗、クチナシや桑の実・・・一年間楽しみました。リボン型の部分はアカネ、枝は庭のウツギ。