ラグラス・バニーテールは、穂がウサギの尻尾のように丸くなる品種です。ラグラスは、こぼれ種から旺盛に育つものではありませんが、たまに思いもよらない場所に育ったりします。、秋に種まきして鉢栽培しました。
5/4 まだ若い最初の穂です。
ドライフラワーにするときは、上のような花粉ができる前に収穫した方がきれいです。収穫する時に、株の根元からではなく。葉を一枚つけた程度で刈り取ると、下の葉の中から二番花が出てきます。二番花の方が小さくかわいい形になります。大変手間がかかりますが、アフターガーデニングならではの楽しみです。
6/9 二番花もかなり咲き進んできました。急いで収穫。
ラグラスの周辺で5月の間にぐんぐん伸びたのがクラウンベッチです。地下茎で広がるので困るのですが、大変かわいいのでもう少しがまん。
4月から咲いているヒメフウロ(シオヤキソウ)について、雌しべの育ち方に国産か外国産かの違いがあるのではという仮説を聞いたので、私も花の中心部の様子を撮影しました。
ヒメフウロは英名「Herb Robert」として、世界に広く見られる草花のようです。頂いて育てているこの白花もそんな外国産ではないかと思われます。自生地でよく見ている方のお話:「特殊な植物で日本では石灰岩の山にしか生育せず近畿と四国の尾一部にしか生育せず採取禁止や絶滅危惧種に指定されてます。」
同一の種として「ヒメフウロ」と呼ぶものに形態的な違いはなく、各地で帰化種が観察されていても国産か外国産か外見から区別することはできないと、専門家から聞きました。
夕菅さんの仮説を自生種で観察してくださる方を期待しています。