吉本先生の教室は東京と広島にあるので、思い切って広島教室に参加しています。
② ラベンダーのペイントがある木箱に詰めるアレンジです。箱からあふれ出すように飾る場合もありますが、今回は蓋を閉じてプレゼントできるように作りました。
ユーカリテトラゴナの実をはさんで、蓋を開けて飾るアイデアです。角にフサフサの緑のかたまりがありますが、フィリカというそうです。やはりバラの配置がポイントです。
「ドライフラワーを飾る/デポー39のカントリーライフ」(文化出版局、1998発行)は、一番気に入っているドライフラワーの本です。その中に出てくるドライフラワーデザイナーのひとりだった吉本弘美先生のレッスンを受けました。3回分をまとめてアップします。
吉本レッスン①
レモンリーフを土台にして、バラ・ラークスパー・ドイツアザミ・リュウカデンドロンを加えたガーランド(花綱)です。
バランスと動きを出すための素材の使い方などを習うことができました。使う素材の質の高さ、それに比例する値段の高さに刺激を受けました。つづく
いただいてから数年になるオキナグサ、かなり大株になってたくさん花をつけました。
(4/12)
(4/21)こういう雰囲気がお似合い
(5/6)お目当ての綿毛も大きくふくらんで~ルンルン
と、収穫したまではよかったのですが、が~ん。種のあと急速に勢いがなくなって、枯れてしまいました!!まさか、が起こるのが自然界。去年のクリスマスローズと言い、ある日急速に弱って不治の病に。いつ何があるかわからないのです(人間も)。
保険のもう一株を育てていなかった私。でも、種があるから何とかなるわ、と漠然と思っていました。ところが、無知はこわいですね。オキナグサの種は保存が利かない・・・?
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先日、市内の重井薬用植物園の観察会に行って、絶滅危惧植物の保護について聞いた中で・・・・オキナグサは大株になるとなぜか枯れる。枯れても周囲に種を飛ばすことで生き残る。少なくとも、数十年前まではそういう環境が整っていたために普通に草原に生えていた。特に、牛の放牧場では毒をもつために食べ残されて生き残ったらしい。けれど、草刈を定期的に行なう日当たりのよい草原がなくなるにつれて急速に数を減らして、現在では岡山県で野生は見られない。種は3ヶ月ほどで発芽しなくなるのですぐまくか冷蔵保存する・・・・詳細はこちらへ・・・・ということは、今年の種、今ならまだ発芽する可能性あり、よかった!
絶滅危惧植物の絶滅理由に、「マニア・業者採取」という言葉がよくでてきますが、野生のものを彫り上げても、簡単には栽培できません。くれぐれも、安易に掘らないようにしましょう。
6/1 森の中で満開のヤマイバラに会いました。どこまでも木々を登っていく姿はパワフルで豪華でした。
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去年の今頃蒔いて、この春芽が出たヤマイバラ。現在高さ5センチほど。
花の後のヤマイバラ。
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そばのキモッコウを見たら、今にも果実になりそうな姿もありました。このまま、大きくも赤くもならないで冬まで残るはず。
花は咲いていませんでしたが、見つけた10株足らずをじっくり観察しました。
根元から数本の枝が伸びていました。太いものは直径4センチくらいもありましたが、上に伸びる幹はすらりとしていました。ノイバラの仲間が、こんな暗い場所で花を咲かせるとはとても不思議な気がしました。
針葉樹の森の中、日照が足りないせいか、落ち葉が多いためか、標高が高いからか・・・下草も少なく、モリイバラの枝もひかえめです。花が終わって何日たっているのでしょう、横に開いたガクが印象的です。
花柄が長く、腺毛があります。ガクの内側には綿毛、花柱に毛が密生。
葉の姿が特徴的で、頂小葉が特に大きく、両面とも無毛。
落ち葉に埋もれた枝を引き出してみると、節から根が出ていました。他のノイバラでもこんなことが起こるのかどうか、いくら挿し木で発根しやすいといっても・・・・?実の数が少ないモリイバラは、もしかしたらこのようにして枝で横に広がっていくのでしょうか?
托葉、ふちに腺毛
とうとう出会えたモリイバラ、来年こそは花を!(そしてもう少し登ってみたいです、YUKIさんよろしく。)
ただし、生育場所と、花が一つという特徴をのぞいて、「モリイバラ」を見分ける決め手がないのか。日当たりのよい場所ではどのように育つのかなど、まだまだ疑問が残っています。