後楽園では今朝4時から開園して、ハスの開花を鑑賞する会があったそうです。琴の音の流れる中、ゆっくりと開花していく様子をたくさんの人が鑑賞したと聞きました。が、その時間に出られなかった私は、日も高く上った9時過ぎに立ち寄ってみました。
猛暑が続く毎日ですが、朝とは思えない強い日差し。そんな中を、日傘をさした人たちが次々に蓮を目指して歩いていました。
花葉(かよう)の池。白い大きなハス、一天四海(通称大名ハス、と書いてありましたが、別種という意見もあります)が生い茂っています。
中央の沢の池の奥にある水田の一角にもハス畑があります。
大賀ハス。昭和26年に千葉県で発掘した地層の中から蓮の実3粒が見つかりました。そのうちひとつが、岡山市出身の植物学者大賀一郎博士の手で発芽し、弥生時代の蓮がよみがえったとして話題になりました。その子孫が昭和31年に後楽園に植えられました。古代の蓮、2000年のロマンです。
日当たりの良い場所に咲く蓮の花の鑑賞は、早朝に限りますね花どころではなくなってきました・・・暑い。。。
スウェーデンのクリスタルメーカー、コスタボダ(Kosta Boda)の花瓶をいただいたのは17年前、こうして写真に撮ってみて、時が過ぎたのを思い出しました。メルヘンチックな作品(Design Kjell Engman)で、緑とよく調和することと、差し口が長い楕円形で使いやすいので、普段からよく使っています。
ルリタマアザミ、クレマチス・ヘンダーソニー、ミモサアカシア、カラミンサ、スモークグラス、イヌコウジュ、ビオラ、オレガノケントビューティー、トラデスカンディア、キセランセマム、モクビャッコウを摘んで、今日は少し豪華に盛り合わせてみました。
近所の森にセイヨウヤブイチゴの茂みを見つけて5ヶ月、そろそろ実りの季節です。
7/8・・・・ニワウルシの実が鮮やかな赤色で目をひきました。この下草のように見えるのがイバラの茂みです。
この道は、去年の今ごろ、トライアルバイクの練習で通った知る人ぞ知る森の小道。ほんの少しの坂道ですが、この坂道で八の字を描いてターンするのが難しくて、何度も転んだりエンストしたり茂みに突っ込んだり、苦しい思い出の道。まさか今年、ここに野イチゴを見つけて通うことになるとは、感慨もひとしお。
7/8の実。まだ青いところが多いので収穫延期。
そして今日7/17。黒い実がだいぶ増えていました。
が、道からすぐ届くところは誰かが一足早く収穫した様子。奥にずっと広がるセイヨウヤブイバラを前に、一歩踏み出しても全身トゲに阻まれ、身動き取れなくなります。ノイバラよりもしなやかなツルで、トゲが大小入り混じって多く引っかかりやすいワイルド派を自認する私もしぶしぶ諦めて、収穫は短時間で終わりました。
集めたブラックベリー。つやつやしてきれいこんなにたくさん、始めて見ました。
生で食べてみたら、よく熟れて柔らかい実は甘いけれど、核の部分が口に残ります。子供たちも大喜びというほどでもないので、残りの250グラムに100グラムの砂糖とレモン汁を加えて電子レンジでジャムにておきました。
ヨーロッパではどうか知りませんが(野イチゴを摘みに行くのは、日本で言えば山菜採りに似た楽しみ?というイメージです)、食べられる日本の野イチゴを図鑑で見ると7~8月に熟すものがほとんどですから、まさに暑い盛り。根性要りますが、次回は刈払い機持参でしょうか・・・・?Yさんつきあってくれてありがとう。
ジャムと言えば、シャシャンボの木があることがわかったので、秋にはこの実でジャムを目指します。
そして、アレンジのために植えたブラックベリー。来年は大きくなりますように。
青草が生い茂る裏庭で、いつも名前が混乱してしまうツル植物4種類の名前を確認しました。
ノブドウ(ブドウ科・ノブドウ属)・・・・・成長すると葉に複雑に切れ込みが入ります。果実は淡い緑色や紫など変化に富んできれいですが食べられません。
エビヅル(ブドウ属)・・・・葉の裏が白く、春の芽だし時がかわいい。果実は熟すと黒い。
ノブドウとエビヅル、葉の形はそっくりでも裏を見ると違いがはっきりしました。
ヤブガラシ(ヤブガラシ属)・・・・別名ビンボウカズラオレンジ色の小さな花がつきます。
カナムグラ(クワ科・カラハナソウ属)・・・・表面がざらざらしていて、雌雄異株。近所に繁殖しています。
近況・・・・カラハナソウ(クワ科カラハナソウ属)・・・・芽が少し伸びてから地面に植えましたがなかなか大きくならず、虫食いだらけになっています。がんばれ。
たいへんよく似ているのでいつも混乱していましたが、やっと見分けられるようになりそうです。この観察の後、我が家の裏庭はミスターSが刈り払い、近所のカナムグラも草刈され、さっぱりしました。けれども、多年草のヤブガラシはまたすぐ生えてくるので油断できません。