先月末に岡山半田山植物園に行った時見た松の木二種類
エチナータマツ
この鈴なりのマツボックリにはあきれました。しかも、これだけあるのに下には全く落ちていません。何年経っても枝にしがみついているようです。球果の大きさはクロマツ程度。北米東部原産。英名Shortleaf pine。
ブラジルマツ
マツと名前がついていても、ナンヨウスギ科でした。南米原産。大きな球果の中の種子は現地では食用として有名。別名パラナマツ。建築材として伐採されて急激に減少しているとのこと。
・・・・
この時期はツガの実が落ちる季節です。きれいなツガを少し拾って帰りました。
スズメバチは割とどこにでもいるらしい。我が家でも巣が見つかったこともあるし、飛んでいることもある。でも、無謀なことをしなければ襲われることはないだろう・・・・と思って20年近く無事に住んでいるわけですが、先日ミスターSがペットボトルでトラップを作って仕掛けました。(お酒、酢、砂糖、ジュースを混合するのが基本のようです)
すると、数日でオオスズメバチ7匹をはじめ、予想以上の成果があがりました。ペットボトルの中で溺死。好奇心旺盛な皆さんのためにご紹介します。マッチ棒は5センチです。
オオスズメバチ
ヒメスズメバチ、コガタスズメバチ
以前、冬になって見つけた巣は、この一番下のコガタスズメバチのもののようです。スズメバチはクマより怖いのでした、すっかり忘れていました。日本で一番怖い野生生物なんです。
・・・・
たとえば6/16 昼から夕方までの半日でこれだけ、びっくりです。
こうして駆除しても、自然淘汰される女王蜂が多いことからして、巣を作るスズメバチを減らせるかどうか効果はわからないらしいです。オオスズメバチが減って別のスズメバチが異常に増えるとかいうことになるかもしれません。また、トラップのにおいに誘われて遠くから集まってきて逆に危険が増すかもしれません。けれど・・・・こんなに捕れると、ミスターSの趣味の一つとなってしばらく続くことになりそうです。
蛇や毛虫、スズメバチ。これからの季節、茂った草や木には用心した方がよいということです。
ホームセンターに並ぶ睡蓮や水生植物に、とうとう我慢しきれなくなりました。火鉢のようなものが長年ころがっていましたから、ここにスイレンを沈めシラサギカヤツリを置きました。
ボウフラが発生するので(!)、メダカを入れました。ヒメダカだそうです。生き物が加わって、小さなビオトープとなりました。
木陰の火鉢、いえ、ビオトープ、とても涼しそうでいい感じ。あとは、真夏に世話を続ける根性です。
5月末からのホタルのニュースは風物詩ですね。先日、1時間かけて山あいに見に行って、はかない光の乱舞を眺めてきました。ちょうどこの時期に咲くホタルブクロ、少しだととても可愛い花ですが、近ごろ雑草園に広がって風情がない状態です。ホタルが頑丈な昆虫だったとしても、あの光は想像力をかきたてるものだろうと思います。
クララが咲いています。この花で染められることがわかって、少し大事にしていたら、雑草園に株が増えてきて勢力拡大。繁りすぎるので今年はなるべく抜くことにしました。
外来種のような外見ですが、自生の植物です。根を噛むとくらくらすることから来た名前だそうで、漢方として使われますが毒性も強いようです。煮出した液で害虫を駆除することもできるらしい。天然の殺虫剤ですね。今度試してみたいと思います。
花だけ集めたら100グラムあったので、二回煮出して(各15分)染め液を作りました。
今年はミョウバンで媒染しました。去年より濃い色でできあがり。色がつきやすいから、相変わらず毛糸で染めています。少しづつ色が違う毛糸がたまっていくだけなので、モチーフを作っていくことにしました。