落ち葉の季節以来、今シーズンの草木染は5色が仕上がりました。「また~、似たような茶色ばっかり」という声もちらほら。
① 今回興味があったのは、ヘクソカズラ。アカネ科のカワラマツバの根で染めた味が忘れられず、同じアカネ科で身近にあるヘクソカズラの根が染められたら一石二鳥、と期待しました。
根を掘って乾燥させておいたものを一度茹でて汚れを落としてから、小さく切って2回ほど煮出して染め液を作りました・・・・驚くような色は出ませんでした、残念。淡いピンク系の茶?
② その他には、剪定したポールズヒマラヤンムスクの枝を煮出したもの。
③ 倉敷中央病院南側の桜並木の落ち葉で染めたもの。一番液は捨てて、2番・3番液を合わせて4日ほど寝かせておいてから染めました。(桜は、寝かせておくと赤みが増すそうなので)。寝かせておいても、玉ねぎのような明るい茶色になりました。
⑤ 船穂の愛宕山の観察会で、船穂ワイナリーの辺りに落ちていたきれいな桜の落ち葉を集めて染めたもの。一番液は捨てて、二番液を2日ほど寝かせてから染めました。
④ 3番液染め
並べてみるとどれもしっくりなじみやすい色で心地いいものです。(毎度言いたくなってしまいますが、色合いは正確に写ません!今手元にある毛糸と比べてみると全然違うんです。)
(数字は本文の番号と同じです)