花を眺めていると虫、特に蝶に興味をもつのは・・・・きれいだからですね。でも園芸に関わっていると、何を食べる蝶か、それがとても気になり・・・ませんか?
蝶は蜜を吸うためよりも、出会いを求めて、あるいは卵を産む場所を探して食草の周りを飛んでいるような気がします。
ナガサキアゲハが飛び立った時、目の端に入ったのがこの幼虫でした。石の間から生えた小さなユキヤナギの枝にしがみついていました。(5/6)
(5/13 枯れた葉のついている枝に移動)
(5/14 こんな姿に!きれいな模様付き!)
(5/17 数日したらエラのあるサナギに変化してました、枯れた葉にそっくり!)
・・・・このまま透明ケースに枝を入れて観察・・・・
(5/31 ケースの中で成虫になってました!!普段はすぐ逃げるので、近寄って撮影するのは難しいのに、羽を乾かすためかしばらくじっとしていたので、ついに撮影。壁、というのが気に入らないけれどがまん)
きれいな模様をじっくり観察。羽の付け根に黒いごま塩模様があるのでオスです。
あまり羽ばたかないで、ゆらリゆらりと木の間を飛んでいる種類ですね。ウメ、カエデ、ハギ、スイカズラ、シモツケを食草とする仲間がいるので、見分けるのが難しい気がします。
抜け殻、記念撮影
今もユキヤナギの茂みには、この幼虫がかくれているかもしれません。