アケビはドライフラワーのリース台やかごを編むために興味をもち始めました。調べているうちに、庭にも生えていることがわかりました。でも、庭師さんからつる物禁止令(?大げさかなあ・・・)が出ていて、いつも刈り取られ花を見たことはありませんん。去年はなんとかハゼノキに這っているものを生かして、やっと花が咲きました。
今年雌花はありません。
アケビの姿を覚えてあちこちで目にするようになると、花だけでなく葉の様子も気に入ってしまいました。香りもいい(くさいという人もいるようですが)。もしかしたら実もなる・・・・茂りすぎるのが難点。
近所の木立にも茂って大繁殖しています。薄紫や白の雌花、雄花は開くと白っぽいのが近所のアケビです。
シロバナアケビは花弁状の萼片が純白のもの、あるいは、雄しべ雌しべまで白いもの、どちらの説もあるようです。
船穂の愛宕山で別の種類も見ることができました。
① これは一般的なアケビ、ここでも一番多く見られました。
小葉は普通5枚、けれど6枚7枚のものもありました。
② 次に多かったのはゴヨウアケビ。花色が濃い赤紫で、5枚の小葉は縁が少し波打っています。
③ たぶんミツバアケビ。小さな黒っぽい雄花も見えましたが、この雌花は変り種みたいで、八重・・・?小葉が確かに3枚。
アケビとミツバアケビの葉が並んでいました。
庭に芽を出していたミツバアケビ・・・・と思って良く見たら(下に見えるのはせり科のミツバで今が食べごろ)、その可愛い葉っぱが5枚に増えていました。ゴヨウアケビということ?
けれど図鑑には、「ゴヨウアケビはアケビとミツバアケビの自然雑種で実はできない」とあるのにどうしてここに?図鑑には更に「地面近くを這う若いアケビは、葉のふちが波状になって、ゴヨウアケビと間違えやすいものがある」!・・・・この株が普通のアケビに変身する日まで観察したいと思います。
以上、少し理解が進んだアケビ観察でした。皆様の薀蓄をお聞かせ下さい。