SUNROOM

アフターガーデニング愛好家ミセスサニーの、花飾りブログ

祇園祭花傘巡行

2014年07月28日 | その他

7月24日、祇園祭の後祭りの中の花傘巡行を見に行きました。ニュースでは見るけれど、あの人ごみに出かける理由が今までありませんでした。

祇園祭の起こりは平安時代869年の御霊会で無病息災を祈念したことから。その後、多くの紆余曲折を経て少しずつ時代に合わせて変更が繰り返されて現在に至ります。八坂神社が祇園社と呼ばれていたことが名前の由来。

朝9時の八坂神社境内

 

花傘巡行参加者が順次お参りをして出発です。これは鷺踊の子どもたち。ひときわ目立っていました。

花傘巡行は昭和44年に創設された行事で、山鉾巡行が男性だけの参加であるのに対して、女性や子供が多く、また、各種の演芸や文化を演出することに意味があります。1000人とも言われる行列の多種多様なこと!それぞれのいわれや組織は複雑ですが、京都の町のいろいろな団体の活力を表現していました。

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花飾りブログにちなんで、花傘巡行の花飾りをご紹介します。

このような、花飾りのついた傘の車が10台ほど歩いていました。「花傘とは、古来より厄除け・災難除けの傘とされ、天から降る
疫神を傘で避けて無病息災を願うという習わしに由来します」とのこと。

 

児武者の背中にも花飾り。う=。

 

宮川町の車にも花飾り。この飾り、ないほうがいいのでは・・・?

 

家族が参加したので、このために見に行ったのですが・・・・花傘娘。後ろの織商鉾と合わせて、この着物姿の行列は京都織物卸商業組合が用意していました。

花は造花で仕方がないでしょう。近頃の造花は質感や表情がとても進歩しているので、炎天下の行列には合理的でしょう。しかし!もう少し素敵に飾り付けができないものか、とつい辛口になってしまいました。衣装や道具にある程度の文化的意味があるのなら、それに釣り合うお花の使い方をしてほしいものです。

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さてこの日、河原町通りに出ると、西から回ってきた山鉾の行列が南下するところを見ることができました。鉾10基の後に寺町を回った花傘の列が合流して、四条河原町で東西に分かれて戻るという演出です。

 

 

動く美術館、この風景は確かによかった。お囃子は欠かせません。

 

外国人のみなさん、こんな静かなお祭りをどう感じるのでしょう。

 

後祭り最後の鉾は150年ぶりに復活した大船鉾。倒れないかと、心配になりました。

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2時間あまりの行列が終わって、八坂神社の境内では、戻った人たちの芸能舞台がさらに続いていました。

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見たのはほんの一部、調べていると果てしなく深く複雑な祇園祭です。暑い盛りですが、夜の風景はやはり見る甲斐があることでしょう。

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センノウゲ

2014年07月25日 | 庭遊び

センノウゲの栽培を始めて以来(2010年8月)、なかなか大株に咲かせることができませんでしたが、今年は、まずまずです。

小さい鉢なのに、たくさんの花が付きました。茎は丈夫ですが、倒れないようにきちんと添え木を立てた方がよいようです。切り戻して9月まで何度か咲くのを期待したいです。

センノウゲについては、種ができる原種があるとか、中国の自生地では絶滅とか、高さが150㎝になる種類は以前訪れた大聖寺だけで、現在出回っているものは60センチ程度にしかならないなど、謎が多いです。文献等で文化的な側面から詳しく研究されているのはこちらのページです。

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せっかくたくさん咲いたので切り花で使いました。

スモークグラスと斑入りアマドコロを合わせました。

 

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アジサイのドライアレンジ

2014年07月20日 | 花飾り(ドライフラワー)

アジサイやシャクヤクのドライフラワーを花瓶に飾りました。生のお花より手間いらずで、しばらく自然を楽しめます。ただ、ドライフラワーは置く場所によってはゴミになったり、しっくり落ち着いて見えたり、似合う場所を見つけるのが大切です。

 

 

素材:アジサイ、スモークツリー、シャクヤク、ラグラス、クリスマスローズ、ヒメコバンソウ

シャクヤクはずっと色が変わらないので本当にすぐれものです。

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メガネツユクサ

2014年07月18日 | 庭遊び

何かに混じっていたようで、こんなツユクサが咲きました。

メガネツユクサのようです。普通のツユクサより大きい葉で背も高く、なんとなく違うなと思っていたら7/11に咲き始めました。花も大きめで、フリルがあります。

草姿が乱れるし、半日で花が終わるし、ドライフラワーにもならないし・・・それでも、ツユクサの仲間は楚々としていいですね。こぼれ種OKで、虫が付きにくいところも長所です。

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バラの根元にはこの斑入り白花。ギンスジシロバナツユクサと呼ぶそうです。

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初夏の野草の籠飾り

2014年07月16日 | 花飾り(フレッシュ)

昨日の草花をフレッシュに飾るとこうなりました。

 

 

材料:アジサイ、スモークツリー、オオユウガギク、エノコログサ、ノアザミ、ホタルブクロ、クレマチスのツル、エビヅル

 

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初夏の草花

2014年07月15日 | 庭遊び

2週間前までは梅雨空に映えるきれいな色だったアジサイ

それが、強い太陽の光を浴びて枯れた色に変わってきました。秋色アジサイ状態が続くかどうかはお天気次第。

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スモークツリーが今年やっと花らしい花をつけました。葉色の黄色が目立つ品種です。

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春から咲いているノアザミ、二年目の今年は、去年のようなパワーがなくなりました。完全な宿根ではないのかも。

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赤花ホタルブクロ、二番花が咲き始めました。この色は、関東以北に多いそうです。以前はこの赤花ばかりだったのに、数年前から突然白花が出現しました。先祖返りしたのでしょうか。

ヤマホタルブクロにはない、ガク片の反り返り。

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野菊といえばオオユウガギク。咲き始めました。

 

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茶碗ハス

2014年07月15日 | 庭遊び

7/14 茶碗ハス開花しました。

 

 

各地の蓮池も花盛りのようですね。

ミツバチが来ないか、茶碗ハスで観察です。

 

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お花の研究会

2014年07月13日 | 小原流

今日の小原流研究会に向けて、何回も練習。

 直立型

 

 傾斜型

(晒し巻柳蔓、ガーベラ、ギボウシ)

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講師の先生の参考花~*

 

 

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 先月の研究会は、リアトリスと菊の瓶花、直立型でした。

 

形どおりは得意なのですが・・・その先ができるようになるかが問題です。

 

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ヤブカンゾウ

2014年07月12日 | 庭遊び

ユリ科ワスレグサ属(ヘメロカリスの仲間)のヤブカンゾウが7/9開花しました。6本も立っています。掘ったことがないので確認していませんが、調べるとランナーで広がるとのこと。もっと増えるように、周りの土を耕したり手入れしたいと思います。

 

新芽だけでなく、つぼみや花も食用になるらしい・・・

さっとゆでて、酢の物などに利用できます。癖がない素材で、シャキッとした歯ざわりが特徴でした。

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ダニエル・オストの花と心

2014年07月09日 | その他

花の彫刻家ダニエル・オスト氏、雅楽の東儀秀樹氏が登場する講演会がありました。来年3月に大原美術館中庭や有隣荘などで開催される特別展のプレイベントのようです。お話が中心かと思って出かけましたが・・・なんと、エントランスホールにたくさんのアレンジが展示されていて、わ~、お得!東儀さんの演奏を耳に、ホールのお花を眺めました。

 

 

 

 竹の皮

 

 

 

 

 

ホールのお花は、オスト氏のデザインかもしれませんが、もしかしてすみれ花店作?とも思われる、まとまりのよいものでした。ステージ上の3点のお花を近くで見てくるのを忘れていました。きっと春の特別展は、さらに個性的な作品になることでしょう。

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ネットのお知り合い経由で見た、NHK祈りの花の番組で名前を知っていてよかったです。今日は、日本人は周囲の素晴らしい自然を理解しもっと大切にしてほしい、と語っていたのが印象に残りました。日本の華道家、がんばれ、ですね。

ダニエル・オストオフィシャルホームページはこちら。ベルギー大使館でレッスンが受けられる機会もあるらしいです。

 

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