車道沿いの株の一つ
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車道沿いに梶ヶ森の霊水の入り口がありました。林の中を下ります。キャンプ場の水場にもなっていて、山頂付近に大きな木もない山からどうして水が湧き出しているのか不思議なものです。
水場付近には蛇口もつけてあり、湧き水の流れもあってしっとりりています。写真の上側の小さい葉の茂みがノバラです。
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モリイバラかもしれない、でも、日陰で伸びたフジイバラかも。その雑種ということだってあるかもしれません。結局よくわからないまま帰ることになりました。ただ、このあたりには山のノバラが豊富なことは確かでした。また6月に行きたいものです。だんだんわからなくなったり、見る部分を忘れたりして困ったので(毎回ですが・・・)、観察ポイントチェック表を作っておくといいですね。
あたりの草花は、ノリウツギとヤマアジサイ、ネジキ、ヤマオトギリ、ウツボグサの花が見られました。アセビに来る蝶が目立っていました。
標高差たった100メートルの山歩き、8月に富士山登山を予定しているミスターS にとっては、何の訓練にもなりませんでした。(終)
朝霧の中、キャンプ場から頂上まで標高差100mを登りました。
頂上付近には電波塔がいくつか立っています。
その後、下に見えるキャンプ場の左手「天狗の鼻」まで歩きました。
途中で見たノイバラ
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拡大してみると花柄には腺毛が見えます。
晴れてきたのでもう一度頂上まで行って四方を見渡すことができました。よく晴れていれば剣山や石鎚方面、そして太平洋までも見えるそうですから、手軽な絶景スポットです。
その後下に見える赤い屋根の山荘梶ヶ森までの車道沿いを歩きました。次々にノイバラの株が現れて、だんだん混乱してきました。フジイバラしかないと思って歩くのとは全く違います。
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これは、細かい葉の枝が這っていたので、なんだあ、テリハじゃないのと思って通り過ぎてしまったものの、もっとよく見ておくのだったと後悔した株。標高1100mに、テリハノイバラがあるものでしょうか・・・刈り払われたフジイバラの新芽かも。
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この花付きのよい頑丈そうな枝、鋭いトゲ、フジイバラでしょうか?
つづく
日曜日ごとに雨が降って6月に行くことができなかった四国梶ヶ森。やっと先日(7/18)歩きました。今回から白地図を載せてみます、大まかな位置でも場所をイメージしやすいです。6月にモリイバラを探した三室峡の位置も入れてみました。
博物館のモリイバラの標本を見せてもらった中に、「梶ヶ森」の名前があったのでどんなところだろうと思っていました。 四国の真ん中あたり、高知県の北東部大豊町、剣山地の西端です。麓から登山コースもありますが、頂上近くのキャンプ場まで道がついているので楽々行くことができます。(ただし、山道は狭いところもあるので要注意です)
深夜に着いて、朝6時半、小雨。キャンプ場は霧の中。標高1300メートル。
キャンプ場の駐車場から入り口の方に向かって歩きました。早速見えてきた白い花。
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今頃、この標高で房になって咲いているなら、きっとフジイバラ。去年のフジイバラはこちら。
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小さな花はヤブイバラのようです。
・・・・そして
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どうでしょうか。モリイバラのようなかんじです。とげが細くまっすぐ、花柄に腺毛が多数。花が枝先に一個か二個。
ほんの20メートルくらい歩いていきなり3種類?花の時期に来たかった、惜しい、残念。しかも、色々見たくて歩き回ったため、この後も葉の裏を見ることをすっかり忘れていました。
つづく
山道のゲンノショウコ、種を採って育ててみました。ピンクの花の種と思っていましたが白花でした。よくある草で、薬草としても有名だそうですが、私にはなじみがありません。葉の形に存在感がありますね。涼しげな小さな花です。
開花後しばらくすると、雄しべが紫になりました。
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春に咲き始めた仲間のシオヤキソウ、まだ咲き続けています。