いけばな小原流、第3回中国地区 青年部野外作品展の制作手伝いに行きました(10/26)。県北、おかやまファーマーズマーケット・ノースビレッジの芝生広場が舞台です。中国地方各地から60以上のチームが集まって野外作品を制作しました。
オープニング
私の参加する社中では・・・
竹とフラワーボールを使った作品。
普段のいけばなとは違った感性が求められるようです。わたしはお手伝いというより、その様子を眺めて勉強させていただいて終わりました。
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出来上がったほかの作品たち
生のお花を使っているところは他になく、いろんなアイデアで広い空間に造形作品が出来上がっていました。思いもよらない形や素材、パワーでした。
一番気に入った作品
フイルムと爪楊枝、竹串、その3種類だけで作ってありました。本当にすばらしい。
こうした作品を見て、部屋に飾る従来のいけばなだけでなく、空間芸術としての自由な感性がこれからの時代には必要なのだろうと感じました。
かわいい姿が人気の、オキナワスズメウリの実をいただいたので育てました。
乾燥状態
4月に種をまいて・・・
5/17
6/8
苗3株を鉢や地植えで育てて、夏を過ごしました。
雌花がついてもなかなか結実しません。
どんどん伸びて、ふと見上げると、二階の手すりや松の木の上まで茂っていました。5~6メートルは平気で伸びるようです。
茂ってくると急に実をたくさんつけ始めました。(摘芯してはいけないそうです)
いつ赤くなるのかと待っていましたが、もう11月も後半。茂りすぎて手に負えないので、刈り取りました。
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ウリ科 オキナワスズメウリ属。2メートル以上伸びてから結実。グリーンカーテンに向く。別名 琉球オモチャウリ。実に毒があるので食べられません。食べられたら、大人気でしょう。今年は、スーパーの苗売り場でも見かけました。誘引しないで庭木に登らせてはいけません。
ウマノスズクサ科の鉢植えをいただきました。
ツル植物です。
ウマノスズクサの仲間は、そろいもそろって変な形の花ですが・・・
予想はしていましたが、手の平くらいあるこの花は、何と表現して良いのか。大きいものは30センチ以上にもなるそうで、花弁はなく、目立つのはガク。ブラジル原産。後ろの筒の部分に虫を誘い込んで、受粉を手伝わせるらしい。虫が入っているのかと切ってみましたが、何も見つかりません。受粉した花はなく、枯れ落ちました。
「アリストロキア」で調べていたら、こんなブログに遭遇してびっくり!また一歩、奥深い世界が見えました。ちょっときれいかも。
これを育てるとしたら、何と言ってもジャコウアゲハ目的です。去年いただいたウマノスズクサを失ったので、やはりまた試してみたいものです。