高梁川の河原。この季節は、ヒメジョオンとカワラナデシコが白とピンクの花畑を作っていました。主役がどんどん変わって、まるで舞台を見ているようです。
左端の黒いチョウは夏を告げるジャノメチョウだそうです。明るい草原にたくさんの黒いチョウが舞う、こんな組み合わせも驚きでした。
カワラナデシコの、色や姿の豊富さ。
その他に出会った花
クサノオウ(ケシ科の毒草・皮膚病などの治療にも使われた、鮮やかな黄色の花)
カワラマツバ(上手いこと名前がついていることに感心)
そして今頃ツクシ?・・・・でも何かが違う。イヌドクサっていうのですって。
珍しいものに出会うのは案外簡単、いつもは行かないところに足を踏み入れるだけでした。
グリーンのブーケをいただきました。アクセントのまあるい緑のテマリソウ。形も色も様々に寄り添って、しっくり調和しています。庭の緑もこんな風に考えて植えることができたらな・・・
3月に蒔いた早咲きヒマワリ・ジェイドが3本。レモンイエローがさわやかな花でしょ、と悦に入っていたら、激しい雨で一本ポキッと折れてしまいました。「肥料分や水分が多いと伸びすぎて倒れやすくなるので・・・」!確かにひょろひょろ。
もう一度蒔きましょうか。
草花園さんでいろんな品種のヒマワリの切り花を販売しています。ヒマワリって単純な花のイメージがありますが、なかなかシックですよ。自分で育てるのもいいけれど限界があるので、夏のプレゼント用にいいかな、と思っています。いかがですか?
6月上旬を盛りに咲く(岡山県南部)このノバラ、ミヤコイバラだそうです。まさに林縁というような場所に、他の木や草に絡んで伸びていました。花だけなら、ノイバラ・テリハノイバラ・ミヤコイバラ、どれもそっくり。
ノイバラに比べて、ツルンとした、けれどテリハノイバラに比べて薄い葉は両面とも無毛。
花柄に小さいとげのような腺毛が見えます。
たくさんの花をつけた枝には、盛りを過ぎてぴんくがかった花も交じっていました。
* フジイバラ? *
先日、四国瓶ヶ森林道付近で見た幹の太いノバラ。花はいつ頃になるのでしょう。ノバラ観察だけでも、興味は尽きない野歩きの楽しみです。
四国の樹木について教えてくださいました・・・森林総合研究所四国支所
倉敷のノバラについて教えていただきました・・・倉敷自然史博物館