ゴールデンウィークでにぎわう美観地区に出かけました。大原美術館本館では、コレクションテーマ展として、「名品たちの現代(コンテンポラリー)」開催中。
作品の制作年順に並べてあり、大変感慨深く見ることができました。(例外は、二階の南入口上のフレデリックの大作とエル・グレコ)。たとえば、1906年には、児島虎次郎25歳の「里の水車」(その時代の日本の農家の日常を描いた名品)、とシニャックや、モネ66歳の「睡蓮」がコンテンポラリー。明治の日本人の勢いや地方の小さな町にこんなコレクションを実現した虎次郎と孫三郎の力の奇跡も改めて感じました。お勧めです。
(中庭は今こんな展示)
そして、分館を中心に開催されているのは、「オオハラコンテンポラリー」。美術館が主体となって育てる21世紀のアートコレクションです。一緒に行った若者は、こちらの方がよほどおもしろい、と言っていました。なるほどなるほど~こちらも楽しい。
特に、蜷川実花さんの作品はよかった。花の写真をパネルで構成した作品なのですが・・・一見華やかなきれいな花。しかし!たいしたものでした、見に行ってください。
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倉敷の現在、新しいお店もたくさんできて観光のお客も多く、コスプレの人にも出会えるよいところです。