クリスマスでにぎわうショッピングモールの駐車場には、大きなヒマラヤスギが二本あります。クリスマスツリーに似合う整った形です。景気が良い時代なら、この木にも飾り付けをしてもっと気分を盛り上げたかもしれません。が、ひっそりと、堂々と、車の上に枝を広げて立っています。10年前までここは広い工場の敷地内で、残念な思いで遠目に眺めたものでした。それを思い出して、今日は近づいてみました。
もう一本にはこんな看板が
見上げると
ヒマラヤスギが好きなのは
そこにこんなものが落ちているからです。
シダ―ローズ。今まさにシーズン解禁(?)。周りに落ちている小指大、芋虫状物体は今年の雄花のあと。その真ん中に燦然と輝くバラの花のような松かさは、去年の雌花が成熟した姿の一部です。松ぼっくり全体は、握りこぶしより一回り以上大きな卵状で、木を見上げるとまだ上の方についています。卵の上の端がシダ―ローズとなってポロリと落ち、その後その下の松かさのひだが一枚ずつ剥がれ落ち飛び散ります。
今日は、落ちたての新鮮なシダ―ローズを5個拾得。うれしかった^^;(というようなことは、フェイスブックに書いても場違いと思うので、やはりなかなか「今何してる」と書けないでいます)
昔作ったシダ―ローズの壁飾り(ドライフラワーノート)を思い出しました。