WBCライト級29位
WBCライト級14位 OPBFライト級2位
OPBFライト級1位 日本ライト級2位
ランディ・スイコ(フィリピン)

長嶋 健吾(18古河)
28勝(24KO)4敗1分 35勝(17KO)3敗2分
石井選手が返上したタイトルを
前チャンピオンのスイコ選手と
石井選手に日本タイトルマッチで勝っている長嶋選手が争う。
長嶋選手が勝てば東洋太平洋スーパーフェザー級についで、
2階級制覇となる。
写真右側:迷彩色トランクスが右ジャブを伸ばす長嶋選手。
写真左側:白色のトランクスがスイコ選手。
1ラウンド:静かな立ち上がり、お互いにジャブで距離を探り合う。
長嶋選手が右ストレートをボディ、顔面に当てる。
スイコ選手は右ストレート単発ながらヒット。
(スイコ選手:9-10:長嶋選選手)
2ラウンド:スイコ選手がジリジリとプレッシャーをかける。
左フック、右アッパーの当たる距離。
長嶋選手は足を使わず右ボディブローから左フック。
(スイコ選手:10-9:長嶋選手)
3ラウンド:長嶋選手がスイコ選手の出るところへ右フック、
左ストレートを当てる。スイコ選手は前進するがヒットは少ない。
(スイコ選手:9-10:長嶋選手)
4ラウンド:長嶋選手が右フックをボディから顔面へ返す。
スイコ選手も追って右アッパー、左右フックを振るうが空振り。
(スイコ選手:9-10:長嶋選手)
オープン・スコアリング・システムであったので、
採点の発表があった。39-37でスイコ選手の優勢、
二者が39-37で長嶋選手。私は39-37で長嶋選手。
今回は日本のレフェリーだったが採点に加わらず、
ジャッジが2者=日本、1者=フィリピンと言う体制。
5ラウンド:ポイントでリードしている長嶋選手は足を使い始め、
左右でボディを攻める。スイコ選手は中には入れない。
(スイコ選手:9-10:長嶋選手)
6ラウンド:長嶋選手は右ジャブ中心に攻撃を組み立て、
ワンツー左ストレートがヒット。スイコ選手は追いきれず。
(スイコ選手:9-10:長嶋選手)
7ラウンド:長嶋選手のペース、右ジャブからワンツー。
スイコ選手は距離をつめて右アッパーを狙うが当たらず。
(スイコ選手:9-10:長嶋選手)
8ラウンド:長嶋選手が右ジャブから左ストレートをボディへ。
スイコ選手は前進するも有効打を奪えない。
(スイコ選手:9-10:長嶋選手)
ここで
オープン・スコアリング・システムの採点の発表。
77-75、79-73が二者で長嶋選手。私は79-73で長嶋選手。
9ラウンド:長嶋選手が足を使いスイコ選手の周りを回る。
右ジャブから左ボディブロー、左フックを顔面に。
スイコ選手は顔面への攻撃が多くしかも空振りが目立つ、
ヒットは右アッパー単発。
(スイコ選手:9-10:長嶋選手)
10ラウンド:スイコ選手が左フック、左アッパーを当てるが、
長嶋選手が左ストレートを強烈に返す。スイコ選手が追うが、
長嶋選手の足は止まらず。
(スイコ選手:9-10:長嶋選手)
11ラウンド:スイコ選手の左フックが当たると長嶋選手はクリンチで逃げ、
さらに足を使って間を取ると、左ストレートから右フックと逆襲。
(スイコ選手:10-10:長嶋選手)
12ラウンド:長嶋選手は足を使って逃げる。
スイコ選手は捕まえられない。
(スイコ選手:10-10:長嶋選手)
私の採点では、119-111で長嶋選手の勝利。
公式採点は、フィリピンのエセサリオが115-113、
福地と山田が118-110、
3-0の判定で長嶋選手が新チャンピオンとなった。

≪ 関連記事 ≫
東洋太平洋ライト級タイトルマッチ スイコ

石井戦
日本ライト級タイトルマッチ 長嶋

伊藤俊介戦
日本ライト級タイトルマッチ 長嶋

久保田戦
日本ライト級タイトルマッチ 長嶋

石井戦
長嶋建吾、世界前哨戦? 長嶋

ジムレックス・ハカ戦
小堀佑介 特別スパーリング 長嶋

小堀戦