2020年公開の作品、タイトルはヒンディー語で「ピーマン」。
舞台となったシムラーともかけてるようだ、
2015年に撮影されていたのだが購入元がなかった為、
公開が遅れたようである。
<ストーリー> ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book_mov.gif)
舞台はヒマーチャル・プラデシュ州の州都シムラー、
アビィ(ラージ・クマール・ラーオ)にナイナ(ラクル・
プリート・シン)が告白する。アビィはてっきり自分に
気があると思っていたのだが・・・。ナイナが口を開く・・・
私の母親があなたに恋をしていると・・・。絶句するアビィ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/55/804e420623045409b9a1d7649d0eaef2.jpg)
1ヶ月前・・・家族でシムラーを訪れたアビィはナイナを
見かけて一目惚れ。家族もナイナをとても気に入る。
アビィは家族を先に返して自分はシムラーに残る事にし、
ナイナのカフェの開店スタッフに応募し採用される。
ナイナは母ルクミニ(ヘマ・マリニ)と二人暮らし。
父親が若い愛人を作り出て行ったためナイナは離婚を勧めるが、
ルクミニは夫をまだ愛しており離婚できないでいる。
ナイナのカフェは内装が進んでいなかったがアビィが友人と
完成させた事から2人は友達になる。アビィはナイナの事を
好きだからした事なので複雑な気持ちになる。
アビィは想いを伝えるため匿名の手紙を書いて告白するが、
ナイナはそれを母親へ送り父親の事を忘れさせるために利用する。
ルクミニは差出人を探し始める。アビィは自分の気持ちが伝わったと
勘違いしてナイナの家に花を届けるが、ナイナは困惑し、ルクミニは
手紙の差出人が届けてくれたと解釈する。アビィは自分の手紙を、
ナイナが利用しルクミニへ送った事を知りショックを受ける。
ルクミニは手紙の差出人を見つけて結婚すると言い始める。
そしてナイナが書いた手紙をアビィが自宅のポストに入れた所を
見つけたルクミニは後をつけナイナのカフェにたどり着く。
ナイナは愛人を作って出て行った父親に未練があるルクミニに
前向きに離婚して自分の人生を歩く勇気を出して欲しいがために
やった事である。冒頭のシーンに続く・・・。
ナイナはアビィに数日間、母親の恋人役を演じて欲しいと頼む。
ルクミニはアビィを紹介するために父親と愛人を
ナイナのカフェに呼ぶ。アビィは酔っぱらって登場する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/04/4598c02543eaca26d323427fb65191be.jpg)
絶句する夫、ルクミニは愛人に歳を聞くと27歳だった。
アビィの歳を聞くと26歳・・・。さらに愛人に学歴を問い、
これ見よがしにアビィの学歴を披露する。
これね、インド人は普通にやる。自分の身内自慢。
相手方と比較して優越感に浸るのがインド流。
初対面でマウンティングするの。
さらにラブラブぶりを見せつけるルクミニ。調子に乗った
アビィはナイナを娘呼ばわりする。ルクミニは離婚届を渡す。
旦那と愛人も眉をひそめていたけど、さすがにやりすぎ。
満足げなルクミニだがアビィは消沈。ナイナはアビィに謝罪する。
しかしどんどんその気になっていく母親に芝居だとは、
言い出せないナイナ。
アビィの家族が様子を伺いにシムラーに来たためアビィはナイナに
芝居を依頼しナイナはお返しに快諾する。ナイナに会った家族は
ナイナの家族にも会いたいと言う。ところがルクミニは(当然)
花嫁の衣装で現れる。(インドでは花嫁は赤色の衣装を着る。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ed/62db19837e326cfc182dfc0f1addc315.jpg)
当然、娘の方と結婚すると思ってたら母親の方だったら、
怒りを通り越して卒倒するなぁ・・・・。インドでは、
花嫁の方が年上と言うのも、ほとんど聞かないし、
花嫁が倍以上年上でしかも再婚と言うのは100%ない。
ルクミニはこの年でアビィと結婚するなんて恥ずかしいけど、
それを許してくれるあなた方は良い人たちなのでしょう。と言う。
ナイナとアビィはルクミニの発言のたびに何とか誤魔化す。
アビィの家族はおかしいと思いながらもルクミニは病気だと、
聞いていたので納得する。
困ったアビィは黙ってシムラーを去る事にするが、
ルクミニが現れる。謝罪するアビィにルクミニは伝える。
みんな解っていたと、ナイナの事を愛している事も。
ルクミニが去った後、ナイナが駆けつけ感謝と謝罪の言葉は、
告げたが・・・お互いに想いを告げぬまま・・・。
しばらくしてナイナはアビィから結婚式の招待状を受け取り、
驚いたナイナは結婚式を止めさせようとアビィの家に行く。
それはルクミニが仕掛けた芝居だった。ナイナとアビィは、
お互いの気持ちを確かめ結婚式を挙げる。
ラブレターの主が自分の娘と同じ位の年齢の男性だとして、
気は確かかな?と思うけど本気だと思う事はないなぁ。
同級生の母親と結婚した野球のP選手が有名だけど。
ちなみにヘマ・マリニはダルメンドラの奥さんで、サニー、
ボビー、イーシャ・デオルの母親、当時67歳!!でも、
流石ちゃんと踊ってた。ラージ・クマル・ラーオが31歳。
なお、ダルメンドラが最後の結婚式シーンに特別出演している。
アビィは何故か?元日本大使館の通訳者と言う設定なのだが、
途中で日本人カップルが喧嘩をしているシーンで、
「やめてください。」と変なイントネーションで一言だけ話した。
これは日本大使館の通訳者が聞いたら気分を害するだろう。
日本大使館の通訳者でなくても・・・・であるが。
ホントにやめて欲しかった。
シムラーは標高2000mでかなり寒いのだが、ナイナがいつも
ミニスカートに露出の多いトップスを着ているのが気になった。