カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

2020年・・・ゆく年。

2020年12月31日 22時29分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

今年もあとわずか。

3月25日にコロナの影響でロックダウンになるまでは、
仕事もいい感じになって来たと思っていたのだが、
まさかこんな事になるとは思っていなかった。

正直言えば、2~3か月もすれば元に戻ると予想していた。
しかし5月になり、あ・・・これは年内はダメだなと思った。
そして10月・・・こりゃ春、もしかするとGW・・・
と個人的には諦めにも似た予測を立てた。

ほぼ毎日ヨーガを行い、ヒンディー語映画を観る。
これが1日の行動である。

1週間に2・3回買い出しに行く他はほぼ引きこもりだが、
購入代行だったり、バーチャルツアーの下見だったり、
不動産の紹介だったり、仕事がらみでの外出もあった。

インド人の友人に会ったのが10回ほど、ちい散歩は2回、
食べ歩きが2回、映画は1回。日本人は3人しか会っていない。

2020年を表す漢字は「密」と発表されたが、
あぁ密●酒の密ね・・・・などと、思ったのは私だけだろう。

私的には「考」を挙げたい。
結論が出た事も出ない事もあるが、
私なりによく考えたと思う。

で、とりあえず飲む・・・。密ね。(爆)

今年も見ていただいてありがとうございました。
ほぼほぼインド映画ブログと化してしまったが、
おそらく2021年もインド映画ブログだと思います。

ちなみにロックダウン後の記事は、映画が225本、
デリーNCR48本、カレー5本、北インド4本、インド1本。

それでは良いお年をお迎えください。

我が家のごきぶりホイホイにかかった小ネズミ。

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【インド映画】 ~ハウスフル2~

2020年12月30日 22時03分59秒 | 映画 / MOVIE

2012年の作品、タイトルは「家いっぱい2」。
2010に公開された「ハウスフル」の続編。シリーズ4まで
公開されているが、私的評価だが・・・初回がくだらなかったので、
観ていなかった。いい機会なので観る事にした。
1998年のタミル語ドラマ「カーターラ・カーターラ(愛)」、
マラヤーラム語映画「マッチュペッティ・マチャン」のパクリらしい。

ちなみに兄弟役の兄ランディールと弟リシは実生活でも兄弟で、
父親はインド映画界では超有名なラージ・カプール。

キャスティングもカプール兄弟の他、主役のアクシェイ・
クマール、リテーシュ・デシュムク、ジョン・アブラハム、
脇役のジョニー・リバー、ボーマン・イラーニなど豪華。

男女各4人が入り乱れての恋愛コメディで関係が複雑。
どうもヒンディー語映画の恋愛コメディはこういう傾向が強い。

  <ストーリー> 

ヒーナ(アシン・トータンカル)とボビー(ジャクリーン・
フェルナンデス)は従姉妹であるが仲が悪く、サーカス団を訪ね
動物保護法をかざして議論(口喧嘩)を始める。

2人の父親チントゥ(リシ・カプール)とダブー(ランディール・
ラージ・カプール)は異母兄弟でお互いを憎み合っており、
母親スウィーティ(スパルナ・マルワー)とドリー(ニール・コーリ)も
同様で、隣同士に屋敷を構えているが家族同士でいがみ合っている。

チントゥはヒーナに、ダブーはボビーに最高の花婿を見つけるため、
結婚カウンセラーのパスタ(チュンキー・パンデー)に依頼する。

パスタはチントゥにババニ(ヴィレンドラ・サクセナ)の息子ジャイ
(シュレヤス・タルパデ)を紹介する。ババニは大きな声を聞くと、
心臓発作を起こしてしまうのだが、チントゥがジャイが正妻の
息子ではないと誤解し罵声を浴びせた事で入院してしまう。
それを聞いたジャイはチントゥに復讐する事を誓う。

ジャイは億万長者JDの息子で友人のジョリー(リテーシュ・
デーシュムク)をヒーナの花婿としてチントゥの元に差し向け
ようとする。ジョリーはGFのジェロ(ザリーン・カーン)を
父親に紹介しようとするが父親が決めた許嫁がおり許されない。
ジョリーはジャイの依頼に対して友人のマックス(ジョン・
エイブラハム)を身代わりに立てる。

ジャイは偽ジョリーのマックスの運転手としてチントゥの家に
行くが間違って隣のダブーの家に行ってしまう。失敗に気付いた
ジョリーはサニー(アクシェイ・クマール)を身代わりにし、
チントゥの家に送り込む。マックスとサニーは犬猿の仲なので、
顔を合わさせないようにジャイはマックスと一緒にダブーの家に、
ジョリーはサニーと一緒にチントゥの家に滞在するが、
塀を挟んで両家は大げんかとなる。

ある日、クルーズに行ったマックスとボビー、サニーとヒーナだが、
間違って麻酔薬を嗅いでしまい4人は救命ボートで無人島に流れ着く。
マックスとサニーは決闘になるが滝に落ちてたどり着いた所が、
無人島の裏側はジョリー所有のリゾートだった。
二人は仲直りし芝居をしながらボビーとヒーナの所へ戻る、
ボビーとヒーナも仲直りしていた。

家に戻ったマックスとボビー、サニーとヒーナは婚約する。
サニーとヒーナが連れていかれた先はジョリーの屋敷だった。

サニーとジョリーはジョリーの父親に芝居をうつ。勝ち誇った
チントゥはダブーに電話するとダブーはマックスとボビーを連れ、
ジョリーの家に行く。サニーとマックスはお互いを正妻の息子
ではないと説明する。

そこへジョリーのGFのジェロもやって来る。さらにジョリーの
父親の古い友人パテル(ボーマン・イラーニ)が娘のパルル
(シャザーン・パダムゼー)を連れジョリーと結婚させるために
ロンドンからやって来てしまう。空港に迎えに行ったジョリーと、
ジャイだが、パルルはジャイの想い人だったため、ここでもジャイを
ジョリーだとして紹介し芝居を続ける。

本物のジョリーと偽物3人に花嫁が4人。サニーはマックスと一緒に
自分の父親に会いに行く。父親は詐欺や泥棒はしても人の心を
壊してはならないと説き、二人はヒーナとボビーに真実を告げ、
そしてジャイにお金を返す。ヒーナとボビーは二人を許す。

結婚式当日、4組の新郎新婦が揃った。花婿の顔は隠されており、
誰が本物のジョリーなのか判からない。一人ずつ顔を披露していく。
ヒーナはチントゥに自分の結婚がお金のために利用された事を非難し、
チントゥとダブー一家は仲直りをする。

パテルはJDがジョリーとパルルを結婚させようとしていると
思い込みJDがその昔、強盗団のボスであった事を暴露する。
JDは銃を持ち出し撃ち始める。JDの上にシャンデリアが
落下する所をサニーが助けると、JDは全員を許す。

 いつもながらの大混乱で幕引きとなる。
 お金や名誉ではなく愛だ!と言う事がいいたかった映画かな。

 1人2役は良くあるが、4人で1人役と言うのは珍しい。
 内容はないのだが、期待よりは面白かったかも。

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【インド映画】 ~ビナ・ブラーエー~

2020年12月29日 22時07分59秒 | 映画 / MOVIE

2019年の短編映画(15分程度)。
タイトルはヒンディー語で「連絡なし」。

映像シーンとナレーションが掛け合いとなっている。
ナレーションが主人公の心の中を見透かしているようでもあり、
進むべき道を示しているようでもある。
父親は登場しないがナレーションはナズウッディーン・シャー。

  <ストーリー> 

父親の一周忌を迎えたサイ(イラ・ドゥベイ)は、
メイドが揚げたプーリ(揚げパン)を食べている。

父の書斎でサイは「暗号」と表紙に書かれた詩集を見つけ
読み始める・・・そこへ突然、元カレのヴィクラント(アルフィ・
ランバ)が訪ねて来て、ずうずうしく食事を要求する。
サイはシャイリ(ディルシャード・パテル)の近況を尋ねる。

サイがヴィクラントとシャイリがキスをしていたところを目撃し
二人の関係を知り、ヴィクラントと別れたらしいのだが、
ヴィクラントは酒の上での事だと言い復縁しに来た様子。
サイはヴィクラントに取り合わず追い返す。

翌日、サイが電灯を修理をしているとシャイリが訪ねて来る。
シャイリはヴィクラントとの関係を認め説明するが、
サイは誰の事も信用できない、と話す。

サイはメイドが食品をくすねているのではないか?と疑い、
キッチンにカメラを仕掛け撮影しながら、家で仕事をする。

詩集(父親)はサイに語りかけてくる。
サイはヴィクラントを許す。

 サイの置かれた現実と父親の書いた空想の世界がクロスし、
 心を乱されているサイが自分を取り戻していく。
 正直言うと、それしか良く解らなかった。

 メイドが食品をちょろまかす、と言うのはインド人家庭でも、
 珍しくない事で、まぁメイドを雇えるくらいの経済力があれば、
 食品の値段など大した事ではないのかもしれないが、
 金額の大きい小さいと言う問題ではなく、盗みは盗みである。
 使用人を雇う時は慎重に・・・・・。

 サイはヴィクラントを許すのだけど、浮気は基本的に治らないし、
 何よりもシャイリもお互いの知り合いと言うところが問題。
 身近な所で関係するような人間は信用できない。
 私は二人と縁を切るのが将来的にも正しい選択と思う。
 繰り返すのではないかと言う不安と闘うのもツライし。

 作品的には評判がいいようだが、私は内容的には甘いな、
 と感じた。

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【インド映画】 ~アーンケン~

2020年12月28日 22時03分59秒 | 映画 / MOVIE

2002年の作品、タイトルはヒンディー語で「目」。

アミターブ・バッチャン演ずる銀行員が銀行に復讐するために
3人の盲人を訓練し銀行強盗をさせると言うストーリー。
アルジュン・ランパールが出ているのでずっと観たかった作品。
アクシェイ・クマールとパレシュ・ラワルと言う豪華キャスト。

パレシュの芸達者ぶりが際立つ他、動きは少ないながらも
アミターブの存在感は大きく、アクシェイも他では見た事がない、
抑えた演技の中にも光があり、アルジュンは目立つシーンは
少ないが(まぁ顔が良いから良しとする)、個性のある4人を
まとめるスシュミタも良いが結末が・・・謎。

  <ストーリー> 

ビジェイ(アミターブ・バッチャン)は結婚もせず人生の全てを、
銀行業務に捧げて来たがために周りには厳しすぎ敵もいた。
ある日、窓口の行員が顧客の紙幣を1枚ちょろまかしたのを目撃し、
その場で激しく殴打した事で首になってしまった。

 日本であれば裏に呼んで咎めるか、警察に届けるかであるが、
 その場で必要以上に殴る蹴る・・・は、いかん。が、
 盗人を懲らしめたのに首にするのは・・・

ビジェイは銀行に復讐するため強盗の計画を立て、何通りもの
やり方でシュミレーションをするが名案は見つからなかった。
ある日、盲学校でネハ(シュスミタ・セン)の指導の下、
生徒たちが見事なパフォーマンスを披露するのを見る。
そして盲人を使って銀行強盗を企てる事を考え付いた。
盲人が犯人とは誰も想像だにしない。

ビジェイはネハの弟を人質にして取引を持ち掛ける。3人の盲人を
銀行強盗を行わせるために訓練すれば分け前を渡すと。

1人目は少年時代サッカー選手だったアルジュン(アルジュン・
ランパール)。2人目は音楽を弾き語るイリヤス(パレーシュ・
ラワル)、3人目は第六感の持ち主ヴィシュワス(アクシェイ・
クマール)。

ビジェイは3人の盲人を雇いネハに訓練させるための施設へ
連れて行き、自分はその様子を見守っていたが、ヴィシュワスは、
ビジェイの存在に気が付いていた。脅されているネハが目的を
銀行強盗だと告げると、アルジュンは拒絶する。ビジェイは
ネハに説得するよう指示し、イリヤスとヴィシュワスも
大金を得るか死かの選択を迫る。

銀行を模した施設で訓練が始まる。まずは行内を熟知し、
日にちを重ねていくうちに三人に連帯感が生まれてくる。
しかし全員が盲人のため限界を知ったビジェイは、
銀行が新しいビルに移転する日に儀式を行い自分とネハも
作戦に加わる事を計画する。そして予行練習は成功する。

当日、予定通りに作戦は始まったが、途中で予期せぬ事が起き、
ビジェイが修正しなんとか宝石の入った箱を奪う事に成功した。
だが予定が狂い運転手を拉致してしまい、ネハと落ち合う事が、
できないまま訓練施設へ戻りイリアスは単独で宝石を持ち去る。

ビジェイはネハと落ち合い訓練施設へ戻り、逃げようとした運転手を
射殺する。イリアスは逃走する際に市民に顔を見られており、
似顔絵を元に指名手配されてしまう。

イリアスは泥酔し施設に戻ってくるが体調が悪くなり、
ヴィシュワスとアルジュンが医者を呼びに行っている間に、
二階から落ちて死んでしまう。ネハが3人を巻き込んでしまった
事を悲観し自殺したところへヴィシュワスとアルジュンが戻る。
ビジェイは2人に取引を持ち掛けるが断られ乱闘になる。

そこへ警察がやってきてビジェイはイリアスとネハの死体を前に
ネハが首謀者と言い訳をし、ヴィシュワスとアルジュンを売るが、
2人が盲人だと知った警察は銀行を襲う事が出来るわけがない、
と決めつける。

ネハの弟を救い出したヴィシュワスとアルジュンは、
イリアスの残した楽器の中に宝石が隠されているのを発見する。
ネハの弟を学校に入た二人は列車に乗る・・・ヴィシュワスが
ビジェイの気配を感じとる。ビジェイは警官を買収し、自分を
首にした頭取を逆に刑務所に入れていた。

 監禁されているネハの弟が最後の開放シーンまで出て来ず、
 しかもどうやって開放されたかも不明・・・・。
 そして宝石を手に入れていないビジェイが警察をそうやって、
 買収したのかも不明・・・・。

 ネハが自殺するのも幼い弟を残して?と謎である。

 3人の盲人が強盗に加担する動機も、ただ脅迫されていただけ
 と言うのも不可解である。が、3人が訓練されて行く様子、
 予行練習と当日の予期せぬ出来事とそれを修正していくビジェイ、
 それでも修正不可能であった箇所と結果、盲人が故に(見えないため)
 アドリブが聞かない所など、後半はやっつけ仕事に見えてしまった。

 女装する役に長身のアルジュンがキャスティングされたのは、
 かなり違和感があるのと、パレシュとアクシェイに比べると、
 ほとんど個性や特徴のない第3の男役であったのも残念だった。

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【インド映画】 ~ダバング2~

2020年12月27日 22時09分59秒 | 映画 / MOVIE

2012年の作品、タイトルはヒンディー語だと「横暴」だけど、
邦題も英訳も「大胆不敵」である。

2010年の「ダバング」の続編。インドでは警察官物は人気があり、
シリーズ化している物も多い。やはりここでもサルマンの実弟
アルバーズが異父兄弟役で出演している。

インド映画のシリーズ物としては珍しく、主演のサルマン・カーン、
弟のアルバーズ、義父のヴィノッド・カンナー、妻のソナクシ・
シンハなどキャスティングも役柄設定も同じ。

  <ストーリー> 

母親と一緒に帰宅途中の男子が誘拐され身代金が要求される。
誘拐犯のアジトに壁をぶち破って派手に登場したパンデー
(サルマン・カーン)は一人で悪党をやっつけ男子を救出する。
そして身代金をお礼に頂いてしまう。

 この辺が普通の正義の味方と違う所で、私は前作を観た時、
 本当は悪人じゃないか?と思っていたのだった。

パンデーはカンプールの警察官で妻のラジョ(ソーナム・カプール)、
異父兄弟のマッキ(アルバーズ・カーン)、継父(ヴィノッド・
カンナー)と暮らしている。

政治家タクル(プラカシュ・ラージ)は悪事を行うためには、
パンデーが邪魔であるため義父を脅迫する。義父はパンデーに、
家族の安全のためにタクルに干渉しないように忠告する。

タクルの弟ジェンダは想いを寄せてる女性の結婚式に乗り込み、
拳銃で脅して誘拐しようとするがパンデーが現れ説得するが、
言う事を聞かなかったために殺害してしまう。

タクルはパンデーに復讐を誓う。子供ができたパンデーだが、
タクルは寺院に詣でたラジョとマッキを襲い、ラジョは流産し、
マッキも負傷してしまう。怒り心頭のパンデーは一人でタクルの
所に乗り込み全員をやっつけてしまう。

しばらくの後・・・生まれた子供を家族でかこむパンデー一家。

 サルマンは若い男性に人気があるので(たぶん女性にも人気ある)、
 サルマン兄貴が大活躍すれば内容は二の次なのである。

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【インド映画】 ~デー・ダナー・ダン~

2020年12月26日 22時05分59秒 | 映画 / MOVIE

2009年の作品、タイトルはヒンディー語で「どんどん与えて」。
2000年のハリウッド映画「スクリュード」と、
マラヤーラム語映画「ヴェッタム」のモチーフを使用している。

コメディ俳優のパレシュ・ラワルとジョニー・リーバーの二人が
共演しているという豪華なコメディ映画。主役もアクシェイ・
クマールとスニル・シェッティ、カトリーナ・カイフと豪華。
アクシェイ・クマール、スニル・シェッティ、パレシュ・ラワルは、
2000年の「ハラ・ペリ」と同じ顔合わせ。

コメディのエンディングはお決まりで一か所に大勢集めて、
どたばた・・・・と強引なる幕引き。

  <ストーリー> 

ニティン(アクシェイ・クマール)はシンガポールの資産家マダム・
クルジート(アルチャナ・プラン・シン)の屋敷で使用人として
働いているが、マダムの愛犬ムールチャンドとは仲が悪く、
いつも仕事の邪魔をされている。



ラーム(スニル・シェッティ)は10年前に中国映画に出演するため、
やって来たがオーディションに落ちて宅配便の仕事をしている。

ニティンのGFアンジャリ(カトリーナ・カイフ)とラームのGF
マンプリート(サミーラ・レッディイ)は共にお金持ちである。

 シンガポールなので宅配便の運転手と資産家の娘が知り合う事は、
 あるかもしれないが結婚はないだろう。シンガポールであっても
 使用人と資産家は知り合う事も対等に付き合う事もないだろう。
 理由は使えるお金の違いから行動エリアが一致しないからである。

銀行家のチャッダ(パレシュ・ラワル)は資金繰りに苦慮し、
息子ノニーの結婚相手の持参金をあてにしている。そこに
アンジャリの父親カッカド(ティンヌー・アナンド)が、
やって来てアンジャリを嫁にと話す。チャッダは期待するが、
アンジャリはノニーにBFがいると話し破談になる。

チャッダはカジノでマンプリートの父オベロイ(マノジ・ジョシ)
に会うとオベロイがシンガポールでも有数の資産家と知り、
ノニーとマンプリートとの縁談をまとめてしまう。

マンプリートは結婚が決まった事をラームに伝える。
アンジャリはニティンに愛想をつかし、失意のニティンは
自殺しようとラームの車の前に飛び出す。ラームはニティンを
元気づけ二人はお金を得るためにマダムの愛犬を誘拐し、
身代金を奪う計画を立てる。(絶句!)なんとか誘拐したが、
途中で逃げられてしまう。愛犬はマダムの元に戻ったが、
二人は気付かないままマンプリートの結婚式が行われる、
パシフィックホテルに宿泊する。

翌朝、マダムは家が荒らされニティンの姿はなく壁に書かれた、
身代金要求の文章を見てニティンが誘拐されたと警察に届ける。
新聞を見た二人は犬が逃げ、ニティンが誘拐された事になってる
事を知る。マダムは身代金支払いを拒否するがインド人従業員が
ニティンを助けるためストライキしたために仕方なく応じる。

ムーサ(シャクティ・カプール)は妻を捨ててダンサーと
結婚するためにパシフィックホテルへ行く。それを知った妻の弟は、
遺産を手に入れるために殺し屋(ジョニー・リバー)を手配する。

ニティンとラームはマフィヤに頼みニティンの身代金を頂くため、
代わりの死体を用意してもらう。ニティンはアンジャリの父親に
追われて逃げ込んだ部屋のクローゼットに閉じ込められてしまう。

チャッダ家とオベロイ家の一行もホテルに到着する。
アンジャリの父親は結婚が破談になった恨みを晴らすため、
チャッダ家より先に結婚式を挙げようとホテルに乗り込む。
殺し屋もホテルに行くがターゲットは見つからない。
チャッダの銀行の小切手の不渡りで被害届が出ており
警官が逮捕に来る。ムーサの愛人もホテルに来る。
アンジャリもニティンに呼ばれてホテルに来る。

 パシフィックホテルに全ての関係者がやってきて大混乱。
 そして、ここまでで、まだ前半である・・・・。

ラームはニティンがいる部屋を探すがどこだか判らない。
関係者同士が相手を間違えて接触したり、赤の他人に
なりすましたりして入り乱れる。★中略★

混乱に乗じてニティンは逃げラームと合流し身代金を受け取るため、
マダムに連絡するが警察が駆けつける。ニティンは記憶喪失を装い
病院に入院する。受け渡しに行ったトラックの荷台に殺し屋が落下
していたため誘拐犯として指名手配されてしまう。

病院から逃げたニティンはラームと一緒にホテルへ戻る。
ニティンが依頼した身代わりの死体が届くがもはや不要。
身代金、結婚の持参金を追う全ての人が屋上へ向かうと、
貯水タンク内で殺し屋が仕掛けた爆弾が爆発してしまい
鉄砲水が全員を押し流す。

全てが水の泡となったニティン、ラーム、アンジャリ、
マンプリーとはそれぞれの道を歩く事に決める。
・・・・が、身代金の詰まったトランクをニティンが
見つけた所でエンディング。

 いろんなエピソードがぎっしり詰まっており、
 豪華なキャスティぐもあり、前半だけでも内容が濃く、
 得した気分になった。ホテルに全員が終結した後も、
 それぞれ展開があり面白かった。

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【インド映画】 ~アクション・ジャクソン~

2020年12月25日 21時56分59秒 | 映画 / MOVIE

2014年の作品。ヒンディ語は歌詞などでも文章の語尾で
韻を踏む事が多いので、アクションとジャクソンで韻を踏んで
いるだけで意味はないと思われる。知らんけど。

アクションシーンで日本刀を使ったり、刺青が漢字だったり、
音楽にお囃子風な掛け声が入ったり、日本を意識した箇所があったが、
映画の内容は日本とは全く関係がなかった。

アジェイ・デーブガンが一人二役。

  <ストーリー> 

ホテルで真面目に働くヴィシ(アジェイ・デーブガン)は
1週間の休暇をもらいムンバイへ戻る。しかしその実態は不良に絡まれ、
やっつけたり、仲間と出かけたショッピング・センターでは、
試着室で全身に新品を着たまま帰るという大胆な手口で万引きを
するようなケチな男であった。

一方、クシ(ソナクシ・シンハ)は友人と映画に行くが満席だったり、
通勤途中でコケたり、やることなす事がついていなかった。
ショッピングセンターで万引きの現場をクシに見られたヴィシは、
クシに一目ぼれしてしまう。

ある日、母親がクシにアメリカに住む男性との縁談を勧めるが、
クシもヴィシの事が気になっており、友達が写真を元にFacebookで
居場所を突き止め告白する。

ニュージーランド:ヴィシがムンバイにいる事を知った男は、
ギャングに連絡する。ムンバイ警察にも連絡が入りヴィシは
危険人物として逮捕されギャングに引き渡される。ヴィシは
1人でギャングを全員やっつけ自宅に戻る・・・・そこへ・・・
もう一人のヴィシが戻って来る。

実は・・・ギャングをやっつけたのはヴィシとそっくりの
ジャイであった。ジャイの方はヴィシを知っており経緯を話す。

  

ジャイはバンコク拠点のギャング:ザビエル(アナンダラージ)の
右腕の殺し屋で、誘拐されたザビエルの妹マリーナ(マナスヴィ・
マナガイ)を救った事で惚れられてしまう。

 ここでも女性は助けた男に惚れる法則が・・・。

ジャイにはアヌーシャ(ヤミ・ゴータム)と言う妻がいたため、
マリーナの申し出を断ったのだが、マリーナは精神を病んでしまう。
ジャイはザビエルと絶縁してアヌーシャとニュージーランドへ行く。

アヌーシャは妊娠したが、ザビエルはアヌーシャを襲わせ重傷を
負わせてしまう。ジャイはアヌーシャと子供を助けるために、
ムンバイに来ていたのだった。

ジャイは手術の時間を稼ぐために、ヴィシに自分になりすまして、
バンコクのザビエルとマリーナの前に現れて欲しいと依頼し、
ヴィシは同意する。ジャイはザビエルに電話しマリーナと結婚する
ためにバンコクに向かうと告げる。

ヴィシは友人のムサと一緒にザビエルと会い、ジャイになりすます。
クシはヴィシに会いに行きジャイをヴィシだと思い込む。
全ては上手く行っていたが、警官がムンバイ市内でジャイを見かけ、
ザビエルに連絡したため、ジャイは警官を始末する。クシはジャイの
後をつけたどり着いた病院でジャイから真相を聞く。

アヌーシャは赤ちゃんを出産する。

ザビエルはムサを拷問し、ジャイがヴィシである事を聞き出す。
手下を使ってジャイの居場所を突き止めアヌーシャと赤ちゃんを
誘拐しバンコクへ連れて来る。ところが・・・ヴィシとジャイは
入れ替わっており、バンコクにいる方がジャイだった。

ジャイはザビエルとマリーナ、手下を格闘の末に倒し、
親子3人、ムサと共にインドへ戻る。
空港へ出迎えるヴィシとクシ。

 確かにジャイが自分でバンコクに行った方が良いわね。
 ギャングの所に素人が行ったら危ないし、これまでの経緯も
 知らないヴィシが行っても役に立たないし。

 アジェイ・デーブガン一人に、ソナクシ、ヤミ、マナスヴィと
 美女3人は豪華だった。

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【インド映画】 ~グル・マカイ~

2020年12月24日 21時50分59秒 | 映画 / MOVIE

パキスタンの女性教育活動家で17歳でノーベル平和賞を受賞した
マララ・ユサフザイ(1997年~)の伝記で2020年の公開。
タイトルはマララがBBCブログへ投稿したペンネーム。

マララ役はオーディションでバングラデシュ人の16歳の少女が
選ばれたが安全確保のため情報は守られていたにもかかわらず、
反対勢力から攻撃を受けたため、リーク・シェイクに変更された。
撮影当時13歳にしてはずいぶん大人びている。

映画は2007年から銃撃される2012年までの話である。

  <ストーリー> 

2007年パキスタンのスワット谷のミンゴラと言う、
マララ(リーク・シェイク)の住む集落にタリバンがやってきて
真のイスラム教徒とはと演説し住民から装飾品を集める。

別の集落ではイスラム教徒らしからぬ服装をしたり、
食事をしたり、物を所持している人を殺してしまう。
TVを壊し、英語の本や教科書を燃やし、教師を殺し、
違反者は女性でも容赦なく鞭で打つ。

勉強が好きなマララは女学校を経営する父ジアウッディーン、
母トール(ディヴィヤ・ダッタ)、弟と暮らしていたが、
女性に対する教育は無期限で停止されてしまい恐怖に怯える。

2009年11歳のママラはBBCのウルドゥ語ブログに、
グル・マカイと言うペンネームで投稿を開始する。
スワット谷の惨状や女性への教育の必要性や平和について書き、
メディアから注目を集める。

タリバンがやってくると村人達は安全な場所に移住し、
そしてタリバンが去ると戻ると言う生活。メディアに出演する、
父と娘は脅迫される。

2012年、学校から帰るバスが襲撃されマララは頭部に2発の
銃弾を受けるが命を取り留める。
その後のマララの世界的な活動が写真をバックにナレーションされて、
エンディング。

 気になったところ・・・マララの家がかなり豪華だった。
 周囲の雰囲気からして近代的な家や設備があるのだろうか?と
 思った。銃撃されて運び込まれた病院も近代的だったので、
 どちらも本物だとしたらスワット谷のミンゴラと言うところは
 かなり都会である。周囲の風景は田舎だったけれど。

 間に戦闘シーンがあるのだが、タリバンとパキスタン国軍との
 戦闘ではないかもしれない。

 マララが母親に自分の名前の由来を尋ねるシーン、
 アフガニスタンの英雄マラライにちなんでいると聞き、
 納得するのだが、そうだったんだね。

 「私はマララ」は観ていないが、それより短い間の話のようだし、
 内容も薄いように思う。

 当然であるが全イスラム教徒がテロリストではない。この映画から
 解るようにパキスタン人全員がイスラム教至上主義者ではないし、
 同じイスラム教徒であってもタリバンの思想に合わなければ、
 殺されてしまうのである。

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【インド映画】 ~タナジ~

2020年12月23日 22時03分59秒 | 映画 / MOVIE

2020年の歴史的作品、タイトルは1600年代に実在した
主人公の名前。タナジ・マルサレはデカン高原にあった
ビジャープル王国から独立したマラーター王国の初代君主
チャトラパティ・シヴァージーの軍事補佐官であった人物。

時代背景:1647年のムガル帝国は第5代シャー・ジャハーン、
1664年は第6代アウランガゼーブが皇帝であった。
マラーター王国はデカン高原のマハラシュトラ州、カルナータカ州、
アンドラ・プラデシュ州、テランガナ州、タミルナドゥ州辺りに
かけて繁栄した。マハラシュトラ州でシヴァージーは英雄である。

もともと敬虔なヒンドゥー教徒であったシヴァージーは
イスラム至上主義のアウランガゼーブの統治には合わなかったが、
1666年に面会した時、見下されたため関係は最悪となった。
1674年にシヴァージーはマラーター王国を興した。

実際の歴史をちょっと調べたところ若干違う箇所もあったが
まぁどちらが正しいとは言えないので映画のための脚色とする。

タナジ役のアジェイ・デーブガンと妻サヴィトリ役のカージョルは
実生活でも夫婦である。インド映画では夫婦共演は良くある。

歴史物の良いところは衣装が豪華絢爛であるところである。
踊りも古典的、伝統的である。時代を感じるのは戦闘シーンや
城や宮殿のシーンにCGが多かった事。確かに規模を考えたら、
予算的に造れないけどイラストをバックにしてるみたいで残念だった。

  <ストーリー> 

1647年、少年時代のタナジに父カロジが剣術の稽古をつけている
シーンから始まる。タナジはめきめきと腕を上げていく。
ある夜、ムガル帝国の兵が攻めてきてカロジは命を落としてしまう。

1664年、デカン高原ではシヴァージ(シャーラド・ケルケル)が、
勢力を伸ばし、その右腕はタナジ(アジェイ・デーブガン)であった。

ムガル帝国の第6代皇帝アウランガゼーブ(ルーク・ケニー)は、
シヴァージの勢力を恐れ、シヴァージの拠点を放棄させ、
ムガル帝国に吸収する。

4年後、南インド攻略の拠点としてコンダナ砦を将軍ウダイバン
(サイフ・アリ・カーン)に割り当てると言うアウランガゼーブの
計画を知ったシヴァージはタナジには知らせずに奪還計画を練る。

タナジは息子レイバンの結婚式のためにラージガルに到着するが、
コンダナ砦奪還の話を聞き結婚式を延期し計画に参画する。
タナジはウダイバンの進軍ルートを予測し待ち伏せるが、
内部に密告者がおりウダイバン本隊はルートを変更し
コンダナ砦に到着し大砲をラージガルへ向ける。タナジは兵を
ラージガルに戻し、単独でコンダナ砦に乗り込む。

捕えられたタナジはウダイバンに殺されそうになるが、
タナジを生かしておけばシヴァージーが来るとのジャガット
(ビプル・グプタ)の助言で助けられる。ジャガットの妹は、
ウダイバンに望まぬ結婚を強いられおり、ジャガットは妹の
救出と引き換えにタナジを逃がす。

タナジは脱出用の穴から城外に出てコンダナ砦を攻める
計画を立てる。1670年2月4日、タナジはコンダル砦の
攻撃を開始する。ウダイバンはジャガットの妹との結婚式の
準備を進めていた。タナジの軍はコンダル砦に侵入する。
ウダイバンは大砲の導火線に火をつけるがタナジが導火線を切ると、
その右腕を切り落とした。タナジはウダイバンとの死闘を制したが、
駆けつけたシヴァージーの前で力尽きる。

 日本言う時代劇であるが、こうした歴史大作も
 たまには良いと思う。今年はコロナの影響で、
 3月下旬より映画館もクローズになってしまい、
 大ヒットとはいかなかったが。

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【インド映画】 ~シムラ・ミルチ~

2020年12月22日 22時02分59秒 | 映画 / MOVIE

2020年公開の作品、タイトルはヒンディー語で「ピーマン」。
舞台となったシムラーともかけてるようだ、
2015年に撮影されていたのだが購入元がなかった為、
公開が遅れたようである。

  <ストーリー> 

舞台はヒマーチャル・プラデシュ州の州都シムラー、
アビィ(ラージ・クマール・ラーオ)にナイナ(ラクル・
プリート・シン)が告白する。アビィはてっきり自分に
気があると思っていたのだが・・・。ナイナが口を開く・・・
私の母親があなたに恋をしていると・・・。絶句するアビィ。

1ヶ月前・・・家族でシムラーを訪れたアビィはナイナを
見かけて一目惚れ。家族もナイナをとても気に入る。
アビィは家族を先に返して自分はシムラーに残る事にし、
ナイナのカフェの開店スタッフに応募し採用される。

ナイナは母ルクミニ(ヘマ・マリニ)と二人暮らし。
父親が若い愛人を作り出て行ったためナイナは離婚を勧めるが、
ルクミニは夫をまだ愛しており離婚できないでいる。

ナイナのカフェは内装が進んでいなかったがアビィが友人と
完成させた事から2人は友達になる。アビィはナイナの事を
好きだからした事なので複雑な気持ちになる。

アビィは想いを伝えるため匿名の手紙を書いて告白するが、
ナイナはそれを母親へ送り父親の事を忘れさせるために利用する。
ルクミニは差出人を探し始める。アビィは自分の気持ちが伝わったと
勘違いしてナイナの家に花を届けるが、ナイナは困惑し、ルクミニは
手紙の差出人が届けてくれたと解釈する。アビィは自分の手紙を、
ナイナが利用しルクミニへ送った事を知りショックを受ける。

ルクミニは手紙の差出人を見つけて結婚すると言い始める。
そしてナイナが書いた手紙をアビィが自宅のポストに入れた所を
見つけたルクミニは後をつけナイナのカフェにたどり着く。

ナイナは愛人を作って出て行った父親に未練があるルクミニに
前向きに離婚して自分の人生を歩く勇気を出して欲しいがために
やった事である。冒頭のシーンに続く・・・。

ナイナはアビィに数日間、母親の恋人役を演じて欲しいと頼む。
ルクミニはアビィを紹介するために父親と愛人を
ナイナのカフェに呼ぶ。アビィは酔っぱらって登場する。

絶句する夫、ルクミニは愛人に歳を聞くと27歳だった。
アビィの歳を聞くと26歳・・・。さらに愛人に学歴を問い、
これ見よがしにアビィの学歴を披露する。

 これね、インド人は普通にやる。自分の身内自慢。
 相手方と比較して優越感に浸るのがインド流。
 初対面でマウンティングするの。

さらにラブラブぶりを見せつけるルクミニ。調子に乗った
アビィはナイナを娘呼ばわりする。ルクミニは離婚届を渡す。

 旦那と愛人も眉をひそめていたけど、さすがにやりすぎ。

満足げなルクミニだがアビィは消沈。ナイナはアビィに謝罪する。
しかしどんどんその気になっていく母親に芝居だとは、
言い出せないナイナ。

アビィの家族が様子を伺いにシムラーに来たためアビィはナイナに
芝居を依頼しナイナはお返しに快諾する。ナイナに会った家族は
ナイナの家族にも会いたいと言う。ところがルクミニは(当然)
花嫁の衣装で現れる。(インドでは花嫁は赤色の衣装を着る。)

 当然、娘の方と結婚すると思ってたら母親の方だったら、
 怒りを通り越して卒倒するなぁ・・・・。インドでは、
 花嫁の方が年上と言うのも、ほとんど聞かないし、
 花嫁が倍以上年上でしかも再婚と言うのは100%ない。

ルクミニはこの年でアビィと結婚するなんて恥ずかしいけど、
それを許してくれるあなた方は良い人たちなのでしょう。と言う。
ナイナとアビィはルクミニの発言のたびに何とか誤魔化す。
アビィの家族はおかしいと思いながらもルクミニは病気だと、
聞いていたので納得する。

困ったアビィは黙ってシムラーを去る事にするが、
ルクミニが現れる。謝罪するアビィにルクミニは伝える。
みんな解っていたと、ナイナの事を愛している事も。

ルクミニが去った後、ナイナが駆けつけ感謝と謝罪の言葉は、
告げたが・・・お互いに想いを告げぬまま・・・。

しばらくしてナイナはアビィから結婚式の招待状を受け取り、
驚いたナイナは結婚式を止めさせようとアビィの家に行く。
それはルクミニが仕掛けた芝居だった。ナイナとアビィは、
お互いの気持ちを確かめ結婚式を挙げる。

 ラブレターの主が自分の娘と同じ位の年齢の男性だとして、
 気は確かかな?と思うけど本気だと思う事はないなぁ。
 同級生の母親と結婚した野球のP選手が有名だけど。
 ちなみにヘマ・マリニはダルメンドラの奥さんで、サニー、
 ボビー、イーシャ・デオルの母親、当時67歳!!でも、
 流石ちゃんと踊ってた。ラージ・クマル・ラーオが31歳。
 なお、ダルメンドラが最後の結婚式シーンに特別出演している。

 アビィは何故か?元日本大使館の通訳者と言う設定なのだが、
 途中で日本人カップルが喧嘩をしているシーンで、
 「やめてください。」と変なイントネーションで一言だけ話した。
 これは日本大使館の通訳者が聞いたら気分を害するだろう。
 日本大使館の通訳者でなくても・・・・であるが。
 ホントにやめて欲しかった。

 シムラーは標高2000mでかなり寒いのだが、ナイナがいつも
 ミニスカートに露出の多いトップスを着ているのが気になった。

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【インドのお酒】 ~ ムラノ ~

2020年12月21日 21時52分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

ロックダウンの間・・・
酒屋がクローズだったと言う理由で
密●酒を作っていたわけである。

酒屋はとっくの昔に営業を再開していたのだが、
家で作れるので買わなくてもいいと思っていた。
ところがロックダウンの間に我が家の隣のお金持ちエリアの
2軒あった酒屋が相次いでなくなってしまった。
1軒はロックダウン中に営業を止め、もう1軒はなんと
火災を起こして焼けてしまった。

その店は入口は食料品を扱っている店で裏口は肉屋、
真ん中に隠れるようにして酒を販売していた。
酒を買いに行ったのがバレないようにと言うカモフラージュ
かもしれないのだが、ちなみに私は酒しか買った事がなかった。

だからという訳ではないだろうけれど、
大通りに大きな酒屋が開店した。建設中から看板が出ていたので、
楽しみにしていたという訳だ。(笑)

密●酒の味に慣れてしまったので市販の酒の味を忘れてしまった。
もちろんオールドモンクを買いに行ったのだが、
なかったので仕方なく初めて見たMURANOと言うラムを買った。
値段を聞いて驚いた・・・ラムは安い酒の部類に入るので、
1本350~450Rs(約530~670円)程度であった。
しかし580Rsと言うので耳を疑った。

ロックダウンの後で酒税が上がったのは聞いたが、
元に戻ったとも聞いたが・・・・。

で、ムラノと言うラムであるが、高いだけあるのだ。
ストレートで飲んでもまろやかで癖がない。上品である。
コーラなどで割って飲むよりストレートが良い。
まぁでも身体の事を考えたら、冬場いつも飲むように、
ハチミツを入れてミルクで割るか。コーヒーを入れても良い。
カルーア・ミルクのラム酒版である。

パンジャーブ州で製造されており、75プルーフだから、
約43度。普通のラム酒と同じ。

オールドモンクも値上がりしたのかな?
思ったより値上がりしていたので、
密●酒造りは止められそうにない(笑)。

 

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【インド映画】 ~グレート・グランド・マスティ~

2020年12月20日 22時03分59秒 | 映画 / MOVIE

2016年の作品、タイトルは「偉大な大いなる楽しみ」。
2004年の「マスティ」、2013年の「グランド・マスティ、
と続いたマスティ・シリーズの第3弾。

下ネタ満載のコメディだが、第3弾まで続いてるとすると、
けっこう人気あるんだね。
正直言うと・・・もう2本でご馳走様~なんだけど・・・
シリーズ物なので仕方なく・・・観た。

主人公の男性3人は名前も同じキャスティングだが、
奥さんの名前とキャスティング、家族構成も変わっている。

大学を卒業して12年後の3人がそれぞれの結婚生活に満足できず、
アバンチュールを楽しもうとする。

  <ストーリー> 

ある村:若いヤギ使いが荒廃した屋敷の敷地に入ってしまった
子ヤギを追うが、入ってはいけないと老人につれもどされる。

主人公3人の12年後・・・医師であるアマル(リテーシュ・
デシュムク)は、サプナ(プージャ・ボース)と結婚しているが、
義母はいんちきなアンタクシャリ・ババ(サンジオイ・ミシュラ)に
亡くなった夫が生まれ変わることを祈願している。

プレム(アフターブ・シブダサニ)はニシャ(シュラッダー・
ダス)と結婚しているがニシャの妹(カンガナ・シャルマ)が、
同居しており二人の時間が持てない。

ミート(ヴィヴェク・オベロイ)は妻レーカ(ミシュティ)の
ボディビルダーの双子の弟(カタン・カランデ)が常に絡んでくる。
夫婦生活に満足していない3人は集まって愚痴を言い合い、
アマルの親戚が売りたいと言う古い屋敷を見るために村に行き、
そこでアバンチュールを楽しもうと言う計画を立てる。

 村でアバンチュールって・・・ないと思うけど。

村にたどり着き村人に屋敷の事を聞くと・・・50年前、
そこにはラジニと言う娘と父親が住んでいたが父親は、
ラジニの側に男性を近づけなかった。ラジニは20歳の時、
蛇に噛まれて死んでしまったが、魂は男性を求め今でも屋敷に、
留まっていると言われている。3人は笑い飛ばして屋敷に行く。

そこに住んでいる女性をメイドとして雇う事にするが、
3人は下心を丸出しにする。しかし女性は屋敷に住む幽霊
ラジニ(ウルワシ・ラウテラ)であった。

3人は逃げ出そうとするが閉じ込められてしまう。ラジニは、
誰かがラジニと交われば2人は助かる。しかし交渉をもった、
1人の命は助からない、と言う。3人は自分が助かりたいがために、
他の2人の食事にバイアグラを仕込む。

 友達を売っても自分は助かりたいと言う(笑)

3人は仕方なくランギーラ(シュレヤス・タルペダ)と言う
コールボーイを呼びラジニの相手をさせる事にする。
ところがラジニはランギーラを鶏に変えてしまう。そこに、
3人の妻たちがやってきたのでラジニは3人に魔法をかけ、
それぞれの破廉恥な行為をさせ怒らせる。さらに3人の家族と
いんちきババもやってきてしまう。

妻たちが3人のために断食を始めたので3人はラジニと
戦う事を宣言し、ラジニの父親の杖を使ってラジニを炎の中に
閉じ込め、いんちきババの祈祷を使ってランギーラの魂を呼ぶ。
ランギーラがラジニと結ばれた事によって不思議な力が、
3人とそれぞれの妻たちを円満な関係に戻し、レーカの双子の弟と
ニシャの妹、ミートの義父といんちきババも結ばれてしまう。

 インド映画によくある強引な結末だった。
 お下劣度は第2作の方が上だけど、中学生レベルの下ネタ連発で、
 よく3作も作ったものだと思う。これで喜ぶインド人も子供だな。

 同じ大学を卒業したのに、医者、銀行員、会社員と
 職業が違うのは学部が違ったって事かなぁ? 医学部は、
 他の学部より長いはずだけど・・・・インドだからか。
 小さな事を気にしちゃダメだな。

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【インド映画】 ~グランド・マスティ~

2020年12月19日 22時03分59秒 | 映画 / MOVIE

2013年の作品、タイトルは「大いなるお楽しみ」。
2004年の「マスティ」の続編で主人公の男性3人は、
名前も同じキャスティングだが、奥さんは前回とは名前も、
キャスティングも変わり、家族構成も変わっている。

大学を卒業して6年後の3人がそれぞれの結婚生活に満足できず、
アバンチュールを楽しもうとする。

ちなみに下ネタ満載でお下劣度は前回以上(爆)、
男女共に露出度超高め、書けない事が満載・・・・・。

  <ストーリー> 

ミート(ヴィヴェク・オベロイ)、アマル(リテーシュ・
デシュムク)プレム(アフターブ・シブダサニ)の3人は、
男子学生の前で女性と付き合う場合のABC・・・
について講義している。

そこに新しい学長のロバート(プラディープ・ラワット)が登場し、
女性をナンパしていた男を木に吊るしパンツを脱がし、
男女交際はご法度、見つけたらこのように木に吊るすと宣言する。

 インドで初めてモザイク処理されている画面を見た!!
 もっとも本当にモロだしになってるはずはないが。

6年後・・・アマルとマムタ(ソナニ・クルカルニ)夫婦には
子供が生まれ、二人の時間が持てない。
ミートはウナッティ(カリシュマ・タンナ)が上司と、
浮気をしているのではないか?と疑っている。
プレムは義父母や義兄夫婦、甥、飼い猫に邪魔をされて
妻トゥルシー(マンジャリ・ファドニス)と二人の時間がない。

そんな3人に母校の26周年式典の招待が来る。3人は
アバンチュールを期待し単独で参加することにする。
が・・・・そこには変わり果てた母校の姿があった。
女性はブルカを被り、男子と女子とは言葉も交わしていない。
6年前、木に吊るされたハーディク(スレッシュ・メノン)は、
精神に異常をきたし入院中、ロバート学長のせいで、
自由だった校風は180度変わってしまっていた。

そこにローズ先生 (マルヤム・ザカリヤ)が通りかかるが 、
昔のような露出の大きい服装ではなく地味な硬い服装だったが、
昔を覚えているプレムは近づいて行く。

ミートは自分に想いを寄せていた同級生のマーロウ(カイナート・
アローラ)がすっかりセクシーになっていたので近づいて行く。

アマルも同級生だったマリー(ブルナ・アブドゥーラ)に
誘われる。3人はそれぞれ女性の部屋に行きベッドに入るが・・・
突然「ピンポーン!」と呼び鈴が鳴る。

ローズは「旦那が帰って来た!」マーロウは「兄が帰って来た!」
マリーは「パパが帰って来た!」と慌てる。3組の男女は、
窓から門を覗きロバート学長も見つけて慌てふためく。

なんとか空港まで逃げた3人の前に妻たちが現れる。
そして久しぶりに夫婦二人きりになったため迫ってくるが、
3人は浮気相手がチラついてその気になれない。

3人の妻たちはそれぞれの浮気相手と仲良くなってしまい、
9人で行動するようになる。ところが夫たちに浮気現場を、
録画した動画が送られてくる。それは入院しているはずの
ハーディックの仕業だった。ハーディックはロバート学長を、
殺すように3人に要求する。3人はハーディックの携帯から
動画を削除する。

ロバート学長はスープの中に媚薬を混ぜ3人がローズ、マリー、
マローンといちゃついている所に拳銃を持って現れる。
ローズは学長が性的不能であるがために男女交際を禁じている事を、
暴露するが学長は3人を屋上に追い詰める。そこへハーディックが
やってきて4人を突き落とすが、自分も落ちてしまう。

重傷を負った5人は病院に収容されるが・・・
セクシーな看護師を見た学長の下半身が反応し不能が完治する。

最後はそれぞれの夫婦がベッドに入りハッピーエンド。

 グジャラート州バローダラにある宮殿を校舎に見立てるのだが、 
 こんなお下劣な映画によく使用を許可したなぁと思った。
 このバックの建物ね。

 アフターブは二枚目路線を捨てたかのような、
 下半身ぼかしシーンもあったし、見ている方が恥ずかしいような、
 シーンを一手に引き受けていた。大丈夫かなぁ。

 インド映画史上(私史上か)もっとも下品な映画である。
 これほど最初から最後まで下ネタで通すって凄いが、
 これを映画館に観に行く勇気は、私にはない。
 コメディなのでイヤらしい感じはしないのだが、
 恥ずかしいなぁ。

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【インド映画】 ~マスティ~

2020年12月18日 22時03分59秒 | 映画 / MOVIE

2004年の作品、タイトルはヒンディー語で「お楽しみ」。
主人公の男性3人がそれぞれ結婚し、3年後・・・・
それぞれ夫婦間の問題を抱えて再会し独身の頃を思い出し、
楽しもうとするが、懲らしめられてしまうと言うコメディ。

インド映画では珍しく全編を通して「ピー音」と
音声を消された箇所が多く聞きずらかった・・・。
英語だとFU○Kみたいな放送禁止用語のような言葉だろうが、
言い換えればいいんじゃないか?と思う。

  <ストーリー> 

学生時代のミート(ヴィヴェーク・オベロイ)、プレム
(アフターブ・シブダサニ)、アマル(リテーシュ・
デーシュムク)は、つるんで遊んでいた。

アマルはビンディヤ(ジェネリア・ダソウザ)と結婚するが、
ビンディヤは女王様の様な支配的な性格で全てを取り仕切り、
しかも、そっくりな性格の母親とも同居している。

プレムは信仰心が篤いジータ(タラ・シャルマ)と結婚したため、
毎日祈祷ばかりで二人の時間がもてない。

ある日、そんなアマルとプレムは町でばったり再会し、
ミートも呼んで会うことにする。

ミートの妻アンチャル(アムリタ・ラオ)は独占欲が強く、
24時間監視している。夫婦生活に大きな問題を抱えている3人は、
アバンチュールを楽しむことにして昔のスタイルに戻る。

ミートは自分の宝石店にやって来た女性客にアプローチする。
アマルはいつもモーションをかけて誘って来る女性患者に、
プレムは自分の銀行に来た女性客に、それぞれアプローチしていく。
3人共が上手くいきそうになったある日、写真を見せ合うが・・・
モニカ(ララ・ダッタ)と言う同じ女性だった。

モニカは3人と密会している写真をもとに3人を恐喝する。
3人は用意できただけのお金を持って指定された場所行くが、
モニカは車の中で死んでいた。3人はモニカの死体を隠す。

モニカの死体が見つかり警察のシカンダル(アジャイ・
デーヴガン)はモニカと面識がある3人に容疑をかける。
3人が証拠写真を入手しようとモニカの家に行ったところに、
シカンダルがやって来たためベランダに隠れるが、
締め出されてしまう。

 被害者の家は最初に調べるはずだけど? それから、
 プリントした写真など隠滅してもデータがあるはずだから、
 なんの意味もないだろう。

翌朝、一人の男がやって来て3人がモニカの死体を運んでいる
写真を見せてお金を要求する。しかたなくアマルが妻と義母を
映画に誘い出し留守宅にプレムとミートが泥棒に入る計画を
立てるが、本物の泥棒に先を越される。

お金が用意できなかった3人は謎の脅迫者に会いに行くが、
シカンダルが現れる。脅迫者は3人を銃で脅しながら逃亡するが、
銃が暴発し死んでしまう。

逮捕された3人の前で妻たちは涙にくれる。ところが・・・・
途中から笑い始め種明かしをする。3人はアバンチュールを
楽しもうとする夫たちを懲らしめるため芝居をうっていたのだ。
当然モニカは生きており目の前に現れる、シカンダルは
ビンディヤの従兄弟で脅迫者も警官だった。

3人は妻たちに謝罪し全ては丸く収まる。

 どうも、警察の捜査などいろんな所がおかしいと思ってたが、
 芝居だったのか。インド映画は辻褄の合わない所もあり、
 創りがラフだったりするので、そうなのかと思ってたけど。

 3人が酒を飲んでるシーンで壁に小錦の写真があったけど、
 2004年当時でなんで小錦が? しかもなんで相撲?
 深く考えちゃいけないとことか。

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リンゴのパンケーキを作ってみた。その②。

2020年12月17日 21時54分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

リンゴの他にパイナップルとかバナナでもいいかと思うけど、
とりあえずリンゴで考え付くバリエーションはシナモンである。
シナモンとリンゴの相性ってかなり良いし、シナモンであれば、
インドでも入手は難しくない。ただパウダーとなるとどうか?
一番ありそうなスーパーに行ったら、さすがに3種類あった。

最初にバターを溶かし砂糖と水を加え煮詰める。
そこにシナモン・パウダーを投入するだけ、
後は生地を流し込んで焼くだけ。

次のバリエーションはレーズンにしようかと思ったけど、
パン作りで余ったカシスがあったので投入。


思ったほどアクセントにならなかったので、
シナモンとリンゴだけで良いな。

と言うわけで私的イチオシはシナモン・アップルに決定!

 

 

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