カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの神様】 ~ ムルガン神 ~

2006年04月30日 22時00分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
シヴァ神パールヴァーティ女神のもう一人の息子で、
戦争の神。6面の顔と12本の腕を持ち身体は金色に輝く。
武器の弓や槍を持つ。乗り物は孔雀。
兄のガネーシャ神ほど有名でもなく、
目立った信仰を集めることもなかった。

童子神で別名クマーラ(少年)、
スーリヤジャ(太陽の子)とも言われる。
また64もの異名を持ち、カールティッケーヤ神、
スカンダ神とも同一神とされている。
仏教では韋駄天、倶摩羅天と呼ばれる。

ムルガン神信仰は、南インドのタミルナードゥ州が基盤。
古代タミル語の「シャンガム」という古詩選によると、
ムルガンは6つの山の上に砦を持ち、
悪魔を滅ぼす為の軍隊を出撃させると言う事で、
ムルガン神を祀った寺院は山や丘の上にあることが多い。

この絵の山は聖地パラーニ山の大寺院で、
659段の階段がある。

そう言えばマレーシアのクアラ・ルンプールの
バトゥ・ケイブもこんな感じだった。

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【マレーシアの道】 ~バトゥ・ケイブ~

 ≪ シヴァ・ファミリー ≫ 

【インドの神様】 ~シヴァ神~その①
【インドの神様】 ~シヴァ神~その②
【インドの神様】 ~ パールヴァティー女神 ~
【インドの神様】 ~ ガネーシャ神 ~
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今日のヨーガ

2006年04月29日 23時16分59秒 | ヨーガ / YOGA
DVD付き はじめてのNYスタイルヨガ

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私がヨーガをやっている事は、
今までもちょこっと書いたことがあった。
日常的には平日は、帰宅して夕食までの間に20分~30分、
アーサナ(ポーズ)や呼吸法を行っている。

都内のヨーガスタジオへは、
だいたい週に1回の割合で行っている。
ヨーガ・スタイルは、アヌサラである。

         

今年になってから、いつも行っているスタジオとは
違ったスタイルの教室やセミナーへ行くようにした。

理由は、広げたいからだ。
いつも行っているスタジオはアーサナ中心で、
瞑想やマントラ(真言)やチャント(聲明)は行わない。

インド好きな私としては、
瞑想やマントラやチャントもやってみたい。
チャントはもう数年前になるが、
TIPA(チベット舞台芸術団)の舞台で聴いてから、
その低音の響きやバイブレーションにすっかりはまっている。

          

今日は全く違った教室へ行ってみた。
30代くらいのご夫婦が先生だった。

アーサナだけでなく、瞑想やマントラも取り入れている。
1レッスンが2時間半と言う長さ・・・・。
普通のヨーガスクール等では、1時間くらいが平均的である。
 (いつものスタジオは、75分である。)

アーサナも1つ行うごとに、
シャヴァ・アーサナ(屍のポーズ)をはさんで行うため、
全体的にゆったりとした流れである。
チャレンジ的なアーサナはなかった。

私にとってはアーサナは、物足りなさを感じたものの、
瞑想の講義と実技は満足できた。
費用が2000円と安かったし・・・。

          

マントラやチャンティングを行っているスクール等を
探しているのだが、なかなか見つからないので、
もし知っている方がいらっしゃれば、
教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。

チベット密教 聲明の驚愕
民族音楽, ギュートゥ・ゴンパの僧侶
ビクターエンタテインメント

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伊藤武講演会 「ハタ・ヨーガの真実と人体の神秘」
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【インドの神様】 ~ ガネーシャ神 ~

2006年04月28日 22時21分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
シヴァ神とパールヴァティー女神の息子。
富の神として商人に、学問の神として学生や学者に、
障害を除く幸運の神として広く信仰を集める。

インドのあらゆる所でお目にかかる人気の高い神である。
レストランやホテルや一般家庭にも祀ってある。

象の頭を持ち太鼓腹の人間の身体。牙は片方が欠けている。
4本の腕には蓮華、斧、折れた牙を持つ。

          

何故、頭が象なのかは以前にも書いたが、
おさらいの為にもう一度書いておく。

ある時シヴァ神の留守中に、
パールヴァティー女神が沐浴をしようと、
ガネーシャ神にいいつけをした。
 「沐浴の間は、誰も入れてはいけませんよ。」
ガネーシャ神は、そのいいつけを守った。

するとそこへシヴァ神が帰って来た。
ガネーシャ神は言いつけに従い、シヴァ神を入れようとしなかった。
怒ったシヴァ神はガネーシャ神の首をはねてしまった。

哀しみにくれたパールヴァティーは、
シヴァ神に息子を返して欲しいと懇願した。

シヴァ神はこう言った。
 「それでは、ここを最初に通った者の頭をつけて蘇らせてやろう。」

そして最初に通りがかったのが象だったので、
シヴァ神はその頭をはねて、ガネーシャ神の頭につけたのだった。

 ≪ シヴァ・ファミリー ≫ 

【インドの神様】 ~シヴァ神~その①
【インドの神様】 ~シヴァ神~その②
【インドの神様】 ~ パールヴァティー女神 ~
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病気のねだん。

2006年04月27日 21時06分59秒 | 病気 / SICK

週刊文春に2週にわたって掲載された、この話題。
現在は健康な皆さんにも気になるところであろう。

健康保険に加入していれば全額の3割負担で済むが、
加入していなければ全額支払う事になる。
現在、健康だからと言って加入しないわけにはいかないと思う。
万が一、皆さんの中で健康保険に加入していない方がいたならば、
今すぐ加入手続きをして欲しい。
病気ってお金がかかるものだから。

もちろん私には、とっても気になる話題だった。
自分が支払った金額が相場から見て妥当な金額だったのだろうか?
特別高かったとは思っていないし、
命を助けてもらった金額に対して少しも不満はない。
だけど・・・どんなもんか知りたかった。

          

私の場合は母の入院の時に請求書を見ていたし、
叔母が白血病で7ヶ月間入院した時の事も聞いていた。
だから自分の入院の時には、だいたいの見当はついていたのだ。

母の手術は子宮と卵巣の全摘出で、その値段は約100万円だった。
それから輸血と薬と放射線治療費、3ヶ月の入院費に食事代。
結構かかった・・・・。まぁ新潟の県立病院だったので、
都会の病院とはちがうかもしれないけれど。

叔母は東京都立の病院だったが、
抗癌剤治療で月間30万ほどと聞いていた。

          

厚生省によると、3大疾病の場合は写真右側の通りだ。
ちょっと字が細かくて見にくいのだけれど・・。
  (2002年度の調査結果。)
実際の場合には、病院によっても変わるし、
患者さんの状況によっても変わってくる。

私の場合はどうだったのだろうか?
腹腔鏡下胃切除手術と若干の薬、4週間の入院に食事代。
厚生省の調査よりは多くかかっていたが、
写真左側の枚方市民病院のケースとほぼ同じだった。
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【インドの神様】 ~ パールヴァティー女神 ~

2006年04月26日 22時09分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
シヴァ神の妻で、美や愛を司る。
そしてインド人の理想の美人女性であり、
理想の妻である。

目は蓮の花のようで、眉は愛の神:カーマの弓に勝り、
歩く姿は白鳥のように優美らしい。

シヴァ神の最初の妻:サティーは、
炎に身を投じて死んでしまい、
パールヴァーティ女神はその生まれ変わりと言われている。

名前には、パルバトゥ=山の娘と言う意味があり、
ヒマラヤの神の娘とも考えられている。
別名ウマー。写真の様にシヴァ神とセットで描かれる。
二人の前には、シヴァリンガがある。

            

このサティーは、ブラフマー神の息子の娘。
 (またまた、ややこしい・・・。)
サティーはシヴァ神の妻になると心に決めていたが、
サティーの父はシヴァ神を嫌っていた。

なんとか二人は結婚をしたが、
サティーの父は全く受け入れなかった。
サティーは抗議の為に炎に身を投じて死んだと言われている。

その昔、インドでは夫が死ぬと残された妻は、
火葬の火に焼かれて後追い死する習慣があった。
これをサティー(殉死)と呼んでいた。
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今日のカレー(No.18) ~サフラン~(池袋)

2006年04月25日 23時06分59秒 | カレー / CURRY
■ 本社カレー部員Mさんの送別会 ■

Mさんが会社を去る事になった・・・・。
思い起こせば3年前、Mさんが池袋へ移動してきた時、
歓迎会を開いたのがこの「サフラン」だった。

そしてサフランのナンが大好物だったMさんのリクエストで、
この店で送別会を開く事になった。
歓迎会と送別会をサフランで開いてもらったMさんは、
なんて幸せ者なんだ。(代弁。)

          

春は出会いと別れの季節である。
Mさんが去る一方、新入部員が5人も入部した。
新入部員とは言え、みんなMさんと縁のあるもの同士、
にぎやかにカレーを囲み語り合った。

料理はエビマヨ、サラダ、タンドリー3種類とカレー3種類、
ナン2種類を堪能する事ができた。
いつもよりカレーの辛さは控えめな感じはしたが、
やはり日本一ナンの美味しい店の味は健在だった。

           

今後は他社カレー部員として、
新しい会社でカレーの普及に努める事と、
その周辺で新規開拓をする事が彼の使命である。
そして我が社のカレー部と合同のオフ会を開催したい。

写真はCurryvederさんがオフ会の時
必ず着用していらっしゃるTシャツである。

胸には「Iカレー(大盛り)」の文字が輝いている。
このTシャツをMさんへの記念品  として
贈呈させていただいた。Mさん、フォーエヴァー!

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【インドの神様】 ~ クリシュナ神とラーダ ~

2006年04月24日 21時51分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
クリシュナ神にはルクミニー女神と言う
れっきとした正妻がいたにもかかわらず、
他に1万6千人もの妻がいたそうだ。
その中で一番愛していたのは、牛飼い女のラーダである。
  (不倫は文化だったのか?)

正妻のルクミニー女神はラクシュミー女神の化身だが、
一説によるとラーダも同じくラクシュミー女神の化身だと言われている。
また、ルクミニー女神よりラーダの方がだんぜん有名である。
  (正妻の立ち場が無い。)

実はルクミニー女神を正妻に迎える以前より、
ラーダと知り合い愛し合っていたのだが、
その物語は、まるで某国の王室のようだ。

ちなみに、ヴィシュヌ神の妻はラクシュミー女神で、
その化身のクリシュナ神の妻がルクミニー女神である。
ヒンドゥー教の神様には別名やら化身やらが、
たくさんあってややこしい・・・。

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【インドの神様】 ~ クリシュナ神 ~
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【インドの神様】 ~ クリシュナ神 ~

2006年04月23日 22時19分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
本来はヴィシュヌ神の化身でありながら、
ヴィシュヌ神よりはるかに有名で人気がある神様。

クリシュナという名前には黒い肌と言う意味がある。
怪力で武勇に優れ知力がみなぎり高い徳を持つ。
いたずら好きで茶目っ気があり、
なによりその美貌で女性にモテモテである。

しばしば横笛で魅力的な旋律を吹き、
その音色に女性はウットリとなってしまうそうだ。
   うふっ、聞いてみたい・・・。 

またベビー・クリシュナと言う赤ちゃんの姿で描かれる事もある。

           

実は、実在の人物が神格化したと言う説がある。

タージマハルで有名な北インドのアグラからバスで1時間、
首都デリーからもバスで3時間ほどの所にマトゥラーと言う街がある。
クリシュナ神が誕生した地と言う事で、
ヒンドゥー教の7大聖地の一つである。

この街のカンサ王はある日、奇妙な天の声を聞く。
 「お前は、従妹の8番目の子供によって殺されるだろう。」
カンサ王は驚いて、従妹の子供を次々と殺害する。

従妹のの8番目の子供として産まれたのがクリシュナであったが、
殺害を恐れた従妹により牛飼いに預けられた。
クリシュナは幼少の頃から様々な奇跡を起こしていた。

青年期には様々な女性と浮名を流し、(石田純一も真っ青!)
一説によると妻が1万6千人、子供が18万人いるらしい。
一番有名なのは、牛飼い女で人妻のラーダ
この事から、クリシュナ神は愛の神様と言われ、
インド人男性の憧れの的であり、クリシュナと言う名前の男性も多い。

最終的にクリシュナは、森に入って瞑想している時に、
鹿と間違った猟師の弓がかかとに当たった事により、死んでしまう。
その時にビシュヌ神が姿を現したと言われている。

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【インドの神様】 ~ ヴィシュヌ神 ~

2006年04月22日 21時53分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
2大神のもう一方は、ヴィシュヌ神である。
どちらかと言えば、ビシュヌ派の信者の方が多い。

その特徴は4本の腕にそれぞれ、
円輪型の武器、棍棒、ホラ貝、蓮華を持っている。
右上の手に持つ武器はチャクラと呼ばれ、
ブーメランの様に飛ばして戻ってくるヴィシュヌ神の最大の武器。

左上の手に持つホラ貝を吹き鳴らすと、神々は勇み立ち、
悪魔は震え上がると言われている。
「大ボラを吹く。」はここからきている。
そもそもは「いい加減なことを言う。」
と言う悪い意味ではなかった。

写真の様に5つ又は7つの頭を持つ蛇(アナンタ)に、
座った状態で描かれる事が多い。仏教では毘沙門天。
乗り物はガルーダ、妻はラクシュミー女神。

一般的には、魚(マツヤ)、亀(クールマ)、
猪(ヴァラーハ)、人獅子(ナラシンハ)、矮人(ヴァーマナ)、
斧を持つラーマ、ラーマ、クリシュナ、ブッダ、カルキの
10種類の化身があると言われている。
その化身については、またの機会に。

人気の高いラーマとクリシュナの化身とされている事から、
ヴィシュヌ信仰が盛んになったと言われている。

また、ブッダが化身の一つとされている事から、
私達日本人が仏教徒だと言うとヒンドゥー教徒ではないが、
仲間だと思われることもある。

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「インドの神様占い」

2006年04月21日 22時35分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
ODISSI DANCEを演っていらっしゃるsachikoさんの日記で、
こんなの見つけました。  「インドの神様占い」
神様の記事を書き始めたところで、
タイムリーな話題だったので、やってみました。
でも、先日の「オーラソーマ」に比べたら、
あまり当たってないかなぁ・・・。

              

さて、占いの結果は・・・
サントーシーさんはインドラ です!
なんですと!サントーシーさんは、サントーシーじゃないの?

サントーシー女神になるかと思っていたのだけれど、
もしかしたらメジャーな神様じゃないから、
そもそもなかったのかもね。

突っ込みどころには、自分で赤字を入れたみた。

インドラさんのあなたは、飾り気のない実直な人です。
温厚で真面目、頭も良く、
さらに自分のことは犠牲にしても人のために、
力を注ぐことのできる人格者です。
(う~ん、残念ながら人格者じゃないです。)
しかし独立心が旺盛なので、人には援助するのに、
自分が困ったときには誰にも頼ろうとしません。
(確かに・・・甘え下手ですね。)
少々無理なことでも、意地と気力で乗り切ってしまえるあなた。
そんなパワーを持っていることを自覚しているのでしょう。
また、素朴な雰囲気とは裏腹に、実は結構頑固者。
(外見はちっとも素朴じゃないって思ってますが・・・。
  頑固者は当たってますかね。)

柔軟な考え方をしそうに見えて、
自分の考えをしっかりと確立しています。
しかも情や一時的な感情に流されない、
非常に理論的な考え方です。
(典型的な直感型人間だと思ってますが。)
客観性や論理性など、
ビジネスで有用な能力を持つあなたは、
大物の風格さえあります。
(全然、大物じゃないです。)

           

興味のある方は、よろしければ、こちらへ。
       ↓
http://u-maker.com/223140.html 

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オーラソーマ
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ナスカ展

2006年04月20日 21時55分59秒 | 日記 / DAIRY
ナスカと聞いてまず思い浮かぶのは、
昨年ナスカで急死したSさんの事だ。
あれからもう1年。今頃どこで何をしているのだろうか?
相変わらず天国でも、飲んだくれているだろうか。

Sさんは、この地上絵を見てどう思ったんだろう?
などと思い出してみた。

その次に思い浮かぶのは、須藤元気だ。
格闘技ファンらな知っているだろう・・。
背中にコンドルの地上絵を背負う男。
会場の入口には「WE ARE ALL ALONE」と書かれた、
サイン入りTシャツが飾られていた。

須藤元気・幸福論

ネコパブリッシング

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さて・・・・この展示会のイチオシは「ミイラ」だ。
地上絵も素晴らしいが、
誰が何と言っても、「ミ・イ・ラ」 

ミイラ・ファンはもとよりミイラ・マニアやミイラ・フェチにはたまらない。
 (ちなみに私はミイラ・ファン?)
だって大昔の人を見る事なんて、通常じゃ出来ないでしょ!?

なんとペルーには1000体を超えるミイラが、
保管されていると言う。(そんなに  )
その姿は、発掘されたままの未開封である。

その中で今回の展示に際して、
コンディションがいい子供のミイラが開梱された。

まず布で巻かれた、まるでサナギの様な状態のミイラを
レントゲン写真で撮り、中身を確認する。
そしてCTを撮り詳しく立体的に分析してから
慎重に開封するのだ。
 (この模様は、会場内でVTR上映されている。)

この6歳の子供のミイラは、1300年前の物らしいが、
驚くべき事に眼球が残っていて、黒目が確認できる!

もう一つは大人のミイラ。
皮膚がカサカサしていない。
何よりも爪が綺麗な色と形で残っていてナマナマしい。
両手で顔を覆っているが、かいま見える表情には驚く・・。
この頃、頻繁に行われていたらしい外科手術の跡があり、
頭骸骨に穴が開いていた。

こんなにコンディションが良いミイラは、 
なかなか見ることが出来ない。

           

会場の入口では、音声ガイドを貸し出してくれるのだが、
500円である。(入場料1400円だし、高い。)
さらに土日は入場規制されるほど、
混んでいるので早めに行くことをお勧めする。

国立科学博物館で、6月18日(日)まで。

ナスカ地上絵の謎―砂漠からの永遠のメッセージ

創元社

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【インドの神様】 ~ シヴァ神 ~ その②

2006年04月19日 22時41分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
    (でも・・堅い話なんだけれど・・・。) 

シヴァ神はその姿ではなく、シンボル(象徴)として表される事も多い。
ヒンドゥー教のシヴァ寺院に行くと、必ず「リンガ」が祀られている。

「リンガ」とは、男性器の事である。

         

写真はインドの最南端の岬、
聖地カニャークマリの海岸にあった「リンガ」。
寺院以外でも結構そこらじゅうに祀られている。

これがその辺にあったからと言って、
みんな恥ずかしがるわけでもなく自然にふるまっている。
私も最初は  と思ったけれど、
だんだんナンとも思わなくなった。
今では風景の一つとして、全然気にしていない。

とは言っても寺院に行って、
「リンガ」や「ミトゥナ像」(男女交合)の写真ばかり撮っていて、
エロい日本人と思われるのもイヤなので、あまり撮っていない。

「リンガ」はこの写真の様に単独の場合もあるし、
「ヨーニ」(女性器)と言う台座を貫く形で合体している物もある。

つまりヒンドゥー教寺院は子宮であり、
神々の合体により万物を生み出す聖なる空間と言う事だ。

インドではヒンドゥー教が成立する以前から、
子孫繁栄や豊作への願いとして崇拝していたと考えられているが、
これはインドだけでなく全世界共通のものであったと思う。

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【インドの寺院】 ~ リンガラージ・テンプル ~(ブバネーシュワル)
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【インドの神様】 ~ シヴァ神 ~ その①

2006年04月18日 22時26分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
インドの神様の中で日本で一番知られているのが、
シヴァ神であろう。
 (写真は、リシケシのガンジス河の中のシヴァ神)

破壊、殺戮、恐怖を司るが、恩恵を施すと言う一面もある。

無造作に束ねられた長髪で額に第3の目を持つ。
この第3の目は、瞑想にふけるシヴァ神に
妻のパールバティのいたずらから生まれたと言われている。

瞑想してばかりいるシヴァの背後から、
パールバティが両目を手で覆ってしまった。
(この時に「だ~れだ。」と言ったかどうかは定かではない。)
すると世界は暗闇に包まれてしまった。
その時、シヴァの額が裂けて強烈な光を放ったそうな。

肌は牛糞を燃やした灰を身体に塗っているせいで青黒い。
この青黒い裸身に虎の皮を腰に巻いた苦行者スタイルが基本。

首には数珠とコブラを巻いて、三叉戟と小太鼓、こん棒を持っている。
髪には三日月を飾っている。乗り物はナンディン(牝牛)。

◆豆知識◆

街角や寺院でサドゥー(苦行者・修行者)や信者を見かけるが、
シヴァ派かビシュヌ派かを見分けるのは簡単だ。
額に横三本の線(ティラク)が書かれていればシヴァ派、
U字型の様なティラクがあればビシュヌ派である。

なお、サドゥーにはシヴァ派が多い。
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ボイシャキメラ

2006年04月17日 22時28分59秒 | 日記 / DAIRY
日曜日(4月16日)池袋西口公園で行われた、
カレーフェスティバル& バングラデシュボイシャキメラに行ってきた。
ボイシャキメラとは、バングラデシュのお正月の事で、
在日バングラデシユ人の最大のイベントである。

なんとこの催し物、今年で7回目だと言う。
知らんかった・・。そんなにやってたなんて。

           

会場は池袋駅の目の前だったので、かなり混雑していた。
こんなにバングラデシュ人がいたのか?
と思うほどバングラデシュ人が山ほどいた。

正直言うと・・バングラデシュ人とインド人の区別がつかないのだが。
ついでにネパール人とパキスタン人とスリランカ人も見た目は同じ・・。

しいて言えば、パキスタン人は肌の色が白く、
ネパール人は細い目とエラが張った顔立ちで、
なんとなく区別がつくのだけれど・・・。

会場を一回りした印象では、
ネパール人とパキスタン人はあまり見かけなかった気がした。

あの山のようなバングラデシュ人と思われた人達の中に、
インド人やネパール人やパキスタン人やスリランカ人も
混じっていたかもしれない。

            

写真の様なステージでは、民族音楽や舞踊、
現代芸術のショーが繰り広げられ、
公園内にはカレー屋やCDショップ、洋服屋、雑貨屋などの
出店が並んでいたが、食べ物屋が多かった。

写真のステージ右手には白地に赤く日の丸が、
左手には日の丸に良く似たデザインの、
緑字に赤い丸のバングラデデシュの国旗が飾られていた。

ガイドブックのない国、それがバングラデシュだ。
何かの縁があって独立記念日が私の誕生日と同じ3月26日。
そのうち、行ってみようかな。

バングラデシュ―黄金のベンガル

旅行人

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「Precious Moment」

2006年04月16日 22時13分59秒 | 音楽・舞踊 / MUSIC & DANCE
【 広石武彦 LIVE at Harajuku Astoro Hall 】

2005年6月5日以来の原宿アストロホールでのLIVE。
やっぱり・・・ かと思ったら 
終わってみたら少~し  ・・・。


今夜のLIVEから海の男達(バンドの名前)に新メンバーが加入。
ベースの水江慎一郎(元UP-BEAT)に変わり、
シノダタツヤと言う若手が加わった。
なんたって平均年齢40歳(たぶん)のベテランバンド、
一番年下だかっらてプレイは遠慮しないでね。

ちなみに「シノダタツヤ」でググッてみると
・・・ヒットしなかったので
適当な漢字で「篠田達也」だといくつかヒットした。
4人組のGALLAと言うバンドにいて、
解散後はLIONと言うバンドをやっているらしい。

          

さて今晩のLIVEは、途中アコースティックっぽいアレンジで、
「SPIDER’S WEB」が演奏された。
私的には「SPIDER’S WEB」と「MOMENT DIVE」は、
真夏の夜の夢(ユーミンでなくシェイクスピア)っぽい曲だ
と思っていたので、いい感じだった。

 どこか南の島の松明の火が燃えている様な所で、
非日常的な雰囲気で聞いたらバッチリだと思っている。
 南国特有なジメジメとした湿気とムッとする暑さ。
キーワードは、ジメジメ・・とムッ・・である。
そこにスコールなど来れば、なおいい感じ。

          

広石君も言っていたが、
どこかお酒の飲めるライブハウスで、
演るほうも聞くほうも大人のムード(?)で、
一回やってみたいね。

そういや昔のライブハウスはROCKでも、
テーブルで飲み食いしながら音楽が聴けるスタイルだったような。
老舗のルイードとかエッグマンのような・・・。

              

月灯り浴びて生まれ変わるのか
溶け出した秘密の蜜のせいか
指先まで痺れるお前が 今夜も俺に火をつける
雨に濡れた花が香るように
猥褻な糸を絡ませ

罠に溺れてお前を酔わせる
俺はしもべさ It's like a spider's web

  ( 広石武彦:spider's webより )
                              
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