海賊とよばれた男 下 | |
百田 尚樹 | |
講談社 |
全てに渡って感想を述べたのでは、
いつまで経っても書き終える事ができないので、
心に残った言葉をいくつか書き記す。
「金の奴隷になるな。」
これは、出光佐三が恩師から植えつけられた信念である。
金の為に魂を売り渡すなと言う意味である。
「武魂商才」おお・・・これは・・・
私が会社の標語にと贈ったのは「和魂印才」であった。
どこぞのカレー屋にも書いてあったが・・・。
「99人の馬鹿がいても、
たった一人でも信念を貫く人がいれば、
悪い結果にはならない。」
インドにも当てはまると言うと叱られるかもしれないが、
「99人のインド人がいても、
たった一人でも信念を貫く日本人がいれば、
悪い結果にならない。」・・・・と思いたい。のである。
これは我が家の近所にあった。
「出光」の文字が眩しい。ちょっとイビツだけど。
イランに原油を買いに行くくだりには息を飲んだし、
その結果に思わず喝采した。
明治生まれの出光佐三と言う、
物凄い信念の塊のような日本人がいた事にも驚くのだが、
それを取り巻く社員達を始め、日本人、外国人を問わず、
関わる人々の凄さにも驚嘆した。
この本、いい 超お勧めである。
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海賊とよばれた男、その①。
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