カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ご報告

2009年12月26日 15時39分11秒 | 病気 / SICK
12月23日の深夜に故郷に到着しました。

実は・・・・父が危篤状態です。

状況としては、脳幹部より出血した影響で、
意識不明ですが自発呼吸はあります。

このままの状態を維持する可能性もあります。

ではまた。
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緊急帰国。

2009年12月21日 18時53分38秒 | デリーNCR / DELHI NCR
突然ですが、
これから緊急帰国します。

しばらく更新できませんが、
よろしくお願いします。

本日の深夜デリーを出発し、
明日の夕方に成田に到着します。
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今日のカレー(No.158) ~カリム・ホテル~(ニザムディン)

2009年12月20日 21時22分59秒 | カレー / CURRY
先日紹介した「カリム・ホテル」の支店。
オールドデリーが本店である。

ニザムディンはデリーの東側に位置し、
やはり周囲は、ムスリム(イスラム教徒)が多いエリアである。

            

住 所:168/2 Hazrat Nizamuddin West
電 話:91-11-24355458
予 算:400Rs~

<食したメニュー>
 
  タンドリー・ブーラー、バターチキンカレー、サグチキンカレー、
  パニールカレー、ナン、クルフィー
       
<店内の雰囲気>

店名は『カリムズ』となっているので、
もしかすると本店が『カリム・ホテル』で、
こちらの支店が『カリムズ』なのかも
ガイドブックによっては両方の表記あり。

オールドデリーの本店より若干高級店のムードが漂う店内。
メニューも本店より洗練されている。

             


<感想と評価>

 マトン(羊)が駄目な私は、
日常的にほとんど口にしないのだが、
この店で初体験のタンドリー・ブーラー。

マトンだと言われて食べたのだが、
実はこれ山羊だった。ブーラーはウルドゥー語で山羊。
しかし、これが美味いのなんのって。
匂いも全くなく固めの歯ごたえが、また良い。

ムスリム(イスラム教徒)の店と言うのを忘れて、
あ~あビールが飲みたい。
 こんなに美味しいのにビールを飲ませてくれないなんて、
なんと言う拷問だろうか・・・。 
             


続いては定番のバターチキンカレー。
ハーフサイズでもこのボリューム。
バターとトマトが利いており、
辛さに自信がない人でも食べられる。

            


プレーンナン。丸型。バターナンと比較して素朴な味。
カレー自体が脂っこいのでナンはプレーンでも良いかと思う。
             


スパイスが効いた料理の後は、クルフィーで〆。
甘さ控え目でピスタチオがちりばめられれおり、
デザートまで手抜きなしであった。
             


店を出た後、店の周りをウロウロしている山羊達に感謝
たぶん・・・この山羊が・・・タンドリーブーラーになったんだろうな。
『美味しかったよ。』

 評価は◎(タンドリー・ブーラー)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

 ≪ 関連記事 ≫ 

今日のカレー(No.157) ~カリム・ホテル~(オールドデリー)

   

まずはこれだけウルドゥー語
(CDブック)

露口 哲也
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ラジニ様、還暦おめでとう!

2009年12月19日 17時00分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
12月12日、我が愛しのラジニ・カーント様が、
 60歳の誕生日を迎えた。

 インドでもラジニ様が活躍しているタミル映画は、
南インドが本拠地であり、
残念ながら北インドではあまり上映されない。
インドでタイムリーに観ようと思っていて私は残念でならない。

しかがってシャー・ルク・カーンアミターブ・バッチャンと言う
国民的大スターと比較すると全国レベルでの知名度は低い。
 CDショップなどでもヒンディー映画主流で、
英語版やパンジャビー語の映画はあっても
タミル映画を置いている店はほとんどない。

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最近、私は読めもしないのに英語新聞を購入している。
これは英語に慣れると言う勉強の一環である。
しかしボキャブラリーが本当に少ないので、
辞書を片手に単語を調べながら読むので、
とてつもない時間がかかる。(話を元に戻そう。)

芸能面でもヒンディー映画のスターの記事は毎日掲載されているが、
ラジニ様を見かける事はなかった。

しかし12月13日、見つけたのが、この記事!
しかも芸能面ではなく国際面に載っていた。

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こちらは、南インドのタミル・ナードゥ州、
チダムバラムの街角でみつけた看板。
髪が・・・であるが、これでも実物より多い感じが・・。
           


こちらも、南インドのタミル・ナードゥ州、
マドゥライの街角でみつけた看板。
           


 ≪ 関連記事 ≫ 

【インド映画】 ~ムトゥ~
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今日のカレー(No.157) ~カリム・ホテル~(オールドデリー)

2009年12月18日 20時22分59秒 | カレー / CURRY
『大変長らくお待たせしました!!』

4ヶ月ぶりのカレー屋の記事、
しかも・・・・初めてインドのお店の紹介である。

行ったのは8月に小堀君が来た時であった。
 インドカレーは初めて食べると言う彼に、
待ってましたとこのノンベジ・レストランに連れて行った。

場所はデリーの北、オールドデリー
観光名所のジャマー・マスジットからほど近い。
地元の人で知らない人はいないほどの名店である。

            

住 所:H No.16,Gali Kababyan,Bazaar Matia Mahal,
     Near Jama Masjid
電 話:91-11-23269880
予 算:300Rs~

<食したメニュー>
 
  タンドリー・ブーラー、バターチキンカレー、キーマカレー、
  チキン・ビリヤーニ、?? 
       
<店内の雰囲気>

店の入口は通りから奥まっており、
入ろうとした所、中から車が出てきて、もうビックリ!
 轢かれるかと思った・・・。

中に入るとちょっとした広場があり、
上記写真の厨房を左手に見ながら店内に入る。

店名は『カリム・ホテル』となっているが、
ガイドブックによっては『カリムズ』となっている場合もある。
(インドでは、レストランをホテルと言う事がある。)

<感想と評価>

まずカレーもさることながら、私的この店のイチオシ。
タンドリー・ブーラー。ブーラーはウルドゥー語で山羊。
ちょっと黒目の肉であるが、匂いも全くなく、
チキンより固めの歯ごたえが絶妙である。
 ムスリム(イスラム教徒)の店だけに、
ビールが飲めないのが本当に残念だった。 
             


続いては定番のバターチキンカレー(ハーフ)。
バターとトマトが利いており、
辛さに自信がない人でも食べられる。

小堀君に「インドでやっていく自信」をもたらした一品。
             


小堀君のリクエストで注文したキーマカレー。
たぶんインドカレーのメニューで、
それしか知らなかったのだと思われる。

チキンだったので臭みもなかった。
北インド料理の特徴でもあるが油が多いのが気になる。
             


普通のライスでは芸がないので、何か印象に残る一品を・・。
と思ってオーダーしたのが、このチキンビリヤーニ。
ライスの中にチキンの足が埋もれていて、
外見から見えないようになっているので、
彼の度肝を抜く事に成功

このビリヤーニは比較的薄味だが、
カレーの味付けが濃いので、これがちょうど良い。
             


何だっけ? ナンが売り切れ(ナンで)だったので、
仕方なく注文したのだが、チャパティぢゃないし、
パロタじゃないし・・・ナンだったか忘れてしまった。

周辺の店で売っていたので、
オールドデリー界隈では名物と思われる。

パイのような感触のサクサクしたパンなのだが、
意外とお腹に溜まり食べきれなくなり持ち帰った。
翌日の朝食にバターとジャムをつけて頂いた。
             


 評価は◎(オールドデリー見物とセットでどうぞ。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

   

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露口 哲也
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小堀君の修行日記(デリー編)⑨

2009年12月17日 18時58分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
 小堀君が帰国して、もうに既に2ヶ月近く経っているが、
   もう少しお付き合いください。(いまだに余韻に浸ってるんで・・・。)

さて最終日、最後の希望を叶えた小堀君を見送るため、
一緒に空港へ向かった。

写真の彼が着ているピンク色のジャンパーは、
実はアデ●ダスのマークがプリントしてあるが、
ロゴは何処にも見当たらない・・・。
しかもペラペラに薄いのであるからして、
正真正銘の紛い物である。
(入国時に成田空港でモメたかどうかは不明。)

彼が言うには・・・・
暑さとインド人から逃れるために行ったダージリンで、
あまりにも寒かったので購入したそうだ。
 皆様のご想像通り、やはりインド人の言い値、
 900Rs(約1800円)。』で買っていた。
私なら100Rs(約200円)、
最高でも200Rs(約400円)まで値切るが・・・・。

言い値の900Rsで小堀君が『 OK』すると、
相手が驚いていたそうだ・・・。そりゃそうだろう、と思った。

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上記写真は空港へ入る為の警官によるチェックである。
ここでパスポートと航空券を提示する。
残念ながらインドでは、見送りの人は空港へ入れないのである。



私は入場制限区域の外で小堀君を見守った。

すると・・・無事にチェックを終えた小堀君が、
 今にも泣き出しそうな顔で振り向き、
私に向かって力いっぱい手を振るではないか。

 おおつ!これは、もしかしたら・・・

『愛の告白かしら?』

とは、さすがに思わなかったが・・・警官の目を盗んで近づいて行くと
彼はこう言ったのだった。

『この後、ボクはどうしたらいいんでしょうか?』
 これには、思い切り、こけた・・・・。

『一人で飛行機に乗った事がないんです。』との事。

これが彼の最後の言葉だった・・・・。

   
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小堀君の修行日記(デリー編)⑧

2009年12月16日 18時52分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
3ヶ月の修行中、人の良い小堀君は、
インドに相当のお布施(喜捨)をしたらしい。

リクシャーの運転手にさえチップを渡してしまうほどなので、
実際の旅行費用の大半はお布施とボッタクリで消えてしまったと
想像するのは容易い事である。
それでも中には心暖まるいい話もあれば、
爆笑ものの話もあった。
私が聞く事が出来たエピソードをいくつか披露する。

①ブッダガヤーの孤児院の話

 日本でも坂本博之さんと一緒に児童養護施設の訪問をしたり、
 チャリーティーを行っていた小堀君は、
 ブッダガヤーの孤児院の子供達と交流を深めたそうだ。

 サッカーボールを買う資金として800Rs(約1600円)を寄付した彼は、
 なんと8月15日のインド独立記念日の式典に招待され、
 どこかの偉い政治家の隣に席まで設けられていたそうだ。
 (800Rsが高かったのかどうかには、あえて触れないでおこう。)
   ホンマにええ話やなぁ・・・・。

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②コルカタのオバサンの話

 安宿街サダル・ストリートに一人のオバサンの物乞いがいたそうな。
 皆様のご想像通り・・・小堀君は毎日の様に小銭を渡していたそうだ。
 オバサンの方も毎日いただけるとなると、
 小堀君の事をお得意様のように思っていたに違いない。
 (小堀君がこのオバサンにお母様を重ねていたかどうかは不明)

 コルカタを出発する日、よせばいいのに(失礼)オバサンを連れて、
 近くのマーケットへ行ってサリーを買ってあげたそうだ。
 オバサンは感激して、小堀君のほっぺにチューしてくれたそうだ。
 (私でもした事がないのに・・・。失礼。)
  小堀君が嬉しそうに話してくれたので、良い話としておこう・・・。 

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③バングラデシュの爺さんの話(インドではないけど。)

 杖を突いたヨボヨボの爺さんの物乞いがいたそうな。
 ここでもご想像通り・・・小堀君はお金を渡したそうだ。

 ホントに可哀相な位ヨボヨボだったのでお金を渡した後で、
 なんだか気になって後を振り返って見たら、そこには
  杖を抱えて元気に去って行く爺さんの姿が

  『ホントにマジでズッコケました。コントかと思いました。』との事。

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④インドを去る日の話

 インドを去る日になって小堀君が私に言った。

 『友達からもらった寝袋をインドの子供に渡して帰りたいんです。
  これが僕の最後の希望です。』

 彼が宿泊していた場所は、デリーの安宿街パハール・ガンジである。
 私は何組かの子供連れで営業している家族の物乞いが、
 出没する場所を知っていたが、
 あからさまの物乞いには渡したくないと思った。

 寝袋を担いで現地の子供を捜しながら、通りを歩いた。
 本当に最後の最後、通りの外れに差し掛かった時、
 この写真の女の子を見つけた。

 『この子にします。』小堀君は言った。

  もうとんと日本では見かけなくなったが、
 いい感じに鼻水を垂らしている。格好からしてお金持ちでもなさそうだ。

 もらった物が、まさか寝袋とは思わなかったろうが、
 背中に背負わせてあげて写真を撮ったら、
 それを見ていた近所の人がやって来て、
 『この子の家族に写真を見せてやってくれ。』と言った。
 見せてあげたらとても喜んでいた。

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小堀君の修行日記(デリー編)⑦

2009年12月15日 19時39分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
コンノートプレイスのチベタン・マーケットの向かい側に、
インド各地の良品を集めて政府が販売している物産店、
セントラル・コテージ・インダストリーズ・エンポリアムがある。
この辺りは日曜日が定休日だが、
インドの祝日以外は営業しているのでありがたい。

 大きなビル全体に売り場があり、
何から何まである便利な物産店である。
化粧品、紅茶、食器、民族衣装、Tシャツ、子供服、
バッグ、貴金属、小物、雑貨、本、CD、文具、
時計、絵画、置物、テーブルや家具、
誰が買うのか知らないが頑丈なドアや門(持ち帰れない)、
仏像や神様もあったなぁ、小さな物から大きな物まで、
値段も数十Rs~100万Rs以上の物まである。

 ここは全てが定価販売なので、ボラれる心配がない。
粗悪な紛い物をつかまされる事もない。(たぶん)

小堀君が座っているは白いブランコならぬ銀のブランコである。
『買って帰って実家の庭にどう?』などと話しながら、
写真を撮ろうとしたら、何故だか?恥ずかしいがってしまい、
持っていた袋で顔を隠してしまった。
今まで散々こんな写真やらこんな恥ずかしい写真まで撮られているのに、
何だかなぁ・・・。(ちょっと可愛かったけど。)

白いブランコ

キングレコード

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思わず検索してみたら・・・1969年のヒットらしい。


ここでも最高級の紅茶(今まで売れた事あったんだろうか?)を
購入して満足気な小堀君だった。

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小堀君の修行日記(デリー編)⑥

2009年12月14日 22時35分15秒 | デリーNCR / DELHI NCR
お土産を買いたいと言う小堀君に同行した時に、
この男の凄さを見たような気がした。

通常(私なら)、人間関係の深さなどを考慮して、
△△さんには▲▲円位の物を買おうとか、
○○さんには餞別に●●円もらったので、
お返しは◎◎円位にしようとか、考える物である。

しかし、この男・・・・
  『この店で最高級の物をください。』とか、
  『この店で一番高い物を見せてください。』とか、
とにかく値段には一切こだわりを見せないのである。
こんな人は初めてだったので、驚きであった。

パシュミナのショールを購入したい、と言うので、
ニューデリのコンノートプレイスからジャンパト通りにある、
チベタンマーケットの土産物屋を片っ端から当たった。
幸いにも時間があったので、じっくりと交渉する事ができた。

小堀君は根っから人が良いので、
全く値切りもせずにインド人の言い値で購入してしまう。
現に私が付き添っていない時に一人で買い物に行って、
相場の10倍もの値段で買ってしまった事があった。

3ヶ月間の一人旅の間も(私があれ程言い聞かせたのに)、
いつもインド人の言い値で購入していたらしい。

                       

  『この店で最高級の物をください。』とか、
  『この店で一番高い物を見せてください。』とか、
言われたインド人が商売根性を見せない訳がないので、
かなりの値段を提示されたのだった。
しかも私たちは買った事がないので相場を知らない。

一応、保護者である私が付き添っていたので、
言い値の2/3程には値切ったのだが、
果たして安かったのかどうかは解らない。

後日、私の友人がこの界隈で同じ物を購入しようとしたそうだ。
値段を聞いた所によると、
私たちが購入した倍の値段から全く下げなかったそうだ。
きっとお金持ちに見えたのだろう。

それを聞いて私もホッとした。
保護者としての責任を果たした・・・と安堵した。

最高級のパシュミナを首に巻く小堀君だが・・・
・・・ううむぅ・・・最高級に見えないのが不思議だ。
  (失礼しました。)

   
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インターネット、来たる!!

2009年12月13日 19時13分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
 日本を発ったのが7月2日、
     デリーに来て、あっという間の5ヶ月だった・・・。
 この5ヶ月、自宅にインターネットがないと言う、 
     無人島に流されたにも等しい5ヶ月だった。

     この間は仕事の休憩時間やネットカフェを利用したりしていたのだが、
     自分のブログが更新できなかった事もそうだが、
     友人や知人のHP、ブログをタイムリーに閲覧できなかった事に、
     かなりなストレスを感じていた。

 先ほど12月13日の16時30分(インド時間)、
     我が家に待ちに待ったインターネットが開通した。

     見よ 我が家(もちろん借家)の屋上に燦然と輝く、
     インドが誇るTataインデコム社の通信機を
      (もちろん大家さんに無断で設置しましたが、何か?)

ひとえに・・・・長かった・・・・。

どうしてこんなに時間がかかったのか

                      

自宅にインターネット回線を引くにあたって、
会社の同僚達にどうしたらいいのか?聞いたところ・・・
みんな、いろんな事を言うのだった。

  「大家さんに頼んだら引いてくれた。」
  「エアテル(インドNo.1の通信会社)のHPから申し込んだ。」
  「エアテルに電話をかけるんじゃないの?」
  「何処そこの●●さんにやってもらった。」

・・・・ううぅぅぅむ・・・。困った。

我がアパートでインターネットを利用したいのは、
間違いなく私だけであろう。
英語もヒンディ語も不自由な私は、電話で話が通じる自信がない。
HPから申し込んだとしても、結局は電話で話す事になる。
と言うわけで、私も同僚Tさんの舎弟のインド人に頼んでみた。

ところが、これが、やっぱりインド人だった。(当たり前)
待てど暮らせど、いつまで経っても話が進まない。

仕方がないので、エアテルの営業所に行ってみた。
電話だと通じないだろうけど、
対面なら何とかなるだろうと思ったからだ。

・・・・何とかなった。

最初に契約を取る人が我が家にやって来た。
自慢ではないが我が家は「デリーのバラナシ。」と呼ばれるエリアにある。
1時間以上、迷いに迷ってやって来た男はこう言った。
「なんでこんな所に住んでるんだ

・・・・大きなお世話である。

契約金を払って契約書にサインをした。
後は工事とセッテイングである。

・・・・1週間待ったが、ちっとも来ない。

困った私はもう一度、エアテルの営業所に行ってみた。

  「あなたの家はエアテルから遠すぎるので、
    接続できません。お金は返します。」

・・・・なんですとっ。

遠いと言ってもデリーの南である。そんなに山奥ではない。
IT大国インドの天下のエアテルが、このレベルである。

社長を出せ!解るように説明しろっ!
シャー・ルク・カーンに会わせろ!(CMをしているので。)
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この話を会社のインド人たちに話したら、
みんなに大笑いされた。
でも笑ってるだけでなくて、ちゃんとアシストもしてくれた。
私の代わりに電話をかけてくれたり、
いろいろしてくれたのだった。

エアテルがダメならタータ・インデコムがある。
ネットがつながれば会社はどこでもいいのである。

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躍進インドを牽引する巨大企業グループ

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で、申し込んだところ、驚くべき事に(?)
契約を取る人は、約束の時間より早く、
自力で我が家までたどり着いた。

・・・・ここまでは良かった。

工事の人が、来なかったのであった。
 せっかくの休みがツブれたじゃないか
   と、久々にお怒りモード全快の私。

   同僚のインド人に電話の仲介をしてもらい、
   なんとか本日、つながった次第である。

   ホントに・・・・長かった・・・。

 この5ヶ月の間、コメントしてくださった皆様、
    お返事出来なくて申し訳ありませんでした。
    皆様の温かいお気持ちは届いておりました。
    本日より、お返事させていただきますので、 
    これからもよろしくお願いします。 

   
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小堀君の修行日記(デリー編)⑤

2009年12月07日 14時16分47秒 | デリーNCR / DELHI NCR
「カーマ・スートラ」・・・・・・ 直訳すると「愛の聖典」である。

                  

ご存知の方もいらっしゃると思うが、
男女交合の数々を描いた愛の教典である。

カーマ・スートラ―完訳
(東洋文庫 (628))

ヴァーツヤーヤナ,岩本 裕
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AV等が氾濫している日本(インド以外)では、
大した事ない程度の代物なのだが、
3ヶ月間のインド修行で禁欲生活を強いられた小堀君には、
刺激的だったのだろうか?

上部の写真はノーカットのエロ本にニヤつきながら、
思わず見入っているところ。

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アップリンク

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・・・・ではなく、
絵のチープさに笑ってしまっている所でした。

 インド放浪の旅で読書熱が高まっていた彼は、
本屋を見つけるたびに「日本語の本はありませんか?」と聞いていた。

・・・・・とある本屋で出された日本語の本がこれ。
 「カーマストラ」となっているところが、またインドらしい。
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