カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの人々】 ~ ハンピ③ ~

2007年10月31日 23時46分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
ハンピのヴィルパークシャ寺院がある。の
右手の道を散策していたら、
見るからに怪しげな二人連れがいた。

オレンジ色のルンギー(腰巻)にターバン、
太目の数珠を首から下げ、頭に孔雀の羽を挿している。
額には横に3本の白い線が書かれているが、
これはシヴァ派のサドゥー(修行僧)スタイルだ。

名前は、左側がラーマ、右側がクリシュナ
両方ともビシュヌ神の化身の名前である。
シヴァ派なのにビシュヌ神の化身の名前・・・・
まぁいいか。細かい事にはこだわらないのが
「インドスタイル」だから。

       

冒頭に怪しげな・・・と書いたのは、
この二人が本物の修行僧ではないからだ。
本物の修行僧は、こんな人里には降りてこない。
人目を忍んでインドの山奥で修行しているはずだ。

観光客を見つけては近づいてきて、
土産物を売りつけたり、写真を撮らせる代わりに、
バクシーシ(お布施又は喜捨)と言う名のモデル料を要求する。
こう言う輩を観光用サドゥーと言う。

私は解っていて写真を撮った。
モデル料は10Rs(約30円)と決めている。
2ポーズ撮影し二人だったので、20Rs支払った。

彼らは私に、観光客の名前と
お布施の金額が書かれたノートを見せた。
いろんな国籍の観光客の名前が書いてあった。

ざっと見たところ日本や韓国、
中国といったアジア圏の国はなく、
ヨーロッパの国々が多かった。
みんな200Rsとか数百ルピーと書いてあった。

私は、サントーシー、日本、20Rsと記入した。
きっと後で「0」を足して200Rsにしたに違いない。

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今日のカレー(No95) ~シタール~(横浜)

2007年10月30日 20時40分59秒 | カレー / CURRY
カレー部の部活・・・横浜ディワリを楽しむために、
今回は遠出をしてみた。
日曜の昼、横浜にもかかわらず、
7人のカレー部員とゲスト2人の計9人が参加してくれた。

            

住 所:神奈川県横浜市中区山下町74-6
    ロクマルビルB1
電 話:045(641)1496
最寄駅:みなとみらい線 日本大通り駅

<食したメニュー>
 
  ビンディマサラ  1050円  
  サダーナン     320円
  マサラチャイ    420円
     
<店内の雰囲気>

個室12席

高級感のある店内、予約しておいたら・・・
なんと個室が用意されていた。
クラッシックなインド音楽が流れ落ち着いている。

個室の天井には絵画が。

<感想と評価>

9人で注文したカレーは、ビンディマサラ、
チャナマサラ、ダル、サグチキン・・・
この中でヒットは、ビンディマサラ、チャナマサラだった。

ビンディマサラは、
大き目にカットしてあるオクラと玉ねぎ、
トマトが濃いマサラで味付けがしてある。
クミンシードが効いている。

チャナマサラは、まん丸で大き目のチャナ豆が
ほっくりしていて、辛目の味と良くマッチしている。

ナンはふっくらしていて、ほとんど無味。
チャイは少し薄めで上品な味わい。
 
 評価は◎
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。
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【インド映画】~大樹のうた ~

2007年10月29日 22時48分59秒 | 映画 / MOVIE
インドの巨匠サタジット・レイ監督の
オプー3部作の最後の作品。

前作「大河のうた」で、
両親が亡くなり独りになったオプーは、
優秀な成績で大学を卒業する。
貧乏なために大学院へは進めなかった。

作家を志望するオプーは定職につかず、
臨時の家庭教師で生計を立てていた。

ある日、学生時代の友人プルーが訪ねてきて、
自分の田舎で仕事に就かないかと持ちかける。
気乗りのしないオプーだが友人と一緒に田舎へ行く。

田舎で参列することになった、
プルーの従兄弟オポルナの結婚式の当日、
花婿が発狂し結婚式は取りやめになった。

しかし結婚式が予定通りに行われないと、
花嫁が呪われるとの土地の言伝えがあったため、
オプーは発狂した花婿の代役となって、
オポルナと結婚する事になる。

裕福だったオポルナに
「貧乏生活は出来るか?」と問うオプー。
二人はコルカタへ戻って生活を始める。
貧しいながらも楽しい我が家。

身ごもったオポルナは、
出産のために田舎へ戻ることになる。
しかし早産が原因で、
男子を出産するが死んでしまう。

オプーは息子に会おうともせず、
傷心の旅に出る。

  私は、その理由がわからなかった。
   私なら子供を引き取ってベンガルの田舎へ戻り、
   僧侶として暮らして行く事を選択するのに・・。

オプーは作家になる夢を捨て、
インド国内を放浪しながらも、
子供に仕送りをしていた。

ある日、プルーが訪ねてくる。
「5歳になった息子をどうするつもりか?」と。
オプーは答える。
出産したがためにオポルナは死んでしまった。
「原因となった子供に愛情はない。」と・・・・。

数日後、オプーは息子カジョールに会いに行く。
カジョールはオプーを拒絶する。

失意に打ちひしがれ独りで帰路につくオプー・・・。
後ろ髪を引かれながら振り向くと
そこにはカジョールの姿が・・・。
息子も心のどこかで父親を恋しがっていたのだ。

ラストシーンはその二人の姿を見つけ、
笑顔で見送る祖父。

大樹のうた

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◆豆知識◆

<サタジット・レイ(1921~1992)>

東インドのコルカタの裕福な家庭の出身。
父親はベンガル文学の著名な作家。

最初は画家を目指していたが、
コルカタ大学を卒業後に広告会社に勤務し、
レイアウトや挿絵などを描いているうちに、
映画製作に興味を持つようになった。

1991年にアカデミー賞名誉賞を受賞した。

サタジット・レイ監督三部作DVD-BOX

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【インド映画】~大河のうた ~

2007年10月28日 20時30分59秒 | 映画 / MOVIE
京橋のフィルムセンターで行われている
「インド映画の輝き」と言う映画祭へ行ってきた。
10月9日から1ヶ月半くらいの期間で行われているのだが、
なかなかスケジュールが取れなった。

インド映画と言っても、
最近話題のマサラムービーではなく、
1950年代~80年代までの、
白黒フィルムの文芸作品などの古い映画だ。

客層もかなり年配の男性が中心のようだ。
入りは定員(310席)の半分くらいか。

     

さてこの「大河のうた」は、
インドの巨匠サタジット・レイ監督の
オプー3部作の2番目の作品。

大地のうた(1955年)
大河のうた(1956年)
大樹のうた(1958年)

監督としての初めての作品である「大地のうた」は、
サラリーマンをしながら休日に撮影をしたため、
完成まで3年かかったと言う。

大地のうた

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今回は「大地のうた」を観る事が出来なかったのだが、
そのあらすじは・・・・

西ベンガル州の田舎で少年オプーは、
両親と姉と4人で暮らしていたが、
姉の死をきっかけに家族は、
田舎からバラナシへ引っ越す。

 「大河のうた」は、ここから始まる。

バラナシへ引越してきたオプーと両親。
僧侶である父はガンジス河のガート(沐浴場)で
庶民に説法をして貧しいながら、
日々を暮らしていた。

オプーが10歳の時、父が肺炎で急死したため、
オプーと母親は親戚に勧められるまま、
東ベンガル州の田舎へ戻る。

僧侶になるための勉強を始めたオプーだが、
普通の子供と同じように学校へ行きたいと言い出す。
 学校では秀才ぶりを発揮し、
地方で2番の成績を収めると、
奨学金でコルカタ(カルカッタ)の大学へ進む。

印刷屋に住み込みながら、
夜は働き、昼は大学へ行くのだが・・・居眠りの日々。
なかなか田舎へ帰郷する事も難しい生活。

田舎に一人残された母は、オプーを心配しながら
オプーが17歳のときに病気で死んでしまう。
死に目に間に合わなかったオプーだが、
引止める伯父を振り切ってコルカタの大学へ戻る。

大河のうた

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3部作なので、ここで終了。
続きは「大樹のうた」へ・・・。
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【インドの馬】 ~ ハンピ ~

2007年10月27日 20時26分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
ここはハンピ村のメインストリートにある
KSTDC・・・カルナータカ州の観光局の前。

誰が乗るのか知らないけれど、
綺麗な馬車があった。

そしてインドにしては珍しく(
ヤセ細っておらず元気そうな
ハリのある馬体をした白馬が一頭。

これは想像だが・・・
 結婚式用の馬車ではないか?

残念ながら誰かが乗っている所は、
目撃できなかったが・・・・。

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【インドの牛】 ~ ハンピ① ~

2007年10月26日 22時18分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
ホスペットからハンピに向う途中で出会った、
荷車を引くお仕事中の牛。

角についた飾りが可愛かったので、
 バスの窓からパチリ!

インドの牛は写真の様に、
背中にコブのあるコブ牛(そのまんま)が多い。
ご覧の様にコブの部分に棒をあてがい荷車を引く。

牝牛はミルクを採るために、
牡牛は農耕用に飼われている。
暑さに強くって丈夫なのが特徴だ。

えっ? 牛は神様の使いだろうって?
確かに・・・その通りではあるが、
たとえお牛様であっても、
タダ飯にありつけると思ったら大間違い。

 「働かざる者、食うべからず
    なのであった。

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【インドの人々】 ~ ハンピ② ~

2007年10月25日 21時08分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
カルナータカ州の北部にある世界遺産の村ハンピにやってきた。
村の中央には高さ50mのゴープラム(塔門)を持つ
ヴィルパークシャ寺院がある。

外国人がハンピに滞在する場合は、
村の警察署で登録をする必要がある。
その警察署がこの寺院の内部にある。

登録を済ませた私は参拝を済ませ、
村の地理を把握するためにブラブラしていた、
すると川原の方から笛や太鼓を鳴らしながら、
なにやら集団が行進して来るではないか。

ナンだろう?結婚式かな?
と思って道行く人に聞いてみると、
やはり結婚式との事だったので寺院まで着いて行った。

    

そして花嫁の写真を撮っていると、
関係者が集まって来て写真を撮ってくれと言う。
快く引き受けると・・・・
大人も子供も集まってきて整列した。
みんなお洒落をして一番いい服を着てきたようだ。

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【インドの人々】 ~ ハンピ① ~
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USE ME

2007年10月24日 20時26分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
私が勝手に思っているだけかもしれないが、
なんだか「スターウォーズ」っぽい。

これはラモジ・フィルム・シティに設置されていたゴミ箱。

胸に開いた風穴は、
私がお見舞いした右ストレートで開いた・・
・・・・ものであるわけがない。

どこまでもアメリカを意識した造りであった。

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今日のカレー(No.94) ~YOSHIMI~(池袋)

2007年10月23日 21時20分59秒 | カレー / CURRY
あまり得意分野ではないスープカレーの店へ。
こう言うジャンルだと思えば、別に抵抗はない。

本店はスーピカレー発祥の地、札幌。
名古屋と池袋に支店がある。

            

住 所:東京都豊島区南池袋1-28-2
    池袋パルコ7F
電 話:03(3986)8455
最寄駅:JR山の手線等 池袋駅

<食したメニュー>
 
  ランチカレーセット  1000円  
   (カレー、ライス、ドリンクかミニソフト) 
     
<店内の雰囲気>

ゆったりとしたBOX席は、個室の雰囲気。
6人用、4人用、2人用とある。
かなり広い・・100席ほどあるようだ。

BGMの音が大きいので、
みな大声で話をしており、うるさい。

<感想と評価>

単品のスープカレー各種は1000円以上しており、
高い感じがするので、ランチカレーセットにした。
カレーは日替りで、この日は豚バラと野菜だった。

 豚バラ肉と玉ねぎ、ワケギ以外の具材は、
大きめにカットされているものの、
1切れづつしか入っておらず、
写真のように外見から見える部分が少なく、
ちょっと寂しい感じがする。
しめじ、かぼちゃ、なす、ジャガイモ、ゆで卵。

 この中で特筆すべきは、
ジャガイモの美味しさである。
皮付きのメークイーンが、物凄く味が濃い。
それから素揚げしてあるカボチャもいい感じ。
ライスは固め。

食べ始めは給食のカレー汁の様な感しがしたが、
ライスや具材と一緒に食べているうちに、
満足感が出てきた。
これは、秘伝のブイヨンのマジックか?

   

ミニソフトも流石は北海道と言う濃い味。
ただし、底に入っているコーンフレークと混ぜると、
その濃さが感じられなくなる。
 
 評価は○ (やはり私は、インドカレーが好き)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。
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【インドの人々】 ~ ハンピ① ~

2007年10月22日 21時16分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
カルナータカ州の州都は、
インドのシリコンバレーと言われるバンガロールである。

ハイデラバードもIT都市であるのだが、
バンガロールにはかなわないようだ。

その証拠が、これだ

この写真は、ハンピへのゲートシティである、
ホスペットから乗ったバスの車掌さん。
手にしているのはハイテク機器。

何と ロール紙に熱転写式でキップが印刷される。

     

  

こりゃぁスゴイ!
あまりにビックリしたので腰が抜けてしまった。
進んでる・・・しかし味気ないなぁ。
私のような収集家に取っては、
進歩することは面白くないのだった。

こちらが・・ハイデラバードの車掌さんとキップ。

            

【インドの人々】 ~ ハイデラバード⑥ ~


これはこれで味があって好きなのだけれど。

ちなみにホスペットからハンピまでは、
路線バスで10Rs(約30円)。
往路は上りなので45分、復路は30分ほどかかる。
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【インド映画】~DOR(運命の糸) ~

2007年10月21日 21時05分59秒 | 映画 / MOVIE
第20回東京国際映画祭の、
「アジアの風」部門で上映された作品。

全く接点のなかったヒンドゥー教徒の夫婦と
イスラム教徒の夫婦。

ヒンドゥー教徒の夫婦(シャンカルとミーラー)は、
砂漠のラジャスターン州のジョードプル、
イスラム教徒の夫婦(アミールとジーナト)は、
北インドの山岳部のヒマーチャル・プラデッシュ州で
暮らしていた。

ある日、お互いの夫(シャンカルとアミール)が、
サウジアラビアに出稼ぎに行くことになる。
偶然にも出稼ぎ先で夫同士は、
ルームメイトで仲の良い友人となっていた。

 しかし・・・アミールともみ合った際に、
シャンカルは10階の部屋から転落して死んでしまった。
事故だった・・・。しかしアミールは殺人の容疑をかけられた。
このままでは死刑になってしまう・・・。

ジーナトの所へ訪れた役人はこう言った。
  「サウジアラビアの法律では、
   死んでしまった方の妻が許せば、
   アミールは放免される。」・・・・と。

ジーナトは、ラジャスターン州と言うだけで住所さえも解らない
シャンカルの妻を捜しに行った。
アミールから送られた1枚の写真だけを手がかりに。

 若くして未亡人になってしまったミーラー。

ラジャスターン州ではトラブルに出会いながら、
ミーラーを探し出す事に成功し近づく。
しかし・・・自分が夫殺しの容疑をかけられた
犯人の妻である事を言い出せぬまま、
二人は友情を深めて行く。

 死刑執行の日が迫ったある日、ジーナトは告白した。

ミーラーは自分の夫を殺した男と
その妻を許せるはずもなかった。
しかも騙されていた事で深く傷ついた。
・・・友情は砕け散った・・・。

最終的には、深い友情により、
二人は助け合う事になる。

女性が様々な障害を乗り越えて、
自分で決断して生きて行く事に目覚めるまでの心の葛藤。
見終わった時に何か清々しい、いい映画だった。

       

しかし・・・未亡人の地位は相変わらず低い。
再婚も出来ず、家族からも優しくされず、
娯楽もささやかな贅沢すら許されず、
毎日、紺色のサリーを着て、人目を避けながら、
日陰で一生を終えていくのだ・・・・。
男性はすぐに再婚するのに・・・だ。

このあたりは、アミターブ・バッチャンの
「BAABUL」でも描かれている。

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【インド映画】~BAABUL~
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【インドのフルーツ】 ~ ザクロ② ~

2007年10月20日 22時14分59秒 | インド / INDIA
インド産のザクロ、
ハイデラバードの露天で購入した物。
1ケ5Rs(約15円)。

日本でも珍しくない果物だと思っていたのだが、
意外と食べた事がないと言う人が多い。

「どんな味なの?」と聞かれる事が結構ある。

甘みはそれほどなく、酸味もそれほどなく、
旨味もそれほどでもなく・・・うん?
ちょっと渋いような、苦いような・・・・

つまり、いろんな味が少しずつ混じった、
そんな微妙な味である。

昔、実家の庭にザクロの木があったので、
食べた事があったっけ・・。

◆豆知識◆

人肉の匂いや味がすると言う言い伝えもある。
インドにまつわる話としては、こんな神話もある。

お釈迦様が、子供を食う鬼神「可梨帝母」(かりていも)に
ザクロの実を与え、人肉を食べないように約束させた。
以後、可梨帝母は 鬼子母神(きしぼじん)として、
子育ての神になったそうな。

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【インドのトイレ】 ~ 列車編 ~

2007年10月19日 23時08分59秒 | インド / INDIA
これが列車内のトイレだ
今までに私が利用した車両には、
洋式と和式(インド式)の2種類が設置されていた。

もしかすると庶民が利用するような2等列車には、
洋式は設置されていないのかもしれないが・・。

銀色に輝く金属製の便器には、
足型があり、ここに足を乗せて使用する。

 当然トイレットペーパーは付いていないし、
水洗で水も流れない。

 注意するところは、写真左側を向いてしゃがむ事。
インドはハンド・ウォシュレットなので、
写真左側には水道の蛇口とコップがついている。

 逆向き(写真右側に向って)に、
しゃがむとウォシュレットが使用できないでしょ。
便器に開いている穴も、
ちゃんとその位置にしゃがむように出来ている。

    

 なお、洋式トイレもあるが、
和式の利用をお勧めする。
なぜなら・・インドはハンド・ウォシュレットなので、
便座がびしょぬれになっている事が多い。
和式の方が、何倍も清潔である。

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今日のカレー(No.93) ~カイバル~(銀座)

2007年10月18日 21時16分29秒 | カレー / CURRY
この店もdancyu7月号に載っていた、
ビリヤーニが売りの店である。
最初はカレー部の部活動で行こうと思っていたのだが、
予約の段階で問題が発生・・・・。
 5人以上だと3800円のコースになるとの事。
いろんなメニューを楽しみたいと思ったのにぃ・・。

そこで・・・裏カレー部の有志4人で、
評判通りの店名なのか?確認しに行った。
もう最初から怒り心頭であるからして、
評価は辛口になるだろう。

dancyu (ダンチュウ) 2007年 07月号 [雑誌]

プレジデント社

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住 所:東京都中央区儀座1-14-6 銀座一丁目ビル2F
電 話:03(5159)7610
最寄駅:東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅

<食したメニュー>

 左:マンゴーラッシー(630円)と
        右:インドワインのスーラ(740円)
 
 まずはタンドリーチキン。
 タンドリー盛り合わせ。(1人前1800円)
 ベイガンバルタ(1370円)

カレーはその他に、バター・プロウン・マサラ(1470円)
ビンディ・マサラ(1260円)、ナン(360円)

 チキンビリヤーニ(ハーフ780円)
 ダル・ハルワ
 マンゴー・ココナッツ・ババロア
 クルフィ
    
<店内の雰囲気>

4人×12席、2人×3席

イスラム様式のドーム型の天井が高く開放感のある造り。
高級感が漂う店内。照明も暗め。
料理が変わる度にお皿を取り替えてくれる。

メニューを見るとタンドリー料理が豊富だ。
カレーの種類よりはるかに多い。そしてドリンクはワイン。
ビールはあるが、カクテル類はなし。
カレーを食べると言うよりは、
ワインを楽しむ大人の店なのか・・・。

<感想と評価>

 タンドリーチキンにはミントチャツネをつけて。
カバブ、海老、魚、チーズ、カリフラワー、
かなりスパイシーである。お酒が進みそうだ。
意外にもカリフラワーが美味しいではないか

カレーは3種類注文。ナンはやや甘め。
上部写真の手前の白いカレーが、バター・プロウン・マサラ。
バターが効いており、かなりマイルド。

上部写真の左手奥が、私の大好物のビンディ・マサラ。
通常このカレーは汁気が全くないのだが、かなり水っぽい。
煮込んでいるためか、オクラがしんなりとしてしまっている。

ベイガン・バルタは、米茄子をタンドリーで焼き、
皮をむいてからカレーに入れてあるという。
なるほど柔らかく、それでいてしっかりと、
茄子の風味がカレーの中に出ている。

ビリヤーニは、シナモンが効いており、
ライスに甘いところとスパイスの辛いところが、
分かれてしまっている。
まぁインドだから仕方ないか。

 さてデザートである。3種類も注文してしまった。
珍しいダル・ハルワ、人参のハルワは良く見かけるが、
ダル(豆)を使ったもの初めてだったので注文した。
人参のハルワよりも弾力があり、
名古屋見物ういろうのような感じ。

クルフィー(インド版アイスクリーム)には、
マンゴーが入っており洗練された味わいだった。
ババロワもマンゴーがかなり濃い。

 全体的に上品で洗練された味であり、
ウエイターのサービスも行き届いていた。
姉妹店のダバ・インディアと共通して言える事は、
「何にでもパクチィーを入れるのは、やめてくれ。」
と言う事。後は文句なしであった。
 
 評価は◎ 
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。
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ぶっ倒し屋

2007年10月17日 20時51分59秒 | スポーツ / SPORTS
ぶっ倒し屋」と呼ばれる選手がいる。

東洋太平洋ウェルター級1位、日本ウェルター級1位の
牛若丸あきべぇ選手(協栄)である。

戦績は16勝(15KO)無敗。
先日、日本タイ記録の15試合連続KO勝ちを達成した
ハードパンチャーである。

これまでの連続15KO勝利をあげたのは、
元世界スーパーライト級チャンピオンの
浜田剛史さんであるが・・・。

 偉大な浜田さんの記録と比べるのは、
  浜田さんに対して失礼なので、
  あえて比べないことにして・・・。

そのあきべぇ選手(写真右側の赤色トランクス)が、
同じ協栄ジムの清田選手(写真左側の黒色トランクス)と、
2ラウンドのスパーリングを行った。

あきべぇ選手は12月6日に、
日本ウェルター級王者湯場選手との
タイトルマッチが決まっている。

スパーリングの内容を見た感じでは、
前に出るパワーと迫力は凄いものがある。
距離をつめての攻撃、
特に右アッパーが上手いと言う印象。

しかし湯場選手と同じサウスポーの清田選手の
左ストレートをまともに受けるシーンが何度もあり、
湯場選手のカウンターが炸裂・・・・
と言うシーンが見られる事を期待したい。

ちなみに・・私は湯場選手の応援に行きます!
(湯場選手のHPからチケットも購入したし。)

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THE BOXING RENAISSANCE PART2 湯場  新井恵一戦
日本ウェルター級タイトルマッチ 湯場  新井雅人戦
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