WBA&WBC世界Lフライ級チャンピオン WBA同級1位、WBC同級2位
寺地 拳四朗(BMB) カルロス・カニサレス(ベネズエラ)
21(14KO)1敗 26勝(19KO)1敗1分
カニサレス選手は元WBAライトフライ級チャンピオンで日本人相手に
2勝1分。(小西伶也選手と木村翔選手に勝利、田口良一選手に引き分け。)
写真右側:白色のグローブが寺地選手。
写真左側:黒色のグローブがカニサレス選手。
1ラウンド:寺地選手が左ジャブ、カニサレス選手も左ジャブから右フックを強振。
寺地選手はワンツー主体。カニサレス選手は左フック、ワンツーを思い切り振る。
寺地選手もワンツーを返すがカニサレス選手の強打が印象に残る。
(寺地選手:9-10:カニサレス選手)
2ラウンド:寺地選手はワンツー、カニサレス選手は左ジャブから右フック、
左フックを強振、左ジャブを上下に、左アッパー、右フックと強烈。寺地選手が
前進してワンツー、右アッパー。カニサレス選手の左フックに寺地選手が右フックを
カウンターで合わせるとカニサレス選手はよろめいてすがるようにダウン。
立ち上がったカニサレス選手に寺地選手がワンツー、右アッパー、ワンツーと
攻める。脚に来ているカニサレス選手はフットワークを使って打がりながら左ジャブ。
寺地選手の左アッパー。カニサレス選手の右フック。
(寺地選手:10-8:カニサレス選手)
3ラウンド:カニサレス選手が左ジャブ、寺地選手はワンツー。カニサレス選手は
左フックから右フック、左アッパー。寺地選手は前進して左ジャブから右フック。
カニサレス選手は左ジャブから右フック、左ボディ、右フック。寺地選手はワンツー。
KO率の高いカニサレス選手に真っ向から打ち合いを望む寺地選手だが、
カニサレス選手の左フック、右フックを浴びてダウンを喫する。
(寺地選手:8-10:カニサレス選手)
4ラウンド:カニサレス選手の左ジャブ、寺地選手がワンツー。カニサレス選手の左から
フック。寺地選手が左ボディを当てるとカニサレス選手が苦しそうな表情をするが、
左アッパー、ワンツーを返す。打ち合い。
(寺地選手:10-9:カニサレス選手)
ここまでは37-37のイーブン。お互いに手数を出し打ち合う。
公開採点では38-36で一者がカニサレス選手を支持、二者は37-37。
5ラウンド:寺地選手はワンツーで前進。カニサレス選手は左ジャブから右フック。
寺地選手はワンツー、右アッパー。カニサレス選手は左フック、右ストレート。
前半は寺地選手が攻勢、カニサレス選手は残り30秒から連打で寺地選手をコーナーへ
詰める。カニサレス選手が攻勢を印象付ける展開。
(寺地選手:9-10:カニサレス選手)
6ラウンド:寺地選手が左右ボディからワンツー、前進して左ボディへ強打。
ボディ中心に攻撃を切り替える。カニサレス選手も左ジャブからワンツーで追い、
コーナーに詰めて右アッパーからラッシュ。
(寺地選手:9-10:カニサレス選手)
7ラウンド:寺地選手がワンツー、右アッパー。カニサレス選手の右フック、ワンツー、
左アッパー。寺地選手はワンツー、右ボディ、左アッパー、右ストレート。
カニサレス選手は左ジャブから右フック。寺地選手がワンツーから追って右アッパー。
(寺地選手:10-9:カニサレス選手)
8ラウンド:寺地選手が左ジャブで前進しロープに詰めて右ボディ、ワンツー。
カニサレス選手も左ジャブを返すが、寺地選手のワンツー、左アッパー、ワンツー、
左ボディ。カニサレス選手が左ジャブで前に出ると寺地選手は回り込んで右フック。
(寺地選手:10-9:カニサレス選手)
一進一退、全くのイーブン、私は75-75。公開採点は75-75が一者、
二者が76-74で寺地選手の優勢。
9ラウンド:寺地選手がワンツー、カニサレス選手は苦し気な表情だが、
左フック、左アッパー。寺地選手はワンツーで内側から攻め、左ボディ。
カニサレス選手はワンツー、左フック、ワンツー。
(寺地選手:9-10:カニサレス選手)
10ラウンド:寺地選手の左ジャブ、カニサレス選手も左ジャブからワンツー。
寺地選手は左ジャブ、右アッパー、左ボディ、ワンツー。カニサレス選手は、
左ジャブから右フックでロープに詰めて連打。寺地選手のワンツー、
カニサレス選手の右フックふが強烈。
(寺地選手:9-10:カニサレス選手)
11ラウンド:寺地選手がワンツー、カニサレス選手は左ジャブ。寺地選手は
左ジャブからワンツー、左ジャブをあてながらフットワークを使って回る。
(寺地選手:10-9:カニサレス選手)
12ラウンド:寺地選手が左ジャブでカニサレス選手をコントロール。
もはや追う脚のないカニサレス選手のパンチは届かない。
(寺地選手:10-9:カニサレス選手)
私の採点は113-113のドローで寺地選手の防衛。
公式採点は113-113が一者、二者は114-112。2-0の判定で
寺地選手が辛くも防衛した。危なかった・・・・。
2ラウンドにダウンを奪ってから向きになって打ち合いにいった寺地選手だが、
パンチのあるカニサレス選手に打ち負けたくなかったのかなぁ。
KOで決めたかったのかもしれないが。
カニサレス選手はインターバルの間に苦しそうな表情でスタミナが切れていたと
思われるのだが、根性で頑張った。
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