上越新幹線の浦佐駅の東口を出て右側に進み、
三国街道を見下ろすように田中角栄の像がある。
田中角栄は新潟県の三大偉人の一人である。
(上杉謙信、山本五十六、田中角栄)
1918年(大正7年)新潟県刈羽郡二田村(のちの西山町、
現在の柏崎市)に生まれ、1972年に新潟県出身者で
初めて(唯一)の内閣総理大臣になった人物だ。
上越新幹線は1982年(昭和57年)開業(東北新幹線と同時)で、
1964年(昭和39年)開業の東海道新幹線、
1972年(昭和47年)開業の山陽新幹線に次ぐ3番目である。
田中角栄がいなかったらこれほど早くに開業していなかった。
大雪のためこのような感じになっているが、
恐らく積雪を考慮し、台座も見上げるほど高く、
雪に埋もれないように屋根もあるのだろう。
この立像は雪に閉ざされた地元新潟のために
上越新幹線と関越自動車道の整備を強力に推し進めた功績を称え、
1985年に選挙区の1万2千人以上の寄付で建立された。
近くまで行ってみる。
「よっしゃ、よっしゃ。」と
吹き付ける雪にも負けず右手を挙げていらっしゃる。
正面に回ってみたが、
頭上にも足元にも雪が積もり、
背広姿が寒そうであった。
どれか一つでも読んでみようかな。今更ながら。
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