カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

アンクレット。

2012年08月31日 23時08分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
タージマハルの駐車場で物売りに囲まれた。
私はインドに慣れているので、この程度では怯まないのだが、
初めての人は怖いのかもしれない。

タージマハルが入った小さいキーホルダー、
マグネット、バラ売りもあるが、
バラマキ土産用にご丁寧に10パックの物もあった。

言い値はどれも10個で500Rs(約750円)。
バラ売りの売り子に1個10Rs(約15円)だと言ったら鼻で笑われたが、
こちらでも10個パック2種類で100Rsと言ったら完全に笑われた。

 私は買う気がない時には強気である。
ヤツラにとって交渉可能な値段を言うと時間がかかるので、
絶対に交渉にならない値段を言うのが作戦だ。

 このアンクレットも買う気がなかったので、
500Rs(馬鹿の一つ覚えみたいに、
 何でもカンでも500Rsかよっ
との言い値に対して、50Rsと対抗。

300Rs・・・・200Rs・・・向こうが値段を下げてきても、
こちらは50Rsの一点張りで対抗する。
 これは買う気がある時でも同じだ。
全く買う気がない場合は、逆に40Rsと下げてもいい。

100Rs・・・・・もう、これ以上は下がらないだろう・・・
と思って車に乗り込んだ瞬間に、50Rsと・・・言われた。
 ありゃりゃ・・・・失敗した。



こっちの言い値になった場合は、買うのがルールである。
インド人相手なので知らんぷりを決め込んでもいいのだが、
私は嘘つきと呼ばれたくないので50Rsで購入した。

まだまだ私も甘いな。(反省)
 次回は20Rsからいってみよう。(笑)

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【インドの人々】 ~ アグラー① ~

2012年08月30日 22時49分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
アグラーでタージマハルに行った後、
ガイド氏の案内で、近所にある土産物店へ行った。
特別にリクエストしたわけではないのだが、
ちょっと見てみたいと思っていたのも確かである。

ガイド氏の名誉のために言っておくが、
彼は我が社が良く使っている日本語ガイドなので、
強引な所も、しつこい所もなかった。

そこはかなり大きな土産物屋で、
象嵌細工以外に宝石や衣類などもあった。

さて、象嵌細工であるが、大理石で象られた模様に合わせて、
色とりどりの宝石を嵌め込んでいく、精巧で美しい技法である。
タージマハルの各所に見られる。



大理石に図柄を掘る工程とその図柄に合わせて
宝石や貝殻を削って嵌め込む工程とに分かれる。

                      

上部写真の彫師は適当に掘っているようだが、
嵌め込み師は、図案に合わせて色が微妙に違う天然の石や貝殻を選び、
その経験と指の感触とで素材を削り、嵌め込む繊細な仕事だ。



その細かい石を接着剤で貼り付け、
最終的に全体を磨き上げで完成となる。

 なんと一日に花2つほどしか完成できないだそうだ。

大理石はとても硬く薄く見えるテーブルでも、
丈夫で食物の色も染み込まないと言う。
透明度に優れているので、ランプシェードにも良い。

象嵌細工ピンク&イエロー
ブロンズカラーステンレス
アンティークポケットウオッチ
クリエーター情報なし
Prashanthi


なおこの店で一番安い物は、直径5cm程の小物入れであったが、
それでも2000Rs(約3000円)ほどした。

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アグラーのレストラン ~ タージ・バノ ~

2012年08月29日 22時58分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
 会社のセレブマダムがお勧めのレストラン。
ランチ・ビュッフェは1000Rs(税別)で、
コーヒーと紅茶は含まれるが、それ以外のドリンクは別料金である。
(ちなみに朝食ビュッフェは750Rs。)

ITCムガールホテルの中に5つあるレストランの一つ。
ホテル身分不相応であるが、
出張者2名の同行として行ったので安い店に行けなかった。
私が冒険したせいで、お腹を壊されてもいけないので、
安全を考えた事も理由の一つである。

           

住 所:ITC Mughal, Agra, GF,Taj Ganj, Agra 282001, India
電 話:91-562-4021700(HOTEL)
予 算:1500Rs~

<食したメニュー>
 
ランチブッフェ1000Rs(約1500円)。
それでもデリーであれば、この値段では無理かもしれない。

 

<店内の雰囲気>



インドにしては珍しくウェイターだけでなく、
ウェイトレスの数も多い。ただし・・・・
人数が多くてもお客に注意を払っていない所は、
正しくインドであった。

<感想と評価>


スープは2種類あったが、野菜たっぷりスープを選択。
マサラではない味にホッとした。

メニューにはもちろんインド料理もあったが、
何が悲しくってカレーを選択するものか。



まずは日頃お目にかかれない魚のソテー
カリカリしていて美味しかった。当然マサラ味ではない。
魚ソテーはカリカリしていて美味しかった。
ハム、チーズ、生野菜サラダと。

ベジ・チョウメンとチキン・ビリヤーニ。
まったくもってマサラ味ではない。



2回り目、ターメリックライス、ベジビリヤーニ、
野菜カレー、パスタ。お腹がいっぱいになっては、
 楽しみにしているデザートが食べられないので、
この辺へ〆てっと。

味付けはベジタリアン料理が辛口であった。
これはベジタリアンにはインド人が多く、
外国人はいない(少ない)と言う理由らしい。

 

デザートもたっぷりあったのだが、
せいぜい3個が限度である。
マンゴームース、ブルーベリームース、アップルパイ。
いつも思うのだがインドでコーヒーを頼んで、
ミルクを入れてもらうと・・・油っぽいっ
表面に油が浮いているのが分かるだろう。

 評価は◎(少食人にはビュッフェはありがたくない。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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【インドの世界遺産】 ~ アグラー城 ~(アグラー) 2012年

2012年08月28日 22時59分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
ムガール帝国の第代アクバル大帝によって建設された城。
1565年に着工、1573年に完成。
代皇帝ジャハーンギール、第代皇帝シャー・ジャハーンが居住した。

赤砂岩の部分はアクバルが建設し、
後に白大理石部分はシャー・ジャハーンが増築した。

デリーからアーグラへの遷都に伴い建設されただけに、
デリーのラール・キラーにそっくりである。



こちらが1658年~1666年までの年間、
シャー・ジャハーンが幽閉された「囚われの塔」。

              


1997年当時は入場できたが、現在は入場できない。
15年前は何だか暗くて狭かった印象があったのだが、
改めて見てみると、広さも十分あるし、
水が入ると模様が浮き出てくると噴水もあり、
壁や天井の装飾も豪華である。

併設されたモスクへ祈りに行く事も許されていたそうだから、
城の外部には出られなかったが、
幽閉と言えども牢屋に監禁されていたと言うイメージとは異なる。

15年前に入場した時の写真はこちら。
     


タージマハルを眺めながらの年間はさぞ長かっただろう。
早くムムターズの側に行きたいと願い祈る
シャー・ジャハーンの声が聞こえるようだった。

なお、敷地の75%は軍事施設のため入場制限がある。


 ムガール帝国の皇帝たち(抜粋) 

第1代皇帝:バーブル(在位1526~1530年)
第2代皇帝:フマユーン(在位1530~1556年)
第3代皇帝:アクバル(在位1556~1605年)
第4代皇帝:ジャハンギール(在位1605~1627年)
       (アクバルの長男)
第5代皇帝:シャー・ジャハーン(在位1628~1658年)
       (ジャハンギールの3男で兄弟と抗争の末、皇帝となる)
第6代皇帝:アウラングゼーブ(在位1658~1707年)
       (シャー・ジャハーンの3男で兄弟と抗争の末、皇帝となる)

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【インドの世界遺産】 ~ タージ・マハル ~(アグラー) 2012年②
【インドの世界遺産】タージ・マハルをミーハーに楽しむの巻

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【インドの世界遺産】 ~ タージ・マハルをミーハーに楽しむの巻 ~

2012年08月27日 22時22分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
今回ぜひともやってみたい事があった。
それは・・・・タージマハルを是非とも摘みんでみたい。

いろんな方の写真で見たのだが、私もやりたぁ~い
ガイド氏のお陰で絶好のポジションで撮影

日本人だけじゃない。インド人達もやってた。
みんなやってみたいんだね。インドでも流行ってるのかな。
        

 
では、これはどうだ ぎゃはは。タージマハルをひとっ飛び
             



もう一つオマケ。アグラー城より撮影。
悪乗りしずぎっ。タージマハルを食べるっ
             



1997年は、このバージョンであった。
見えるかな手乗りタージマハル。今では新鮮に見える。
        


ムムターズとシャー・ジャハンの安眠を妨害するような行為。
大変失礼いたしました。

 ムガール帝国の皇帝たち(抜粋) 

第1代皇帝:バーブル(在位1526~1530年)
第2代皇帝:フマユーン(在位1530~1556年)
第3代皇帝:アクバル(在位1556~1605年)
第4代皇帝:ジャハンギール(在位1605~1627年)
       (アクバルの長男)
第5代皇帝:シャー・ジャハーン(在位1628~1658年)
       (ジャハンギールの3男で兄弟と抗争の末、皇帝となる)
第6代皇帝:アウラングゼーブ(在位1658~1707年)
       (シャー・ジャハーンの3男で兄弟と抗争の末、皇帝となる)

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【インドの世界遺産】 ~ タージ・マハル ~(アグラー) 2012年②

2012年08月26日 22時57分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
年振りである。

初めて見た時には、まずその大きさに圧倒された。
そしてアウトラインの美しさもさる事ながら、
象嵌細工の精密さにも驚かされたものだった。

現在タージマハルとアグラー城では、
日本語のオーディオガイドも貸し出されているのだが、
今回は日本人3人だったので日本語ガイドを雇った。

タージマハルに再会してまず思ったのは、
「白くないかなり黄ばんでいる。」と言う事だった。
ガイド氏曰く、近隣の工場の煙でこうなったそうで、
原因の工場は閉鎖され、時々磨いて白くしているらしい。

では、比べてみたい。
左側が1997年10月、右側が2012年8月である。
               
 

10月は乾季で青空が見える。8月は雨季で朝方は雨が降った。
太陽の光の当たり具合によっても違うかもしれないが、
左側の写真は後光が射しているように見えるではないか。
ちなみにカメラの性能は間違いなく現在の方が向上している。


               
Rsの大枚を叩いた外国人はショートカットで入場できる。
Rsのインド人は延々と遠回りしなければならないのであった。
それにしても・・・15年前は外国人もRsだったのになぁ。

なお入場に際しては、携帯電話、傘、カメラ、水は持ち込み可。
お菓子などは入口横の預かり所に預ける。


ガイド氏のお陰で新しい発見もあった。


       
コーランの一節を書いた墓標の入口の門。文字の大きさは同じに見えるが、
これは上に行くほど大きな文字で書かれているからだ。


       
次に、この柱、凹凸に見えるのだが、
実は模様がそう見せているだけである。
近づいてよく見てみたら上の方に行くにつれて本当に平だった。
騙し絵トリックアートの世界である。

ガイド氏(インド人)曰く
  「昔のインド人は計算が得意だったから。」(笑)
確かに「0」を発見した国だけある。

 ムガール帝国の皇帝たち(抜粋) 

第1代皇帝:バーブル(在位1526~1530年)
第2代皇帝:フマユーン(在位1530~1556年)
第3代皇帝:アクバル(在位1556~1605年)
第4代皇帝:ジャハンギール(在位1605~1627年)
       (アクバルの長男)
第5代皇帝:シャー・ジャハーン(在位1628~1658年)
       (ジャハンギールの3男で兄弟と抗争の末、皇帝となる)
第6代皇帝:アウラングゼーブ(在位1658~1707年)
       (シャー・ジャハーンの3男で兄弟と抗争の末、皇帝となる)

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【インドの世界遺産】 ~ タージ・マハル ~(アグラー) 2012年①

2012年08月25日 23時22分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
 まずは建造物を説明しておこう。

ムガール帝国の第代皇帝シャー・ジャハーンが、
妃ムムターズ・マハルのために
年の歳月をかけて建設した総大理石の墓廟。
そこから愛の象徴とも言われる。

 ムムターズは本名アルジュマンド・バーヌー・ベーガム。
1595年に貴族の娘として生まれた。
1612年にシャー・ジャハーンと結婚したが、
1630年38歳の時に14人目を出産し死亡。

墓標はインド・イスラーム文化の代表的建築で、1632年着工、1653年完成。
ペルシャやアラブ、ヨーロッパから2万人の職人を集めた。

 大理石はラージャスターン産、ジャスパーはパンジャーブ、
翡翠は中国、トルコ石はチベット、ラピスラズリはアフガニスタン、
サファイアはスリランカ、カーネリアンはアラビアから取り寄せ、
全部で種類もの宝石が嵌め込まれている豪華絢爛な墓である。

敷地は580m×300m、塀に囲まれて左右対称に造られている。
赤砂岩で縁取られた南門(ダルワーザー)、
正方形で幾何学的に分割されたムガル式四分庭園(バギーチャー)、
西側のモスク(マスジド)、東側の迎賓施設(ミフマーン・カーナー)、
そして高さ42mの4本の尖塔(ミナレット)を従える墓廟(マウソレウム)がある。
このミナレットは若干外向きに建てられており、
万が一地震が来ても墓標に向かって倒れないように設計されている。
墓標は60m四方で東西南北の全てが対照に建てられている。

完成後シャー・ジャハーンはヤムナー河の対岸に自分の黒大理石の廟を建設し、
大理石の橋で結ぼうとしたが、民衆の不満が高まり、
王子間の権力争いに勝利したアウラングゼーブによってアグラー城に幽閉された。
元々シャー・ジャハーンはアウラングゼーブには冷淡であったらしいので、
そのへんも影響しているかもしれない。

こちらがその建設予定地の跡。
           


なお、シャー・ジャハーンは1666年に死去し、
タージマハル内のムムターズの墓の隣に埋葬された。

 ムガール帝国の皇帝たち(抜粋) 

第1代皇帝:バーブル(在位1526~1530年)
第2代皇帝:フマユーン(在位1530~1556年)
第3代皇帝:アクバル(在位1556~1605年)
第4代皇帝:ジャハンギール(在位1605~1627年)
       (アクバルの長男)
第5代皇帝:シャー・ジャハーン(在位1628~1658年)
       (ジャハンギールの3男で兄弟と抗争の末、皇帝となる)
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アグラーは1日で観光できるか?
【インドの乗り物】 ~ 電気自動車 ~

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【インドの乗り物】 ~ 電気自動車 ~

2012年08月24日 22時58分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
環境問題と混雑のために、
タージマハルまでは車は乗り入れ禁止である。
前回は駐車場から馬車でタージへ行ったが、
今回は往復Rsの電気自動車、Rsの馬車、
それより高いラクダ車の中から、
いっぺんに全員が乗れる電気自動車を選択。

途中の観光案内所の様な所でチケットを購入する。
ここには無料のトイレ、ビールが飲めるレストランがあった。

左手突き当りの窓口でチケットを購入し、
入口右側のカウンターで靴カバーと水をもらう。



靴カバーはタージマハルの墓標(白い建物)へ入場する際に装着。



チケットを購入したら電気自動車でタージの東側入口へ。
ここが一番すいているそうだ。

帰りは適当な電気自動車に乗り、
降りる時にガイドの指示でRsを支払ったが、
もしかするとRsづつ支払うのかもしれない。

また大した距離ではないので徒歩でも行けるが、
土産物の客引きがうっとうしいので、
乗り物に乗った方が良いかもしれない。

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タージ・マハルへの道。

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タージ・マハルへの道。

2012年08月23日 22時31分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
年前は気づかなかったのだが、
タージマハルへと向かう道に、
日本人の名前が書かれた石板があった。

その名前は宮崎松記(みやざきまつき1900-1972)、
熊本県八代市生まれ。
高校生のとき訪れた病院でハンセン病に興味を持ち、
京都帝大を経て医師となり、
大阪赤十字病院外科部長を歴任。

ハンセン病の研究を通じて、
1962年に財団法人アジア救ライ協会を設立。
(JALMA Japan Leprosy Mission of Asia)
1964年、アグラーに「らいセンター」を建設し
援助活動を行った事により、
この地に石碑が残されたそうだ。

1972年、日本航空機事故でニューデリーで殉職。

                         

インド時間1972年6月14日20時16分、
日本航空NH471便は、当時のパーラム国際空港
(現在はインデラ・ガンディー国際空港に隣接する国内線空港)
に着陸する際、24Km手前のヤムナー河岸の
工事現場の明かりを空港と錯覚、着陸しようとして墜落した。

搭乗員89名中86名と地上の工事作業員4名が死亡した。
宮崎松記医師は、この事故機に搭乗しており、
インドに貢献し、志半ばでインドに死した。
奇しくも今年は没後40年であった。

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アグアーは1日で観光できるか?

2012年08月22日 23時12分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
アグラーへ行く人はタージマハルだけ見られれば
それで良いと言う人も多いだろう。
確かにインドを代表する建造物であるし最も有名である。

多数の人がタージマハルアグラー城だけ見て
それで終わりにしているようだが、
私はそれではもったいないと思う。

 スィカンドラーだって、
ファテープルスィークリーだって外せない。
時間があれば、ジャマー・マスジットやヤムナー河の対岸の
マターブ・バーグとイティマド・ウッダウラー廟にも
足を伸ばしたい。

ただし・・・全てを同日に回るのはかなり大変である。
ファテープルスィークリーKm離れているので、
ここだけ外したとしても、
Km離れたスィカンドラーへ行くのもやや厳しい。 

アグラーは観光都市だけあって客引きが多い。
またオートリクシャーも正直者が少なく、
 土産物屋に連れて行かれたり、
目的地に真っ直ぐ行くのは困難なため、
単独で観光すると思い通りに進まないだろう。

 車をチャーターすれば交渉の煩わしさからは解放されるが、
アグラー市内は 渋滞が酷いので、
これまた自由自在には進めない。

実際に私達は9時前にアグラーへ到着し、
タージマハル  象嵌細工の加工所見学 
ランチ  アグラー城  
イティマド・ウッダウラー廟と回って17時になった。
無理をすればスィカンドラーに行けたかもしれないが、
交通渋滞が酷かったため、帰路を急ぐ選択をした。

             

アグラーでは入場料金の他に、
考古学局に支払うADAなる物が存在する。
参考までに各所の入場料金とADAは以下の通り。

  場  所   (単位Rs) 入場料 ADA  合 計
タージマハル          250+500=  750
アグラー城            250+ 50=  300
イティマド・ウッダウラー廟   100+ 10=  110
スィカンドラー          100+ 10=  100
ファテープルスィークリー   250+ 10=  260
------------------------------------------------------------------
  合  計            950+540=1,520

 流石はインド一の観光都市である。

そのタージマハルでチケットを購入すると750Rsで、
他の場所のADAも含まれ、同日入場に限って無料となる。



私がお勧めする最も余裕のある
デリーからの往復観光プランは1泊2日だ。

デリーからは早朝6時15分発のシャタブディ・エクスプレスを利用し、
遅延がないとして8時15分に到着。
予め予約したホテルへ行き荷物を預けて、タージマハル、
ジャママスジット、アグラー城を回る、この間にランチも済ませる。
そしてスィカンドラーへ行き、1日目は余裕を持って終了。
タージマハルの夜景でも見ながら

2日目はホテルをチェックアウトして荷物をフロントに預けて、
朝7時頃のバスでファテープルスィークリーへ。
戻ってきたらランチ後、イティマド・ウッダウラー廟へ。
シャタブディ・エキスプレスは22時半発なので、
それまでのんびり買い物をするのも良し。
夕食を済ませてから荷物をピックアップして、乗車。

列車は夕食付なのでガッツリ食べずに、
軽めのスナック程度にしておくのも、もちろんあり。

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デリーのレストラン ~ ワン・カフェ ~(コンノートプレース)

2012年08月21日 22時49分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
デリーの中心部(銀座みたいな所)にあるカフェバーである。
若者はこのような所に行くらしい。

こう言った類の店は我が家の近所にも何軒もあるのだが、
全く日本人には人気が無い。

第一に 音楽がうるさすぎるので、会話ができない。
また、 照明が暗すぎるので、
目で料理を楽しめない。
まぁ飲食と会話を楽しもうと言う目的の人は行かないのだろうが、
どうしてまぁインド人は、
こんなに大音量で音楽が流れる店が好きなのであろう。

時間が来れば生演奏があったり、ディスコダンスが踊れるらしいが、
まぁどちらも興味はないので、
同僚達を残して私だけ早めに退散した。

           

住 所:89/90, 1st Floor, Outer Circle,
     Connaught Place, New Delhi
電 話:91-11-43507881,9873527254
予 算:1000Rs~

<食したメニュー>

タンドリー・ノンベジ・プレート、タンドリー・ベジ・プレート。
ビール(ピッチャー)


           
インドはダース単位が基本なので、
このように左からビール12本、6本、1本の値段。
1度に12本注文すれば、740Rsもお得。
しかしなぁ・・・1度に12本オーダーするには、
少なくても人は必要かな。
1っぺんに12本来たら・・・困るでぇ。


           
何と ドンペリもあった。23,000Rs(約34,500円)。

<店内の雰囲気>

薄暗い店内は、いくつかのコーナーに仕切られている。
普通のテーブル席があったり、ソファー席があったり、
ライブスペースのような所があったり。

<感想と評価>

タンドール料理は日本でもそう外れなかったし、
もちろんインドでも外れない。
インドのノンベジはチキン主体。
あってもマトン(という名の山羊肉)、
インド料理店でポークとビーフにはお目にかかれない。    
           


自分がベジタリアンではないから言う訳ではないが、
どうもベジのタンドリーはいただけない。
 肉ではないのでジューシーさに欠けるので、
私が食べるのはパニールだけだ。
           


  評価は●(完全に割り勘負けしたよ。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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【インドの人々】 ~ デリー⑯ ~

2012年08月20日 23時27分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
インドは分業制なので時計販売店は販売するだけで、
修理などは修理屋の仕事になる。

 同僚に聞き込み調査をしたところ、
時計販売店でも電池交換をしている所があるそうで、
費用は100Rs(約150円)程度との事だった。

そこで同僚に同行を依頼しTITANの店に行ってみた。
電池交換だと言うと店の奥まった所に行くようにと言われ、
そこには身なりもキチンとした
信頼できそうな雰囲気の職人がいた。

 何か変な動きをしないかどうか凝視。(笑)
必要に応じて写真も撮影した。

 これは乱暴に扱ったり、外した部品を戻さなかったり、
適当な事をしないかの監視のためだ

 流石は職人である。
時計を差し出すと、慣れた手つきで裏面のカバーを外し、
型番を確認すると該当する電池を取り出した。
Rs。」(約220円)

次はクロノグラフである。
こちらはドライバーで裏面のネジを外した。



Rs(約370円)だけど、いいか?」。
もちろんそれで良い。

隣から同僚がすかさず質問した。
 「どれくらいもつの?」
 「1年半かな。」

それって短いだろっ。1年半後が楽しみである。
2014年2月頃だな。

この同僚、電池の裏側を見て日本製である事を確認していた。
なかなかやるなぁ。

さて、今のところ問題なく動いているので、
インドで電池交換しても問題ない事がわかった。

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インドの人々】 ~ デリー① ~
【インドの人々】 ~ デリー② ~
【インドの人々】 ~ デリー③ ~
【インドの人々】 ~ デリー④ ~
【インドの人々】 ~ デリー⑤ ~
【インドの人々】 ~ デリー⑥ ~
【インドの人々】 ~ デリー⑦ ~
【インドの人々】 ~ デリー⑧ ~
【インドの人々】 ~ デリー⑨ ~
【インドの人々】 ~ デリー⑩ ~
【インドの人々】 ~ デリー⑪ ~
【インドの人々】 ~ デリー⑫ ~
【インドの人々】 ~ デリー⑬ ~
【インドの人々】 ~ デリー⑭ ~
【インドの人々】 ~ デリー⑮ ~

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インドで時計の電池交換。

2012年08月19日 22時56分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR


 私は腕時計をつ持っている。
メインで使用するのは上部写真の太陽電池式の物である。
何故だかと言うと・・・私は用心深い性格だからである。
通常は電池の寿命が来れば動かなくなる。
肝心な時に時間がわからなくなったら困ると言う理由である。

で、その太陽電池式の物であるが、
実は昨年故障してしまったのだ。
電池ギレによるストップはないが、
日本製であっても当然故障はある。
しかも年くらい使用しており、
時計自体の寿命が来たとしても不思議ではない。

昨年12月の一時帰国の際に修理に持って行った所、
修理に1ヶ月を要するとの事で、知人に引取りを依頼しておいた。
こちらは、既に修理完了して知人の手元にある。


        
主力の時計がないのでこれを使っていた。
1つはビクトリノックス・スイス・アーミーのミリタリー・ウォッチ、
軽くてシンプルでそしてなによりも頑丈である。
        

        
もう1つは2000年にスタートしたアピタイムと言う
カジュアルウォッチのブランドで、
2002年に限定発売されたスパイスシリーズの
ローレルと言う名前のクロノグラフである。
知人の芸術家が描いたイラスト付きのティーカップとセットで売り出されたのを、
残り数点の中からゲットした貴重な物である。

とても使用しやすかった調節可能なバンドが切れてしまったので、
現在は適当な物をあてがっている。

                 

ところが、ローレル君が電池ギレを起こしたその数ヵ月後、
アーミー君も電池がキレた。
どうやら前回も同じタイミングで電池交換をしたいたらしい。

 さて・・・どうするかだが、ここはインドである。
皆さんもご存知の通り私はインド人を信用していない。

 電池交換と言えども職人の腕は信用できない。
またインド製の電池だとしたら、絶対に信用ならない。 

しかし時計が無いのは不自由である。
インドでは日本のように至る所に時計は設置されていない。
たとえあったとしても・・・残念ながら正確ではない。

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コンセントとプラグ。

2012年08月18日 22時49分59秒 | インド / INDIA
 次にコンセントとプラグである。
何でもそうだがインドにスタンダードと言う言葉はない。
規格などあってないような物なので、
たとえ同じ物でも全く同一と言う物ない。

コンセントとプラグも少しずつ形が違うようで、
いろんな所に差し込んでみて、
シックリくる所を探してみる必要がある。

我が家にあるコンセントは、このような形をしている。
穴が5つもある物もある。
            
 

 コンセントには2種類ある。
1000W以上等の大きな容量のエアコンやヒーター、
電子レンジなどの電化製品用には左側の15Aの大きいコンセント、
それ以下の小さい容量の物は右側の5Aの小さいコンセントを使用する。

お判りかもしれないが、左側の大きコンセントは、
大は小を兼ねるで5Aのプラグも使用可能。

5Aの小さいコンセントしかない場合は、
このようなアダプタを使用すれば、
15Aのプラグがが5Aに早変わり。
            
 

 それでは、コンセントになぜ穴が5個もあるのか

インドの電化製品のプラグのピンは丸型で、
2本ないし3本の事が多い。

 
            
左側は携帯電話の充電器、
通称C型と呼ばれる細いピン2本のタイプ。(4mm)
右側は電子蚊取、通称B型と呼ばれる太いピン2本のタイプ。
(こちらは5mm)


          
そしてこれは電熱コイル。
通称B3型又はD型と呼ばれるピン3本のもの。
上の1本はアースで若干太めである。

このようにプラグが2本でも3本でも、
太くても細くても何でも使用できるように、
コンセントは5穴なのである。
ちなみに5穴のどこであろうと入っていればOK

 
            
日本のプラグは通常はこのような変換プラグを使用するのだが、
実は変換しなくても使用できるようになっている。
コンセントに平らな面があるのはそのためである。
          


なお、インド以外の国へも行かれる方は、
こちらを使用されたし。
            
カシムラ
マルチ電源プラグサスケ
(ブルー) TI-13
クリエーター情報なし
カシムラ


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変圧器。

2012年08月17日 23時26分56秒 | インド / INDIA
私自身は旅行に行く時に電化製品はあまり持ち歩かないので、
移住前に考えた事はなかったのだが、
インドへ来る方のために変圧器、
そしてコンセントとプラグについて説明しておく。

 まず電圧は220V~240Vなので、
日本で使用している100Vの電化製品はそのままでは使用できない。
旅行用であれば40W位の変圧器で十分であろう。
           
カシムラ
海外用薄型変圧器
220V~240V 40W TI-96
クリエーター情報なし
カシムラ


そのままコンセントを差し込んだ場合、ショートするか、
 または発火する可能性もあるので注意されたし。
ただし現在のPCのAC電源や充電器は、
100V~240Vまで使用できる物が多い。

これは心配性の私に限った事かもしれないが、
100V~240Vまで使用できるPCのAC電源や充電器でも、
やはり変圧器を使用した方が良いと思う。



理由は、インドでは電圧が極めて不安定で、
220V~240Vの範囲で幅があり、
その電圧の揺れは電化製品に負担を掛ける。(と思う。)
だから我が家ではPCはもとより、
充電器も変圧器を通している。

この変圧器は2010年の3月にインドで購入した物で、
2800Rs(当時:約6000円)。
今は円高なので4200円程度だが、
購入する前に自分でリサーチした限りでは、
どれももっと高かった。

インド人の同僚に話した所、
いろんな所に聞きまくってくれた。
そしてオールドデリー近くの問屋街でこの値段で入手した。

1500Wまで使用できるので、
大体の家電はOKである。

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