カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの聖仙】 ~ アガスティア仙 ~

2006年11月30日 22時40分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
インドの代表的な古典「リグ・ヴェーダ」や「ラーマーヤナ」
に登場するリシ(聖仙)の一人。
約5000年前に占いを依頼する人の運命を記した、
「アガスティアの葉」を書いたとされている。

その「アガスティアの葉」には、人物の名前、
現在、過去、未来、前世、来世まで書かれていると言う。
伝説によると、今でもアガスティアは、
南インドで活躍しているとか・・・。また一説によると、
聖山アガスティア・マライにある神殿に住んでおり、
修行者や超能力者に霊的指導を行っているらしい。

私がアガスティアを知ったのは10年以上前、
まだインドへ導かれる前のことであった。

あるTV番組で「アガスティアの葉」を紹介していた。
これは凄い  単純にそう思った。

5000年前にアガスティアが占った私の未来が、
椰子の葉に書き綴られているなんて 
しかも、この葉を捜しに行った人の分しかないと言う。
それも行くべき時に行かなければ見つからないのだ。

凄いではないか 何故そんな事がわかったのだろう
これは探しに行かなければならない。
そう思い、読んだ本がこれである。

アガスティアの葉

幻冬舎

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この本はサイババ信者として有名な青山圭秀氏が書いた物である。
彼は、南インド・タミルナードゥ州を訪れ、
州都チェンナイ(マドラス)から数時間も離れた山の中の
ナディ・リーダー(葉を読んでくれる人)の元を訪ねている。
そして、百万巻も貯蔵されていると言う
「アガスティアの葉」の中から、自分の葉を探し出していた。

私がインドへ葉を捜しに行ったかと言うと、
実は行っていない。その理由は・・・
言葉がわからない事と、時間がかかる事、
そして正しい場所がわからない、からである。
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来世チェーーック!

2006年11月29日 23時40分59秒 | 日記 / DAIRY
親愛なる来世のわたし自身へ

文芸社

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昨日、前世について占ってみたので、
ついでに(ついでかよっ )来世についても占ってみよう。

来世チェックは、こちら  クリックしてね!


あなたの来世はこんな感じ!

あなたの来世は【今と同じような人間】になるようです。

あなたの来世は今と同じ人間。
しかも今と同じような人間として、
再び生を受けることになりそうです。

おそらく今のあなたは、現状を楽しんで生きているのでしょう。
おのれの存在をありのままに受けとめて、
出来ることを精一杯やり、ささやかに日々を楽しんで生きる。
そんなあなたの姿勢が、来世でも繰り返し、
同じような生を得ることを求めているのです。

来世のあなたも大きな運命に翻弄されるようなことはありませんが、
未来の世界で日々を楽しく、
一日一日を確かに生きることが出来るでしょう。

いずれあなたが死んだとき、
その魂はすみやかに天国へ運ばれるようです。
そして天上界で年月を過ごしたあとに、
再び来世の人間界へ転生するはずです。

善人のカルマ  100%
常人のカルマ  100%
邪悪のカルマ  2%
鬼畜のカルマ  1%

なるほど・・・。
邪悪で鬼畜ではないようなので、安心した。
善人で常人なようだ。

私が人間として輪廻転生する事は、
確かに『アガスティアの葉』にも書かれていた。
ううむ・・・当っている・・・。
しかし・・【今と同じような人間】  
おいおいっ、ちょっとこれは手抜きじゃないだろうか?

  (『アガスティアの葉』については、近日!)
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前世チェック!?

2006年11月28日 21時42分59秒 | 日記 / DAIRY
前世ソウルリーディング―あなたの魂はどこから来たのか

徳間書店

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私は自称・・・前世はインド人である。

いつも通り何の裏づけもなく、勝手に言い張っているだけであった。
しかし・・・これについては、
『アガスティアの葉』でも証明されている。
ただし・・この私の葉であると言われた葉が、
正しく私のものであったとして・・・である。

  (『アガスティアの葉』については、後日!)

さて、前世チェックなるものがあったので、やってみた。 
それによると・・・・。

          

あなたの前世はこんな感じ!

あなたの前世は【古代に世界を統べていた巫女】のようです。

あなたの前世は太古の世界で生きた巫女。
人類にとって自然が最大の脅威であった世界で、
不思議な霊力を使い、人々の生活を守ってきたようです。

あなたの責任は重大で、
ときに苦しさに押しつぶされそうになりながらも
その務めを立派に果たし、毎日占ったり、
雨乞いをしたりしながら生きてきたのでしょう。

心労がたたり、あなたは人よりも早く寿命を迎えたようですが、
その功績はいつまでも人々の胸に残ったようです。

数百年のときを経て、現代世界に転生したあなたですが、
前世の生き様のためか、
不思議なインスピレーションを持っているかも知れません。

普段は社会の一員として誰とも変わらぬ生活を送っていても、
ふとしたときに、自然の中から直感を得ることがあるようです。
何か大きな危険が押し迫ったときにこそ、
それを乗り越えるために、
あなたの心に眠る巫女の血が騒ぐことになるでしょう。

強者の魂  34%
道楽の魂  100%
苦境の魂  100%
妖魔の魂  100%

強者・・では、なかったようだが、
      道楽って・・・
              苦境って・・・
                      妖魔って・・・

巫女かよ!! 別に不服ではないけれど。
早死にしたのか・・・・まぁ美人薄命って言うからね。
  (  文句あるっ??)

「不思議なインスピレーションを持っている。」
ここは、当ってる・・。第六感が優れてるようで、
人を見てピーン!ってくるみたいなの、あたしって。?

前世チェックは、こちら  クリックしてね!

さて、みなさんは一体なんだったでしょうか?
楽しんでもらえたでしょうか?
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旅のお道具「ドア用の鍵」

2006年11月27日 22時50分59秒 | 旅 / TRAVEL
初インドの時に購入した物。
ホテルの部屋の中にいる時に使用する
ドア用の鍵である。

赤い○部分をドアの枠部分の穴に引っ掛ける。
黄色い○部分をドアの厚さに合わせて調節し、
ドアを押されても開かないようにする。

部屋の中にいる時に、悪人が部屋に入ろうとしても、
入れないと言う仕組みである。
万が一、従業員が悪人で合鍵を使用して鍵を開けたとしても、
ドアはびくとも動かないのだ。
  ( 運悪く相手が怪力の場合は、
       もろくもぶち破られるかも・・・。)

これは内側に開くタイプのドアにしか
使用できないのが欠点である。

ただし私は、初インドの時だけしか使用しなかった。
そして、その後の旅には持って行くことはなかった。
用心にこした事はないのだが、
不必要な事まで、する必要はないのである。
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旅のお道具「保冷バンダナ」

2006年11月26日 21時04分59秒 | 旅 / TRAVEL
 このバンダナは、ただのバンダナではない。

使用する時には、水につけてから首に巻く。
バンダナの首の後ろ部分には、
特殊なゼリー状の保冷剤が入っている。
乾燥時にはサラサラ(写真は乾燥時)だが、
水につけると膨張してソーセージ位に膨らむ。

 首に巻くと冷たくって気持がいい。
熱射病の予防には首の後ろを冷やすのがいい。

バンダナが温まったら、30分おき位に位置を変える。
万が一乾燥してきたとしても、
また水につけると繰り返し何度でも使える。

     

実はインドでは使用していないのだ・・・。
なぜならファッション的に
パンジャビースーツには合わないからだ。
と言う事で、インド以外の場所では使用している。

しまう時には、良く洗ってから天日干しにして乾燥させる。
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今日のマサラ・ドーサ ~銀座アショカ~(銀座)

2006年11月25日 20時42分59秒 | カレー / CURRY
前回、数年ぶりに行った時に、店構えも味も、
あまりにも変わってしまっていて、ガッカリしたのだ。

前回の記事はコチラ。

今日のカレー(No.43) ~銀座アショカ~(銀座)

今回は、名物の「マサラ・ドーサ」を食べに行った。

           

住 所:東京都中央区銀座西3-1 銀座インズ1-2F
電 話:03(3567)2377
最寄駅:JR山の手線等 有楽町駅

<食したメニュー>

   マサラ・ドーサ  1580円
   
     写真手前より時計回りに、ココナッツ・チャツネ、
     マサラ・ドーサ、ウプマー、サンバル、ワダ
     ドリンク(チャイ又はコーヒー)付
 
<店内の雰囲気>

4人×16席、3人×1席、2人×1席。
壁にかけられた絵や調度品は高級感漂う。
食器も金の縁取りがあり、昔をしのばせる。

前回と変わった所:音楽がインド音楽になった!
            禁煙席が出来ていた。

<感想と評価>

ドーサは大きかった 
生地はサクサク感が心地よかったが大きすぎて、
初めから半分残す覚悟をしなければならなかった。
中身はのジャガイモの甘さにショウガが効いていた。

ココナッツチャツネは、
甘すぎずココナッツが強く出すぎてもいない。

サンバルは、大根が入っているのは珍しかった。
それほど辛くもなく、人参、玉ねぎとマッチしていた。
ドーサもワダも、お好みでサンバルやチャツネをつけて食べる。

ウプマーは、クスクスのような物と言えばわかりやすいかな。
カシューナッツ入り。

チャイも前回と変って、ちゃんとチャイだった。
しかも私好みで、カルダモンが効いていた。

 評価は◎ (日によって味が違うのかな?)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インドの食べ物】 ~ドーサ~(アムリトサル)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。
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【インドの世界遺産】 ~チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅 ~(ムンバイ)

2006年11月24日 23時26分59秒 | 西インド / WEST INDIA
西インド最大の都市ムンバイ(ボンベイ)にある鉄道駅。
以前はヴィクトリア・ターミナス駅と言っていたが、
マラーター王国の創建者の名前となった。

1887年に完成したヴィクトリア風ゴシック様式は、
駅と言うよりは、まるで宮殿のように見える。
完成当時はインド鉄道の本社として使用されていた。

2004年に世界遺産として登録されたので、
私が行った1997年当時は、ただの鉄道駅だったわけだ。

インドの世界遺産の入場料の相場は5US$だが、
入場料を払わないで観られる貴重な世界遺産である。

この他にも、まだまだ世界遺産はあるのだが、
自分が行った事のない場所を紹介するのは、
気がすすまないので、一旦このへんで終わる事にする。
また何処か行ったならば、その時に紹介したい。

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【インドの世界遺産】 ~マハーバリプラム建造物群~
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【インドの世界遺産】 ~コナーラクの太陽寺院 ~

2006年11月23日 21時59分59秒 | 東インド / EAST INDIA
東インドのオリッサ州の州都ブバネーシュワルは、
コルカタ(カルカッタ)より特急列車で約8時間。
ブバネーシュワルからプリーまではバスで約2時間。
プリーからバスで約1時間の所に、コナーラクはある。

デリーアグラーを除いて、
エローラ遺跡アジャンター遺跡カジュラホー遺跡・・・
世界遺産のある場所は、
ちょっと交通の便の悪い所にある事が多いなぁ・・・と思う。

簡単に行けない場所だから、
この様な建築物が残されているとも言える。

              

太陽寺院(スーリヤ寺院)は13世紀ごろ、
太陽神スーリアを祀る為に建てられた。

8世紀頃からオリッサ州周辺で栄えたガンガー王朝の
最後の時期に建てられた最大の寺院である。
260m×180mの壁で囲まれている。

写真の様な直径3mの車輪24個に支えられた、
巨大な馬車の形をした寺院の本殿の高さは、
70mであったと考えられている。 

これはスーリヤ神が天空を駆けるための7頭建ての馬車であり、
7は1週間を表す。
車輪は左右に各12個で、12ヶ月(1年)を表す。

ミトゥナ(男女交合)像もあるが、
カジュラホー遺跡ほど多くないし、
女性像の彫刻も繊細で可憐である。

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【インドの世界遺産】 ~マハーバリプラムの建造物群 ~

2006年11月22日 22時15分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
マハーバリプラムは、南インド・タミルナードゥ州の
州都チェンナイ(マドラス)からバスで2時間半行った所にある
海沿いの町である。

7世紀後半に海岸に造られたヒンドゥー教寺院(海岸寺院)と、
パンチャ・ラタ(5つの山車)と
岩山に彫られた彫刻や寺院群がある。

          

「アルジュナの苦行」と名付けられたこのレリーフ、
幅が29m、高さが13mもある。世界最大の浮彫。

アルジュナとは、ヒンドゥー教の聖典バガヴァッド・ギーターに
登場する神と王子の名前。

別名「ガンガーの下降」とも呼ばれている。
これは、ガンガー女神がこの世に降りて来た時に見立てている。

海岸寺院とパンチャ・ラタ(5つの山車)は、
共通で入場料5US$だが、岩山のレリーフと寺院、
石窟、クリシュナのバターボールなどは、
無料で自由に入場し見学できる。

私が行った2001年は、
インドの世界遺産の入場料が最も高騰した時期で、
10US$だったので、アホらしくて入場しなかった。
そこで柵の外から写真だけ撮って帰ってきたのだった。

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世界遺産 インド編

アニプレックス

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完訳バガヴァッド・ギーター

中央公論社

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東洋太平洋ライトヘビー級王座決定戦

2006年11月21日 22時20分59秒 | スポーツ / SPORTS
東洋太平洋ライトヘビー級4位 西澤 ヨシノリ(ヨネクラ)
                    49戦27勝(15KO)17敗5分
                
           同級2位 マニカ・カトニヘレ(フィジー)
                   17戦10勝(4KO)6敗1分

今年40歳のボクサー西澤選手の戦いは続く。
キャリアも20年を超え、今夜が節目の50戦目
肉体もボロボロに近いのかもしれないが、
精神力とボクシングに賭ける情熱は止まない。

1997年に日本ミドル級王座を獲得した時、既に31歳。
その後1999年、33歳で東洋太平洋スーパーミドル級王座に就く。
そして2001年35歳の時と2004年38歳の時に、
東洋太平洋スーパーミドル級王座に返り咲く。

昨年は2試合行い、東洋太平洋ライトヘビー級タイトルマッチと
東洋太平洋スーパーミドル級王座決定戦には敗れたとは言え、
今夜、再びその東洋太平洋ライトヘビー級王座に挑む
勝てば、日本人最年長王者となる。

 凄い。偉い。

負ければ引退、勝っても試合内容によっては、
JBCからの引退勧告を受け入れなければならない状況下で、
勇敢な男の生き様を見届けるために後楽園ホールへ向った。

昨日の計量でカトニヘレ選手がなんと、
リミットを2.3Kgもオーバーする大失態。
したがってこの試合、西澤選手が勝てばチャンピオンだが、
カトニヘレ選手が勝ってもチャンピオンの資格はない。

しかし最近、わざとオーバーしているケースもあるようなので、
減量失敗と言えども油断は禁物だ。

写真左側:赤いトランクスが、ダンディー西澤選手。
写真右側:白いトランクスがカトニヘレ選手。

     「ガンバレ!西澤選手!」

赤コーナーより登場した西澤選手は、
さすがに凄い存在感があった。
リング上で四方に向かって両手を掲げ、ゆっくりと頭を下げる。
これが最後のリングとなるかもしれないと言う事を、
噛みしめているようだった。

1ラウンド:カトニヘレ選手がジャブを付いてリングをまわる。
西澤選手はパンチが見えている。
ヒラリヒラリとパンチをかわしながらチャンスをうかがう。
中盤に差し掛かったころ、西澤選手がロープへ追い詰めて、
左ボディアッパーを振るった。
カトニヘレ選手は、ばったりと倒れ、動かなかった。

レフェリーがカウントを数える。
 「1、2、3、4、5、シーックス、セーブン、
  エーーイト、ナーーイン、テーーン。!」
心なしか後半は、ゆっくりと数えていたように思えた。

わすか・・・1分39秒だった。
西澤選手は、トレードマークの口ひげに触れさせる間もなく、
カトニヘレ選手を一撃でしとめた。

      

勝利者インタビューで西澤選手は言った。

 「今日が50戦目、その中には17回の敗戦、
  5回の引き分けと言う挫折がありましたが、
  それを克服してきました。
  改めて言えるのは、継続は力なりと言う事です。」

かっこいい とっても説得力がある
ボクシングよりもインタビューの方が、はるかに長かったが、
大勢のファンが最後まで聞いていた。

  「最後に、皆様のご健勝とご多幸をお祈りして、
   万歳三唱をしたいと思います  」

・・・全員が起立して万歳三唱をした・・・。
素晴らしい光景だった。

生意気な小僧のたわごとや下手くそな歌を聞かされるのは、
真っ平ゴメンだが、こういうのは何度でも聞きたい。
(まぁ・・まだ西澤選手の半分も生きてないのだから、勘弁してやるか・・。)

引き上げるカトニヘレ選手を呼び止めて、
リング上で声をかけたシーンも印象的だった。
人間的にも優れた人こそが、
チャンピオンになるべきだと改めて思った。

来年は41歳で、初防衛戦を迎える。
「まだまだガンバレ!西澤選手!」

体感ゲームシリーズ K.O.しようぜ!エキサイトボクシング

エポック社

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父親たちの星条旗

2006年11月20日 21時31分59秒 | 映画 / MOVIE
クリント・イーストウッドが監督した戦争映画。
昭和20年2月19日の硫黄島上陸からの戦闘を描いている。

作品は2本あり、アメリカ側の視点で描いたのが、
この「父親たちの星条旗」であり、
日本側の視点で描いたのが「硫黄島からの手紙」である。

まず、硫黄島(いおうじま)の位置だが、
東京から約1250Km、小笠原諸島父島の南約280Kmで、
東京からグアム島との中間くらいにある。

島の大きさは、約22平方Km(東京都北区とほぼ同じ。)、
形状は摺鉢山を要として北東に広がる扇形の地形で、
島の周囲は約22Km、北東~南西の長さが約8.3Km。

           

私は戦争を知らない子供たちの一人だし、
周囲に戦争に行った人もいないため、この硫黄島での戦闘が、
どれほど残酷で悲惨な物であったかについては、
映画を観て初めて知ったのだった。

それは言葉では表現できないほどの戦いだった。
まず、暑さと硫黄の匂いで戦う前に、
病に倒れてしまうほどだったらしい。

それなのに、日本軍は硫黄臭い地中に穴を掘って立てこもり、
36日間も抵抗したのだから、物凄い。
結局、日本軍20,129名、米軍6,821名が戦死し、
負傷者は、日本軍1,020名、米軍21,865名であった。

           

「父親たちの星条旗」は、硫黄島にアメリカ国旗を掲げた6人のうち、
生還した3人の中の1人が死に向かい合った時から始まる。
そして、彼の息子が遺品の中から、
当時を記す物を発見し、関係者を取材する形で回顧して行く。

あの国旗掲揚が写真となって新聞の一面を飾った事により、
アメリカ国民の士気が高揚し、戦争に勝てる確信を得た事。
そして生還した3人が感じる「英雄」と呼ばれる事の違和感、
戦争の資金集めに利用されていく様子などが描かれている。

また、この写真が2度目の掲揚シーンであった事や
映っている人物と家族のたどった人生が、
必ずしも幸福でなかった事もありのままに写されていた。

アメリカ側からの視点で描かれているのにも関わらず、
決してアメリカのいい所だけをピックアップした作品ではない。
カッコ悪い所も同じくらいスポットが当てられている。

また日本軍が最初から死を覚悟して戦い、
玉砕してゆく様子に胸が痛くなった。
この映画を観て、来年の8月15日からは、
黙祷する時の自分の気持が違うように思う。

硫黄島の星条旗

文藝春秋

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なお、「硫黄島からの手紙」は、12月9日から公開される。
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今日のカレー(No.60) ~アロラ~(五反田)

2006年11月19日 21時03分59秒 | カレー / CURRY
インド料理家のレネ・アロラさんの自宅兼お店。

この間のムットのオフ会の時に、
samuraiさんにこの店に行く事を伝えた所、
その場で参加(お店を案内?)してもらえる事になった。
そしてcurryvaderさんも参加表明。
USHIZOさんは、なんと有休を取って参加となった。

アロラさんは私達4人を怪しんでおられた。
それは・・・4人が1人づつ各自で予約したためだ。
通常1人で来る人は、いないらしい。
最終的にはsamuraiさんが、4人グループであるという事を、
伝えてくれたため、納得していただけたようだった。

もともとはインド料理店をを経営されていたのだが、
閉店した理由は「カレーの仕込みで朝早くから、
夜遅くまで働いて、疲れた・・。」からだそうだ。

現在は自宅で、近所のセレブを集めてお料理教室を開いており、
ランチのみ予約制で営業してる。
近所でお弁当も販売しているが、限定10食限りである。

          

住 所:東京都品川区北品川6-2-6ロイヤル高輪2F
電 話:03(3441)6540
最寄駅:JR山の手線 五反田駅

<食したメニュー>

 ランチ   1000円

   カレー2種類、サブジ、ナン、サフランライス、
   ヨーグルト、チーズカバブ、サモサ、デザート、チャイ
     
<店内の雰囲気>

6人×3席(最大で20人まで入れるそうだ。)

普通の家庭のリビング。玄関で靴をぬいで部屋に上がる。
お店に来たという雰囲気は全くない。

<感想と評価>

写真手前より時計回りで、サフランライス、カシューナッツ(おつまみ)、
エッグカレー、サブジ、キーマカレー、ナン、サモサ、カバブ、
中央にヨーグルト。

日替わりのカレーは、キーマとエッグ。
キーマはポークとビーフの合挽き、
ビーフの甘さが出ていてとてもマイルド。
エッグの方もマイルド。

サブジはジャガイモとマッシュルームとカリフラワー。
ジャガイモの甘みが自然で美味しい。

ヨーグルトはデザートではなく、唐辛子が効いていた。
本来はカレーの辛さを中和する役目だが、
今回はカレーがマイルドだけに程よい辛さに中和してくれた。

ケバブはチーズ入りとの事で、油断していたが・・
これが辛かった!
サモサも・・・ピリ辛だった。

デザートは、ガジャル・ハルワー。ピスタチオ入り、
人参をギー、砂糖、ミルクを加えて煮込んだ物。
インド行きの飛行機の機内食で良く出てくる。
人参のクセは全く感じない、甘すぎず美味しかった。

ナンは冷蔵品、南インド料理ならば、なくても良いと思う。
サフランライスは普通。

 評価は◎
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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日本スーパーライト級タイトルマッチ

2006年11月18日 22時59分59秒 | スポーツ / SPORTS
チャンピオン 木村 登勇(横浜光)
         29勝(14KO)5敗2分
                
           同級2位 飯田 幸司(ヨネクラ)
                   16戦11勝(3KO)4敗1分 

現在の日本ボクシング界で、
最も安定したチャンピオンは木村選手であろう。
現在12戦連勝、4連続KO防衛中。8回目の防衛戦。

チャレンジャー飯田選手は、
世界ランカーを倒して日本ランキング入りし、
今回は代役で挑戦権を得たラッキーボーイ。

写真:左側、飯田選手の出鼻に右ジャブを放つ、写真右側の木村選手。

             

1ラウンド:飯田選手はガードを固めて前進し懐に入ろうとするが、
      緊張のせいか硬さが観られる。
      木村選手がガードの隙間に右アッパーを突き上げ、
      返しの左ストレートもヒットする。
       (木村選手:10-9:飯田選手)

2ラウンド:木村選手の連打が、ことごとくヒットする。
      飯田選手は、前に出る事ができない。
      木村選手が連打で赤コーナーに追って行き、
      右ストレートで早くもダウンを奪う。
      立ち上がった飯田選手を、
      今度はニュートラルコーナーへ追い詰め連打。
      たまらず飯田選手は前のめりにダウン。
      なんとか立ち上がるが足に来ている。
      しかし木村選手の猛攻を必死でこらえる。
       (木村選手:10-7:飯田選手)

3ラウンド:ダメージの残っている飯田選手に、
      木村選手がたたみかけるが、
      頑張る飯田選手は倒れない。
       (木村選手:10-9:飯田選手)

4ラウンド:飯田選手が前進し頭をつけて左右のアッパーを
      放ち、木村選手をロープにつめる。
       (木村選手:9-10:飯田選手)

5ラウンド:ゴングと共に木村選手が連打で前に出る。
      飯田選手はこらえて、逆に前進するが、
      手数で飯田選手勝るも有効打は木村選手。
       (木村選手:10-9:飯田選手)

6ラウンド:前進する飯田選手と押されまいとする木村選手、
      もみ合いとクリンチが続くが、有効打で木村選手。
       (木村選手:10-9:飯田選手)

7ラウンド:クリンチの離れ際のパンチの応酬。
      木村選手の有効打、手数では飯田選手。
       (木村選手:10-10:飯田選手)

8ラウンド:木村選手は効いているわけではないが、
      疲れているのか?バッティングを嫌がっているのか、
      手数が減った。飯田選手の攻撃パターンは変わらない。
       (木村選手:9-10:飯田選手)

9ラウンド:木村選手は手数が出ない。
      飯田選手は頭をつけて左右のアッパーで攻める。
       (木村選手:9-10:飯田選手)

10ラウンド:ポイントで勝っている木村選手は、
       無理にKOしようとしない。
       飯田選手が前進し最後の頑張りを見せる。
       (木村選手:9-10:飯田選手)

2ラウンドのダウンにガックリ来る事もなく、
後半みごとに自分の持ち味を発揮し挽回した飯田選手。
予想を裏切り判定となった。

私の採点では96-93で木村選手。
公式採点は、97-94、96-93、97-92の
3-0で木村選手が8回目の防衛を果した。

 ≪ 関連記事 ≫ 

日本スーパーライト級タイトルマッチ(長瀬戦)
日本スーパーライト級タイトルマッチ(小暮戦)
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ミイラと古代エジプト展

2006年11月17日 23時45分59秒 | 日記 / DAIRY
ミイラと言えばエジプトが本場
前回の「ナスカ展」のミイラも素晴らしかったが、
今回は本場のミイラだ。

ちょっとそこのミイラ・フェチのあなた
これは絶対に見逃せないよ。

大英博物館には100体以上のミイラがあると言う。
ううぅむ・・・。行ってみようかな。

その中で今回は「ネスペルエンネブウ」と言う名前の
エジプト人男性のミイラが紹介されている。

以前はミイラを調査する時に、
その包帯を取り外していたそうだが、
それでは肝心の遺体が損傷してしまう。
現代ではCTスキャンが用いられている。

それによりCGと組み合わせられた、
3次元のバーチャル映像がシアターで上映された。
これによって写真の様にミイラを覆っている棺を開けずに、
その中身のミイラがくっりきハッキリ映し出された。

 素晴らしい・・・。
こんな風に調査し謎を解明していくのか・・
自分がまるで考古学者になったかのように、
古代のミイラ創りを堪能できる。

シアターでは3Dメガネをくれるので、
かなりの迫力映像が楽しめる。

 ≪ 関連記事 ≫ 

ナスカ展

           

今回の展示会は日時指定のチケット制だったが、
当日券もかなり発売しているらしく、
定員入替制のシアター以外は、
混雑していて展示物を見ることが出来なかった。

土日に行った方が悪いのかもしれないが、
前売り券を買うメリットがないと思った。
シアターも指定時間よりは30分遅れだったし、
もう少し改善して欲しい。
(ちなみにインドでは30分遅れは平気なのだが、
 日本では許せない。我儘な私・・・。)

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【インドの世界遺産】 ~カジュラホーの建造物群 ~

2006年11月16日 23時46分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
 ミトゥナ(男女交合)像で有名なカジュラホー。

10世紀から11世紀にかけて建立された寺院群は、
西・東・南の3群に分かれている。

その中で最も大きい寺院群は西群で、
公園の様な芝生の中に10程のヒンドゥー教寺院がある。

ミトゥナ像に代表される彫刻は華麗な物もあるが、
繊細と言うよりは力強いシャクティ(性力)を感じる物が多い。

 写真は西群のラクシュマナ寺院を裏手から見上げた所。
おびただしいミトゥナ像が彫刻された塔が、
天に向かって威風堂々とそびえ立ち、
そのシャクティを誇っているように見え、
ただただ圧倒されてしまう。

この寺院の側面には、まるで絵巻の様に彫刻された、
「カーマ・スートラ」(愛の教典)の世界が広がる。
ただ・・全くいやらしさは感じられない。
その時代の性の神秘性やおおらかさが感じられるだけだ。

東群のヒンドゥー教寺院にはミトゥナ像はなく、
大きなジャイナ教の寺院もある。
南群は小さな寺院が2つほどあるだけだった。

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【インドで飲んだくれる】の巻 ~カジュラホー~

【初・インドの道】 ~カジュラホー~
【インドの寺院】 ~ラクシュマナ寺院 ~(カジュラホー)
【インドのマングース】~カジュラホー~

【インドの世界遺産】 ~エレファンタ石窟群~(ムンバイ)
【インドの世界遺産】 ~アジャンター石窟群~
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【インドの世界遺産】 ~クトゥプ・ミナール~(デリー)
【インドの世界遺産】 ~フマユーン廟~(デリー)
【インドの世界遺産】 ~タージ・マハル~(アグラー)
【インドの世界遺産】 ~ファテープル・スィクリー~(アグラー)
【インドの世界遺産】 ~アグラー城ー~(アグラー)
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