ハウズ・カース・ヴィレッジに昔からある南インド 料理店である。
このエリアはオシャレな若者や外国人が多いため、
インド料理店は2軒しかない。
過去にあったいい店・ゴールコンダ・ボウルもなくなり、
ガン・パウダーは行く前になくなっていた。
現在ではこの店と近隣にあるコースト・カフェだけである。
コースト・カフェがノンべジでお酒も飲める
お洒落なカフェ風のケララ料理店であるのに対して、
こちらは伝統を守り通しているベジタリアンの
正統派の南インド料理店である。
実は8年前に行っているのだが・・・何故か記事にしてなかった。
8年前の味や値段について記憶はないのだが、
移り変わりの早いこの場所で、この値段で、このキャパシティで、
やっていけている事が素晴らしい。それだけ味がいいと言う事だろう。
住 所:Hauz Khas village, New Delhi, India
電 話:91-11-26960426, 26536045
予 算:300Rs~
<食したメニュー>
ミールス 240Rs(約370円)
<店内の雰囲気>
間口から考えると中はかなり広い。
落ち着いた照明とインテリアで高級感が漂うが・・・
そこから考えると値段はかなり安い。
<感想と評価>
まず出てきたのは水とジュースである。
ジュース・・・と思ってグラスを持つと「アッチッチッ」と驚く。
照明が暗いのでジュースだと思ったのだが、
えーーーーっ。なんじゃこれっ
実はこれはラッサムだった。
ラッサムと言うと酸味と辛味が程よく効いたあの味を想像するのだが、
なんと上品な酸味だろう。スープとして飲めるくらいの酸味と辛味である。
パパドもカラッと揚って美味しい。
さぁてお出ましのミールスは中央にプーリが4個・・・個人的には1個でいいなぁ。
左側より反時計回りに、キール、レモンライス、?、トーラン、ラッサム、サンバル、
ダヒ、パコーラとアチャール。そしてライスは別に提供された。
まずはプーリを別皿に移して中央にライスを盛る。
サンバル、ラッサムの順に食べてみる。サンバルも刺激は少なめである。
よく見かけるドラムスティックは入っていなかった。
ラッサムは最初に味を確認してあったが、そのまま飲めるくらいなので、
ライスにかけると若干味が薄い感じがする。
手前にあるカレーはココナッツ風味であるが何だろう・・・
何か知ってるような味がするのだが、それが何の味だか解らない。
そしてこの中にサンバルには入っていなかったドラムスティックが入っていた。
トーランもバランスの取れた味だった。
全体的にこの店の味付けはしつこくなく嫌味のない上品さが目立った。
レモンライスも美味しかったが、私はカレーには普通のライスの方が合うと思う。
最後の〆にダヒをライスにかけてカード・ライスで締めくくる。
評価は◎(改めて見直した。)
(3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)
■お断り■
味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
同意見・反対意見など、あると思いますが、
あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
気にしないでください。あしからず。
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