カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ルンビニ:釈迦誕生の地。

2020年03月09日 22時13分59秒 | ネパール / NEPAL

釈迦:ゴータマ・シッダールタは紀元前5世紀頃、
現在のネパール南部にあるルンビニで、
釈迦族の王子として生まれた。



母親であるマーヤがお産の為に実家に戻る途中、
花園の木陰で休んでいたところ右の脇の下から生まれた。
生れてすぐに七歩歩き右手で天を指し左手で大地を指し、
「天上天下唯我独尊」と叫んだ。
マーヤはその7日後に亡くなってしまい、
釈迦は母の妹によって育てられた。

インドからのアクセスはウッタル・プラデシュ州のゴラクプルから、
バスに乗り北上し国境の町スノウリに着く。
私は2015年4月、インドから国境を越えネパールに入った。
行きは白タクに乗ったので3時間だったけど、
帰りは恐ろしいほど汚いバスだった。

ルンビニ一帯は世界遺産である。
物凄く広い公園内にある釈迦が誕生した場所に立つのは、
マーヤー・デーヴィー寺院である。

 

寺院の中にマーヤーが休んだと言う木、
そして生まれた釈迦が歩いた7歩が記されているが、
内部は撮影禁止である。

アショーカ王が巡礼した時に建てられた石柱が残っている。

釈迦が産湯に使ったと言う沐浴池が寺院の裏手に残っている。

ルンビニの西27Kmにあるカピラバストゥは、
釈迦族の城があり釈迦が29歳で出家するまで住んでいた。
この東門から城を出て修行に入ったと言われている。

なお、インド側にも「ピプラハワ」と言う場所に候補地がある。
20世紀になってから政治がらみの論争が起きているが、
学術的な裏付けのある最終結論は出ていない。

 

 

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キルティプルのタイ寺院。

2019年05月18日 21時09分59秒 | ネパール / NEPAL


キルティプルのバス停の所の門を入った左手にあるタイ寺院。
正式名称はナガラマンダパ・スリキリティ・ビハラと言う。

1992年にタイ国際空港の事故があり、
それを慰霊するために建てられたらしい・・・と言う説と
1985年にタイの王様の導師がこの地を気に入り、
タイ人技術者などを連れて来て建立したと言う説がある。

入口が解らなかったので入れなかった。
そして道路から見えたのはこれだけである。



全てが金ピカだと言う記事もあったが、
2019年の年頭は金ピカではなかった。

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キルティプルのストゥーパ。

2019年05月17日 21時59分59秒 | ネパール / NEPAL
キルティプには東西に丘があるが、
東側の丘の上にあるのがチランチョ・ビハール・ストゥーパである。

西側の丘の寺院から向かって行ったら仏像を
立てている現場に遭遇した。



地震で倒れたのかな?とも思ったが、
2015年だしな・・・。

そしてその近くにストゥーパがあったのだが・・・・
こんな小さいはずがない。



と思ってさらに先へ歩いて行くと看板があった。



ウェーイッ!! そうじゃなきゃね。
なにやら民家の中を進んで行くと、見えた!



こちらが正面のようだ。金剛杵もある。

 

正面の向い側にはネワール建築の建物もあった。



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キルティプルの寺院 ~ウマ・マヘーシュワル寺院~

2019年05月16日 21時43分59秒 | ネパール / NEPAL
バグ・バイラブ寺院を右手に道路を奥に進んで行く。
絨毯を作っている人を見ながら赤い建物を超えて行く。

 

一番奥の右手にウマ・マヘーシュワル寺院があった。



キルティプルで一番高いところにあるこの寺院は、
シヴァ神とその妃パールヴァティ女神を祀る寺院で、
1655年建てられ1934年の地震で壊れる前は、
4重だったそうだが現在は3重である。

 

行ってみてかた知ったのだが・・・・
この寺院はインドのカジュラホーなどにある、
ミトゥナ像(男女交合)の彫刻がある寺院だった。
インドの物は石に掘られているが、ここのは木製である。



素晴らしい神様の彫刻・・・と思ってよ~く見たら、
柱の下部にエロチックな彫刻が・・・
他にもこんなものが~

 

石段を登って上から象を観たところ。
背中のトゲトゲは象の背中に乗った子供が、
転落するのを防止するためらしい。



  

シヴァ神の武器である三叉戟の周囲に、
玉子のような可愛い形のミニ・リンガがあった。



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キルティプルの寺院 ~バグ・バイラブ寺院~

2019年05月15日 21時21分59秒 | ネパール / NEPAL
キルティプルの西側の丘の上にあるのが、
1126年に建てられたキルティプルで一番古い寺院。
ヒンドゥー教のシヴァ神の化身バイラヴ
(マハーカーラー:大黒天)が祀られており、
キルティプルの守り神とも言われている。



寺院の上部に刀や刃物が吊るされているが、
これは1767年にネパールを統一したシャハ王朝軍によって、
キルティプルが陥落したという戦いの遺物。
その下には神様の彫刻や木彫りの窓が飾られている、
独特の建築様式である。
正面奥の本堂内はヒンドゥー教徒以外は入場禁止。

境内にはいろんな祠や神様の像がある。

 



見逃せないのは、ブラフマー神、ヴィシュヌ神、
シヴァ神に見守られた女神ガンガーが出産する姿が描かれた物で、
子宝に恵まれない女性や安産を願う女性の信仰を集めている。



本堂に向かった入口を入った右手の角にあり小さいので、
なかなか見つからない。

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キルティプルの旧王宮前。

2019年05月14日 21時49分59秒 | ネパール / NEPAL
カトマンズの南西5Kmほどにある丘に、
かつてのネワール族の小王国だった町キルティプルがある。

キルティプルとはキルティ(栄光)のプル(町)と言う意味で、
12世紀にパタンの衛星都市として建設された。
1766年にネパール王国のプリトビ・ナラヤン・シャハに、
攻略されて陥落されるまでカトマンズやバクタプルと、
肩を並べる都市だったらしい。

カトマンズのラトナ・バス・パークからミニバスで30分ほど。
料金は20NPR。この門の所でバスを降りる。



真っすぐ登って行くとこの看板がある。



一番上に書いてある矢印の
「バガ・バイラブ(ウマ・マヘーシュワル寺院)」
への道は・・・・これだった。



周りにゴミも散らばっているし階段はボコボコである。
登って行くのに一抹の不安があったのだが、
矢印に従っていくしかない。

階段を上り切ると民家の続く道へ出たが、
次の矢印も看板もなかった。
仕方なく上へ続く道を登って行く。
かなり歩いた。すると・・・ちょっと開けた。

ここはキルティプルの旧王宮だった場所である。

 

言われてみればカトマンスやバクタプルの王宮と同じ、
日干し煉瓦で造られたネワール様式の建物である。

王宮の前にある白い寺院。

 

 

寺院の側面に何か十字架のような・・・
そしてこの修道女のような立像には
「シャンカダール・サーカワ」と書いてあった。
ネパール初のアニメーション映画にもなった伝説の人物らしい。

この広場の王宮の右手にバグ・バイラブ寺院がある。

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パナウティの寺院 ~パシュパティナート寺院~

2019年05月12日 21時15分59秒 | ネパール / NEPAL
バネパからパナウティへ入った所に小さな寺院があった。
バスの中から見かけたので帰りがけに寄ってみた。



川沿いにシヴァリンガが並んでいた。



本堂は小さく扉は閉まっていた。

 

本堂の前にいた老人と女性が手招きしたが、
怖かった(笑)ので行かなかった。

シヴァ寺院であるが、ヒンドゥー教のいろんな神様がいた。

 

 

仏足まであった。



小さい寺院ではあったが盛りだくさんで楽しかった。

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パナウティの寺院 ~インドレーシュ寺院~

2019年05月11日 22時00分59秒 | ネパール / NEPAL
クリシュナ寺院を後にして適当に歩いていると、
大きな塀のある一帯に辿り着いた。中にシヴァ寺院があった。
13世紀の建てられたネパール最古の寺院の一つである。

裏口(脇)から入ってしまったようで、
正面に回ってみる。境内は結構な広さがある。

 

シヴァ神のシンボル。



寺院に向かって右手には博物館もあった。



入場すると料金がかかりそうだったので、
入らずにそのまま正面入り口から出た。
すると・・・・正式名称は「インドレーシュ寺院」のようだ。

 

ん・・・・?



入場料は外国人=300NPRだったらしい。
裏口から入ったのでタダで入ってしまったが、
誰にも何とも言われなかった(笑)ので、
そーーっつと足早に立ち去った。

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パナウティの寺院 ~クリシュナ寺院~

2019年05月10日 21時59分59秒 | ネパール / NEPAL
ドゥリケルから一旦バネパへ戻り、
町人に聞き込んでパナウティ行きのバスに乗り換えた。
パナウティには川沿いの小さな町でネワール建築の寺院がある。

バス料金はドゥリケルからバネパまでは15NPR、
バネパからパナウティまでは20NPR。

カトマンズ盆地はネワール族が文明を築いてきた場所であり、
今回訪れた町のほとんどがその歴史を見る事がでした。
ちなみにネワール族は人口の5.5%程度。

全く土地勘はなかったのでパナウティのバス停で降り、
川沿いに歩いてみた。プンヤマティ川とロシ川に挟まれた、
三角地帯が町の中心であるが、どっちがプンヤマティ川なのか?
ロシ川なのか解らなかったが進んで行くと、
橋の向こうに寺院が見えた。

吊り橋と赤い橋、そして寺院の形が、
京都っぽく感じられた。

 

プンヤマティ川に面したクリシュナ寺院。



こちらがプンヤマティ川で寺院の裏手にロシ川がある。
この左側が二つの川が交わる場所。



寺院の前のガート(プンヤマティ川側)は火葬場でもあるらしい。
12年に一度あるネパール最大の祭の
「マゲ・サンカランティ」の際には、
ネパール中から何十万人という人々が沐浴に訪れるそうだ。
次回は2022年らしい。インドで言うクンブメーラかな。
でもこの小さな川では、そんなに大勢の人は。
一辺に沐浴できないような・・・。



クリシュナ寺院なはずが・・・・
何故かシヴァ神のシンボルが・・・・

 

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ドゥリケルの寺院 ~カーリー寺院~

2019年05月09日 21時51分59秒 | ネパール / NEPAL
バグワティ寺院とヴィシュヌ寺院を見て、
行きがけの駄賃なのでこんなものか・・・と思いつつ。
メインのカーリー寺院に向かった。

大きな看板など出てないので、またもや聞き込みつつ・・・
30分以上歩いてようやくたどり着いた。
右側にチケット小屋があり、100NPR支払う。

 

この鳥居のような門をくぐって・・・・



階段を上って行く・・・・。



薹で編んだゴミ箱が気に括り付けられている。



ひたすら登って行く・・・。



車でも行けるようだけど・・・道路を横切って更に登る。



けっこう遠い・・・。銀杏旅館のアシッシュ君が言っていた、
仏像が見えて来た。静寂の森と書いてある。

 

お参りをして更に登って行く。
ここまで車で来られるようだ。最後の階段を上る。





山頂に祀られたカーリー女神。



この辺りは軍事施設があるので、そちらは撮影禁止らしいが、
見張り小屋から見ても解らなかった。



標高1500mからの眺め。



なお・・・私がネパールに親しみを感じるのは、
寺院の目の前にも酒が売られている事である。
このカーリー寺院だけでなくカトマンズのストゥーパの前にも、
酒類はどうどうと売られているし、レストランや露店でも飲める。



飲み物のほとんどが「酒」ではないか。
それもビールにウィスキーにワインにラムと・・・・
一通りそろっているのには驚く(笑)。良い国だ。

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ドゥリケルの寺院 ~バグワティ寺院とヴィシュヌ寺院~

2019年05月08日 21時44分59秒 | ネパール / NEPAL
ドゥリケルの一番の見所は町の東側の、
山の上にあるカーリー寺院との事。
その他、町中にいくつかの寺院があるらしい。

まずはバグワティ寺院へ。
町人に聞き込みながら進んで行くと看板が出ていた。



ちょっとした坂の上にある三重の寺院である。



次にヴィシュヌ寺院を聞き込みながら進むと・・・
道沿いに意外に小さな寺院があった。
寺院に向かってガルーダ像があるのでこれに違いない。

 

寺院の裏側には井戸があったが寺院に比べて新しかったので、
後から造った物であろう。

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ドゥリケル。

2019年05月07日 22時00分59秒 | ネパール / NEPAL
さて、サンガの銀杏旅館には2018年の大晦日と
2019年の元旦と2泊した。
筋田さんがいらっしゃると思っていたので、
日本人同士で2018年を見送り、2019年を迎えるつもりだった。
筋田さんが病気療養の為に帰国されていたため、
大晦日は後からいらっしゃった日本人女性と夕食の時にお話しし、
その方がお帰りになった後は一人で元旦は過ごした。

その女性はJICA関係で働かれていたようで、
この辺りに詳しかったので、有用な情報を得る事ができた。
サンガでは世界一高いシヴァ神以外の見所がないと思っていたのだが、
隣町のバネパから先のドゥリケルとパナウティと言う町があり、
そこにいくつかの寺院があって良い所との事だったので、
行ってみる事にした。まずはドゥリケルへ向かった。

カトマンズからバクタプルを通って中国との国境のコダリまで続く、
アルニコ・ハイウエイ沿いにサンガのバス停はあり、
その先のバネパを通ってドゥリケルまで行ける。料金は20NPR。
パナウティへは直行バスはなくバネパで乗り換える必要があった。

 

ドゥリケルのバス停。アルニコ・ハイウェイ沿いに、
売店が一軒あるだけであるが、ヒマラヤが綺麗に見えた。

前もって情報があるわけではなかったので、
町人に聞きながら道を進んだ。

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2019年1月2日の日の出。

2019年05月06日 22時10分59秒 | ネパール / NEPAL
2019年の元旦に初日の出は見えなかったので、
予備日だった翌日の1月2日に再度早起きをして日の出を待った。



前日は6時半頃に陽が出る感じだったのだが、
2日目は7時になってから、うっすらと明るんできた。



世界7位の高さのマナスル(8163m)に陽が当たり、
ピンクがかってきた。この瞬間が美しい。
なんて神々しいのだろう。

マナスルの右側にあるガネーシュ峰にも陽が当たった。



ガネーシュ峰は山群でガネーシュⅠ(7422m)からⅥ峰までが、
並んでおり、Ⅶ峰はチベット側にある。

7時10分。



7時20分。



快晴の日の山は美しい・・・朝食を食べたあと、
(他にする事もなかった事もあったけれど。)
再び屋上に登りサンガの景色を見収めた。

もう一度マナスルとガネーシュ峰。

 

うっすらと雲がかかっている所がまた神々しく見えるのであった。

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2019年元旦の初日の出・・・・。

2019年05月05日 21時56分59秒 | ネパール / NEPAL
昨年の年末からネパールに滞在しヒマラヤから出て来る、
2019年の初日の出を拝もうと思いサンガに宿泊した。
この辺りの日の出前は物凄く寒かった・・・。

銀杏旅館の屋上に上がりその時を待った。
6時半・・・空が明るくなってきた。



約10分後・・・・たいぶ赤くなってきた・・・。



そのまた10分後・・・・・あれっ?



あ・・・・雲が・・・・
と言う訳で・・・元旦は日の出は見る事ができなかったのだった。



世界一高いシヴァ神の像の彼方にはマナスルが見えた。
初日の出は1月2日に持ち越しとなった。

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カイラーサナータ・マハーデーヴ(サンガ)

2019年05月04日 21時31分59秒 | ネパール / NEPAL
サンガにはこれと言って観光場所がない。
基本的には美しい山を眺める場所であると思う。
そんなサンガに一つだけ名所がある。
それは一般的には大きなシヴァ神の像と言われているが、



なんでも世界で一番高いシヴァ神の像であるそうだ。
この表示によれば43mらしい。

銀杏旅館からもこのように見えるほどでっかいっ!





この門から入ると100NPRの入場料が必要である。
しかし・・・それは正式な入場方法である。
実はこの正門ではなく少し下った場所から山道を登って行けば、
タダで入れるのであった。その行き方を知らなければ、
普通は正門から入るであろう。

私は銀杏旅館のアシッシュ君の妹と一緒に行ったので、
無料で入る事ができた。
銀杏旅館からは、一旦バス停まで下って道路を渡り、
そのまま道なりに登って行くと辿り着く。30分位かな。
道端にはいろんなアチャールを売る店があり、
原料を聞いたのが多すぎて忘れてしまった。



なお、ここにもバクタプル名物のズウ・ズウ・ダウがあったので食べてみた。
妹が値段を聞いてくれたのだが50NPRと、
バクタプルと同じ値段だった。味も同じ(たぶん)。



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