劇団四季の「オペラ座の怪人」は凄いらしい。
と言うキャッチフレーズは記憶に残る。
それでも私は今まで観た事がなかった。
劇団四季の舞台はキャッツしか観た事がなく、
基本的にミュージカルが苦手な私は近づかなかった。
〇塚歌劇団でも爆睡し、インド映画の歌って踊ってシーンも
無くて良いと思う私だった。
インド映画から歌って踊ってシーンを取ったら、
インド映画ではないと言われているが(余談)。
今回、観ようと思ったきっかけは・・・・
東野圭吾氏が薦めていたからである。
東野氏が凄いというのだから凄いはずだ、凄いに違いないと。
原作はフランスの作家ガストン・ルルー、
1909年に発表されたゴシック小説(ミステリーやホラーの源流)。
主な登場人物は3人、オペラ座に住む怪人で天才的芸術家であるエリック、
エリックが思いを寄せる若手歌手クリスティーヌ、その幼馴染のラウル。
ラウルって名前を聞いてインド人かと思った。
一般的にはラフールと呼ばれるが発音はラウルだし。
フランスオペラにインド人が登場するはずもないのだが。
1880年のパリのオペラ座には怪人が住みついているという噂があった。
若手歌手のクリスティーヌを主役にしようと怪人は画策する。
怪人はクリスティーヌをさらって自分の住む地下室に監禁する。
エリックと名乗る怪人はクリスティーヌが自分を愛してくれることを望むが、
仮面の下の見にくい素顔を見られてしまったため考えを改める。
クリスティーヌは幼馴染のラウルと恋仲であったが、
エリックの指導で頭角を現すクリスティーヌを見てラウルはエリックに嫉妬する。
エリックはラウルに嫉妬し・・・・
と少し予習して挑んだ。
神奈川芸術劇場ホール、2493人収容の大ホール。
気づいた時にはもうチケットもかなり売れており・・・
3階席しか取れなかった。
1階席から見上げたところ。3階席は最上階。
3階席から舞台を見下ろしたところ。
舞台上にあるセットかと思ったら、
重要なカギを握るシャンデリアだった。
1階席の入口には当日のキャスティングが発表されていた。
2部形式で途中に20分間の休憩が入る。
2時間40分、前半はストーリーや登場人物についての前振り、
休憩後の後半はエンディングに向かってあっという間の1時間だった。
劇団四季の「オペラ座の怪人」は凄いらしい。
と期待しすぎてはいけない。
凄いのが普通であるから。
ジャーン!ジャジャジャジャジャーン!
ジャジャジャジャーン!!
と言うキャッチーなフレーズもすっごく印象に残る。