この地の菜の花畑の思い出を語ると長くなるので省略しますが、
無職時代にたまたま訪れてから今回が7年ぶり4回目の訪問になります。
観光地にも「相性」があると思うのですが、こことはなかなかいいようで、
これまではいずれも花の見頃、天気共にいい状態で見ることが出来ました。
写真は上下とも14日(水)撮影です。この日は予報が悪く、下見を兼ねて
下北半島へ。今回も花の状態はものすごく良く、本来なら天気回復後、
再訪するつもりだったんですが、これまでより作付面積が大幅に減っていて、
私の知る以前のピーク時と比べ、大雑把な見立てで、十分の一ほどに減少、
意気消沈、がっかりしてしまい… せっかく後半天気が回復しましたが、
もう一度出かける気にならなかったんです。
そういえば、前回訪問時に「この規模が維持できるか難しい」みたいなニュースを
TVでやっていたのを思い出したんですが、まさかここまで減っているとは…
主原因は、補助金が打ち切られ、菜の花栽培だけでは、農家の方の収支が
あわなくなったこと。加えて、ちょうど7年ほど前の町長選で「菜の花推進派」の
現職が敗れた政治的な背景もあると聞きました。
私が最初訪れた頃には、「菜の花フェスティバル」も「道の駅・菜の花館」なども
なく、その後訪れる度に「菜の花」を前面に打ち出した町興しが進んでいるように
感じていたのに。今の状態でも、初めて訪れた人にはそれなりのインパクトは
あるとは思いますが、このままじゃ「日本一」が泣くよ…
「町中どこをみても菜の花だらけ!」、ものすごい景観を
もう一度見せてくれないか、陸奥横浜町!
むせかえるような強烈な芳香に「くらくら」っとなったあの感触を再び!
5月号表紙とほぼ同じと思われる場所で撮った写真。さすがに7年ぶりだと
記憶が定かでなく… 前回たしか農道を少し入った場所から撮ったと思うんですが、
その場所が特定できないんです。遠景左側の花はどこへいった…