旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20230414&15 北陸~東北春編㉒ 二日がかりの南下政策 雫石町~新潟県燕市~和歌山市 

2023-04-14 04:14:01 | Weblog



4月14日(金) 曇り一時小雨

深夜及び早朝の二度小岩井農場へ行ってみるも、岩手山は靄に包まれ姿が見えず、
撮影は断念。この先週間天気予報は芳しくなく、ここが潮時かと、帰宅へ気持ちが
固まった。

下道を走り続け、鳥海、加治川などの道の駅で休憩をとりつつ、本日は新潟県の
燕市まで。時間的にはまだまだ距離を稼げようが、早朝から行動しているので無理は
禁物、このあたりが限界だろう。道中、標高の高いところなどではまだまだ桜が
きれいで、車窓からのお花見を楽しめた。

道の駅・国上は何度か立ち寄っているが、併設の日帰り温泉施設「てまりの湯」で
入浴するのは初めてだ。料金500円は、当世の情勢では良心的ではなかろうか。


4月15日(土) 雨時々止む


   

二年前と同じ上越市のガソスタで燃料補給。あの時は天気がそこそこ良くて、この方角に
妙高山がきれいに見えていたはずだ。今日はガスっていて姿が見えず、この店を出たのを
合図に、雨粒が落ちてきた。

高速道路を走行中は、強弱雨がほぼ降り続いた。弘前市で浴びた黄砂交じりのにわか雨で
車は汚れ、ひどい有様だったので、この雨天走行で大雑把にきれいになるのを期待した。


今回の桜旅は、3月中の高温で桜の開花が全国的に異常に早まり、その勢いが4月に
入っても衰えず、季節先取りの暖かさが続き、桜前線の北上スピードが加速度を増した
一方で、霧あり、雪あり、そして黄砂飛来と、めまぐるしく局面が転換した。旅の前半は
予報的には晴天続きで、撮影機会に恵まれることが多かったが、後半は曇りがちの天候が
多くなり、撮影もはかどらず、尻すぼみに終わった印象なので、その点やや消化不良気味
ではあった。

不安定な天候が続く中、ここしかないだろうという絶妙のタイミングでの弘前入りは、
にわか雨のあとすっきり天気が回復し、これは当てたなと喜びもつかの間、思わぬ不調の
しっぺ返しに意気消沈した。本当なら、できたらあと一週間ほど滞在し、3年ぶりに
一般開放されるらしい米内浄水場の枝垂れ桜群なども見ておきたかったのだが、依然続く
良くない先々の週間予報に、意欲がそがれ、モチベーションを保ち得なかった。弘前へは、
行かなかったら行かなかったで、あとから気になって仕方なかっただろうし、結果は
ともかく、状況を自分の目で確かめることができたのはよかったと思う。途中何度も
「もう帰ろうか」と萎える気持ちをどうにか奮い立たせて、最終目的地までたどり着いた
ことで納得している。


名神に入り通行量がやや多くなったものの、高速道路を順調に走行し、夕方前には自宅に
帰り着いた。遊説先で総理が襲撃されるという事件が発生したことは、スマホの画面で
見てはいたが、それが地元和歌山市での出来事だったと知ったのは、帰宅後だった。 

コメント
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