天気と花の見頃がシンクロし、今期も舟川べりへやって来た。すんなり駐車スペースを
確保できたので助かった。
桜はジャスト満開を迎えたばかりだったが、チューリップは端境期のようで、先に
咲ききった花が切り取られたばかり、後続はまだほとんどが未開であった。
その割にカメラマンはどっさりいたので、撮影せず足早に現場を離れた。
切り取られたチューリップの赤い花弁が、桜の根元にカーペットのように敷き詰められて
いた。過剰演出じゃない?と最初いぶかっていた私だが、結局、あーだこーだと様々な
角度から写すことになった。
夕方近くなって、山上の雲がとれた上に、撮影者もいくぶん減ったので、やっぱり
チューリップ畑で写すことになった。もう数日、天気と桜が持ちこたえたなら、
開花したチューリップとシンクロさせられるであろうが、予報では晴天は明日までと
なっているので、かなわない望みなのかもしれぬ。
真夜中目が覚めたので、月光で山と桜を撮ってみた。結果はともかく、ほかに誰も
撮影者がおらず、それはそれで良しとする。
4月4日(火) 晴れのち時々曇り
翌早朝、すっきりとした晴天となった。カメラマンが群がるチューリップ畑を避け、
ほかの地点であれやこれや撮ってみた。これで納得、踏ん切りがついて、長距離移動に
かかる。
4月3日(月) 曇り時々晴れ
特別強い思い入れがあるわけでないのに、なぜか天気と見頃がマッチし、引き寄せられる
ように松本弘法山古墳にやってきてしまう。そして何度訪れても、予報のようなすっきり
した晴天にはならず、もうひとつ納得できない結果ばかり残っている。
この日もそうで、日の出方面は雲一つないのに、山手側(西)は雲が多く、山上はほぼ
見えず、このままでは撃沈濃厚である。
何の工事なのか?古墳山頂部の至る所が現場となっていた。
東京ドームの天井に桜の木をびっしり植樹したような様式の弘法山は、近くに来て
しまうとそのユニークな形状がわからず、この日も見かけたが、ドローンでの空撮の
ほうがもっとここの魅力を引き出せるかもしれない。
時間が経つにつれ、徐々に北アルプスの山々が見え始め、くっきりと山容を拝めたわけ
ではなかったが、どうにかこうにか撮影はできることになった。
今回はこれが精一杯だろう。晴天がまだ続くとの予報で、再び長距離移動を敢行、
見頃を迎えているらしい舟川べりを目指す。
北アルプスの展望を存分に楽しみながらの山岳ドライブは順調で、昼には富山県入り、
まずは久々に黒部市のかつ兵衛で「ロースかつ定食・1050円」をいただいた。
ごはん(十五穀米)のおかわりは無料、お腹いっぱい!