今年の梅雨は中休みがあるので、洗濯物がたまらず助かりますね。
今朝も一転すがすがしい空気、今から仕事って雰囲気じゃないな。
昨日の強風で倒されたトウモロコシを起こしたり、ちょっと畑の手入れ。
幸い、折れてしまうなど大きな被害はなかったようです。
カマキリがアジサイの葉の上で気持ち良さそうに日向ぼっこ。
この後、不審者に気づいたのか、大慌てで葉陰に逃げ込んでしまいました、
脅かしてごめん。
ミニナスビ(観賞用)の葉にテントウムシ?
いえ、これはテントウムシダマシ、よく似ていますが、葉を食べる害虫です。
(アブラムシを食べてくれる)テントウムシがたくさんいると喜んでいる母、
早く駆除しないと被害大きくなるよ!
今日はほぼ一日中雨が降り続きました。
それはいいのですが、南寄りの風が強いので参りました。
後植えの小さいトウモロコシが倒されてしまったんですよ、風は厄介です。
車で出かける気にもなれず、一日家の中でゴロゴロしてしまいました。
プリンターのスキャナーを試してみたり、大雪山の地図を広げ
あれこれコースを模索したり、秋に植える野菜を考えたり…
なんだかんだで時間は過ぎていきます。
でも、本日の本命は読書、横溝正史の真珠郎を読みました。
文庫本で200ページほどの中編ですが、面白くて一気に読んでしまいました。
江戸川乱歩全集の終盤てこずりましたが、これは非常に読みやすかったです。
横溝作品はもうずいぶん前に、金田一耕介最後の事件とのふれこみの
病院坂の首括りの家あたりを読んで以来じゃないかな?
怪奇小説風の出だしから一転、探偵があらわれてからは本格的な推理小説へと
物語は変貌し進められます。
真珠郎は古谷一行が演じたTV版・金田一シリーズでもドラマ化されましたが、
本来登場しないのに無理矢理金田一物にしていたっけかな。
ストーリーはすっかり忘れましたが、美少年・真珠郎を女性が演じていたのを
覚えています。
解説文でも触れられていますが、現在、横溝正史の著書は手に入れにくい
状況なのが残念ですね。
前にも書きましたが、金田一物はかなりの蔵書を持つ私ですが、
それ以外のも読んでおけばよかったと後悔しています。
近年発売された文庫版の乱歩全書と同じような企画で横溝版がでれば、
ぜひ購入してまとめて読んでみたいですね。
この本には他に数編、短編が収録されているので、
もうちょっと横溝ワールドに浸ってみましょう。
*たまたまお昼、チャンネルを変えたら、桑田とイチローの対決の場面。
イチローから三振を奪いました、やるな~、変化球のキレがすごくいい。
私を含め誰もが無謀だと思ったメジャーへの挑戦、ここまでがんばるとは。
入団時の疑惑、不動産騒ぎ等、どちらかというとヒールな印象が
付きまとった彼だが、このところは知らず知らず応援してしまっています。
中年の星、逆境に負けずにがんばれ!!
6月6日(水)早朝 立中山で撮影。
レンズは標準ズーム(f2.8)。
大船山から日が昇る。それまで暗かった立中山・山頂がさっと一気に明るくなる。
噴煙上がる九重連山をバックに満開のミヤマキリシマの花。
朝の光を浴びて、より美しい彩りをみせています。
いかにも九重らしい構図なんですが、よく見ると真ん中に無粋な三角錐が…
レリース引っ張りしゃがみこんで私は逃げたのですが、「頭かくしてなんとか」
で、三脚の影はどうしようもありません。
無残な結果はわかっていましたが、せっかく気に入った構図なので、
シャッターを切りました。
ところが、デジタル技術を使うといとも簡単に…
6月7日(木)早朝、平治岳での撮影です。
EOS-1N、フィルムはベルビア100、PLフィルター使用です。
レンズは広角ズームで、たぶん20㎜くらいだと思われます。
この写真を撮っている時、実は「え~ど、え~ど」とかなり気合を入れておりました。
いい構図、いい斜光、キリシマの咲き具合もばっちりと思ったんですね。
二日前あまり咲いていなかったので期待せず登ってきたら開花が進んでいて、
「思ったより咲いている!」と感激して撮影したんです。
ところがポジがあがってきて、一番がっくりした(期待はずれだった)のがこの写真。
よく見ると、キリシマが咲きそろっておらず、まばら(つぼみの部分)が
目立つんですよね。
できるだけ舞い上がらずに、目の前にあるものを冷静に分析しようと
頭ではわかっていても、どうしても美しいもの(この場合咲き誇る花の部分)に
目を奪われているんですね。
出来上がった写真は、アラの部分を冷酷に突きつけてくるし、また逆に、
見逃していた美しいものをフィルム上に定着してくれていたりもする。
持ちつ持たれつというか、しかし圧倒的にそのミスを見逃してくれない場合の方が
多いですがね。
反省多々ありますが、今回花の遅れていた中、がんばって撮った写真として、
ここに掲載させていただきます。
*今日早めに帰宅できたので、夕食前畑の手入れ。
トウモロコシがこの暑さでぐんと背が伸びたので、支柱へ固定し直しました。
大雪山の雪解けも順調に進んでいるようですが、今季から黒岳のテントサイトが
有料になるらしいですね。トイレ利用協力金込みで500円、仕方ないのかな。
(Pちゃんのブログからの情報です)
それで、残念ながら坊がつる編では30Dの出番はなし。
で、日帰りの高岳に連れて行きましたが、先にご報告の通り、
ミヤマキリシマの状態が非常に悪く、ほとんど写真を撮れませんでした。
高岳からはやせた尾根が何本か延びていて、上の写真はそれを背景に
写したものです。

これは、根古岳をバックにしたキリシマ。
極端な構図になっているのは、ほとんど「ここだけ」にしか花がないからなんです。
坊がつるでの写真は、これまで通り1Nで撮影。
フィルムスキャナーで取り込んだものを、圧縮して掲載しています。
まだまだメインはフィルムカメラ、30Dの活躍は次の旅へと持越しです。
(でも、泊りがけの山行では、やっぱり持てないよな)
朝日新聞の土曜日版に、デジカメの使い方が連載されていますが、
その記事に「このところのデジカメは画素数を重視するあまり、
彩度が犠牲にされていてあっさり目の画質になっている。携帯のカメラも
うすい色合いで写る。」とありました。
まさしく私がデジカメの画質に持っている不満がこのことなのでは?と思いました。
次回から連載で、軽~めですが「レタッチ」はどこまで許されるのか?
みたいなことをやりたいと思います。
*梅雨の晴れ間の日差しは強烈、突き刺すようです。
紫外線のため? 6月の日差しってこんなに強かったっけ?
「ミニチュアダックス」っていうんですか?この手のワンちゃん。
まったく知識がないんです、トラックバックありがとうございます。
「カントリーロード」がついて初めての宿泊です。
食器、オーディオなど前のオーナーがそのまま残していったものも多く、
以前の雰囲気はまだまだ色濃く残っています。
一方、飾られている小物などは若い(30代前半?)2人の趣味が反映されていて、
シャープで垢抜けた印象を受けます。
始まったばかりで施設面もほぼそのままですが唯一、一階の広かった男子トイレ、
「個室化」で手洗いが中にでき狭くなっていました。(協会の指示らしいんだけど)
さて、お食事。前YHは、男の料理、品数、ボリューム共に「物凄く」、
食いしん坊の私でさえおなかいっぱい!食べきれない人も多いのでは?と
思わせるものでしたし、これが「売り」でもありました。
今度のYHの夕食が上の写真(再掲)です。やはり基本は男の料理みたいです。
もともと料理嫌いだったのが、奈良YHで鍛えられたとおっしゃっていました。
この日のメインはチキンカツ(はさみ揚げ)、味、量共に充分基準以上だと
思いましたが、なにせ以前がすごかったのでこれと比べると気の毒でしょうか。
前は「原則」お酒の持ち込み禁止(ただしその原則が怪しくて、場が高じれば
どこからか酒瓶がニョキニョキ…の、のん兵衛YHでもありましたが)。
今度は持ち込みOK、以前のジュース・ビール用冷蔵庫が誰でも自由に使える
冷蔵庫として、開放されているようです。
これが朝食(やはり再掲)。パンは奥さんの手作りで、プーさんの絵入りの方は
野菜、卵などがはさまれたホットサンドです。この耳が揚げられて「ご自由に」
食べられるように別に盛られています。
美味しかったのですが、少し量は物足りなかったかな?
私の食欲が旺盛すぎるのと、朝風呂(温泉)を楽しんだ後なので、
おなかペコペコなんですよ、朝っぱらから~。
サプライズなお見送りは書くかどうか迷ったけど…書いちゃえ。
P夫妻が歌って送り出してくれるんです、「カントリーロード」を美しいハモリでね。
ここで初めて、YHのミドルネームの意味とギターが立てかけられている理由が
わかりました。
今後ますますお二人の個性が反映され、以前のYHの雰囲気からは
どんどん変わっていくことでしょう。
ちょっと寂しい気もしますが、どんな風に変わるのか、
次回機会あればまた訪れてみたいと思います。
*当初の週間予報からはすっかり変わって、梅雨らしい天気が続きます。
一方北は晴天続きで、農作物への影響が心配されるところ。
降らなければ降らないで問題が…難しいですね~。
坊がつるでキャンプしていると夜中聞こえる「ヒョー、ヒョー」という
笛を吹くような物悲しげな音。何か虫の鳴き声のようです。
05年に初めて気づいたのですが、翌朝他のキャンパーに尋ねても「聞いていない」
とそっけないんです。
私は飲めば飲むほど夜中小用で目が覚めるので気づいたんですが、
他の皆さんは、すっかりお疲れでぐっすり、それくらいでは目が覚めないんですね。
もちろん、そんな大きな音ではないんですが、強弱をつけ、
ある時には遠くから、あるいは近くから聞こえる、か細げな鳴き声。
気になりだすと寝付けないんです。
今回も聞こえたので、やはり翌朝聞いてみても皆知らないという。
それで、足繁く通った法華院温泉でスタッフに聞いたら、
トラツグミ という鳥の鳴き声だということが判明しました。
ちょっとすっきりしましたが、でも虫の声じゃないんだ、鳥の鳴き声?
それにしては、摩訶不思議な鳴き声、しかも夜中に鳴くなんて…
で、帰宅後調べてみたら、トラツグミ=別名・鵺(ぬえ)という…
「鵺の鳴く夜は恐ろしい」ってキャッチコピーの映画(たしか獄門島)が
あったと思ったけど、鵺ってあんな鳴き声なんだ!! 知らなかった。
(鵺=別の妖怪を指すこともあるらしい)
昔の人はさぞ気味悪いことだったろう、事情がわかった後でも
やっぱりちょっと恐い。
夜中に、しかもあんな物悲しく鳴き交わさなくてはならない訳はなんなんだい?
夜が明けると、ウグイス、カッコーなど多くの鳥がいっせいに鳴き始める。
そうするとあのか細い声では目立たない…
それで他の鳥が寝静まる夜中を選んだのか? 鳥目じゃないのかな?
ますます、坊がつる行きたくなってきましたね!!
(いや、やっぱりやめとこう~ってか?)
*今日、職場では弱い雨が降った程度でしたが、和歌山に戻ったら大雨。
局地的、一時的に強い雨が降ったようですね。
山に犬を連れて登る…これがいいのかどうか?
時々放された大きな犬とばったり遭遇、ヒヤッとしたこともありましたし、
その他自然に対する様々な影響等考えると、私個人的には、
飼い犬は山に連れて行かないほうがいいと思うのですが…
(しかし究極すると、人間も山に入らない方がいいということにはなりませぬか?)
この話題は閑話休題。
普段犬を飼わない私(どちらかというと苦手派)には門外漢ではありますが、
H氏の連れていたケンシロウは賢いやつでした。
小さい頃厳しくしつけたらしいのですが、ほんとうにH氏の言うことを良く聞きます。
元々狩猟犬の系統らしいのですが、この短い足であの急坂を登るものだと
感心しました。(登った方なら承知でしょうが、平治山の登りはかなり急です)
すれ違う登山者も「ま~かわいいワンちゃん、その短い足でよく登れるわね」と
ほめてんだか、けなしてんだか…
たまたま長者原への下山が一緒になると決まったら、それがわかるのか
ちぎれんばかりに尻尾を振ってよろこぶんですね、こいつ。
情が移っちゃいますよ、これじゃ私だって。
ケンシロウの後を私が歩いたのですが、素晴らしいルートファインディングぶりです。
時々後ろを振り返るんです、「こいつ遅れずついて来ているかな?」てな
感じでしょうか? ウイヤツですね~。
いや、どうやら序列ではケンシロウの下なんですね、おとんちゃん。
食べ物も厳しく制限されているケンシロウですが、H氏が小用で席を外した際、
ここぞとばかり我々の食い物を漁りまくったんですね。
なかなか抜け目のないやつめ!
9歳、人間でいうと50歳くらいだそうです。
いつまでも元気で、もし坊がつるで会えたら、追いかけっこしてまた遊ぼう!
(写真は再掲。撮ろうとしてしゃがんだら、じゃれついてくるのでうまく写せない。
H氏が「待て」の号令でようやく静止。しかしH氏の方を向いたまま次の指示を
待つので、横向いたまま… 男前に撮ってやれずごめん!)
*昼からさらに雲が多くなって、雨もパラつきました。
これが「梅雨」ってやつでしょうか?
Pちゃんのイトナンリルウまた始まったんですね。今年も最新の大雪山情報
よろしく!! ってこのブログは見てないか。
間引き、追肥等畑の手入れ。元々狭い上にトウモロコシの葉が繁りだすと
いよいよ狭く、作業も大変です。
そのトウモロコシの葉の上に飛来形態のアブラムシを発見、5,6匹捕殺しました。
昨年大量に発生、えらい目にあったのですが、
しょせんこれなど氷山の一角なんでしょうがね。
近くにカマキリがいるのに見て見ぬ振り? 美味しくないんでしょうか?

カマキリはわんさかいます。すでに脱皮して明らかに体格の大きなものもいます。
下の写真など見るとホッテントットな感じから、
ハラビロカマキリではないかと思いますが、
真ん中のやつは違う種類のようにも見えます。
脱皮するとスタイルが変わるんだろうか?
写真撮っているあいだにも、何か小さいものを捕食してもぐもぐタイムです。
いいポジション取りしている彼らです。

昨年を除き、このところほぼ毎年坊がつるでキャンプしてきましたが、
今回ほど堪能したのは初めてでした。
これまでは、天気予報がよく、ミヤマキリシマの状態がいいときのみ滞在。
朝夕を中心に忙しく動き回り、テントに居る時は寝るか食うだけ、
キリシマが悪かったり、天気がくずれたりするとすぐ下山していたんですね。
今回は最初から花の見頃には早そうだし、週間天気予報はずっと良くない…
「ダメ元、のんびりしよう」と気負わず入山したんですね。
ですから、慌てて歩いたのは、着いた日に日没ギリギリに平治岳に登った時のみ、
あとはすべてのんびり過ごしていました。
ウイスキーを入れ忘れたり、滞在が一日延びたこともあり、法華院温泉にも
よくお世話になりました。毎年この時期、サワオグルマ(写真)が咲いていますが、
今年はその群落が大きく、見ごたえありましたね。その観察、撮影も含め、
坊がつる湿原を行ったり来たり、何回法華院との間を往復したのでしょう。
5日(火)は予報は悪かったのですが、幸い高曇り、ほとんど雨も降らず、
山も見えていたので、温泉につかったりしながら眺め暮らしました。
(日田など場所によっては大雨だったそうですが)
6日(水)、早朝の立中山から戻り、「もう一泊したいけど食料が尽きたんです」と
たまたま炊事場で会った福岡のH氏と話をしたら、「食料も酒も多めにあるから
一緒に飲みましょう」と誘ってくれ、図々しくもお言葉に甘えたんですね。
すでに私には提供できそうなものは何も残っていなかったので、
せめてもと法華院でビールを買い込んできました。
のちに広島の定年・年中夏休みご夫婦も参加、H氏の愛犬・ケンシロウ
と共に日没まで楽しい宴会は続きました。
このご夫婦もいい方で、手持ちの食料、酒を提供してくれ、さば、さんまの缶詰が
美味しかった。私は缶詰類はほとんど利用しないけど、今度使ってみたいなと
思いましたよ(重いかな)。
H氏がつくってくれた麻婆豆腐、味噌漬の焼肉と共に本当に豪華な夕食に
なりました、私の場合、山中、生のものを食べることってめったにないので、感激!
テント数は4、2、6張り。平日で団体もおらず静かでしたよ~。
(法華院はそれなりに連日混雑していたようです)
私達の宴会が一番賑やかだったくらいですから、たかがしれたものです。
坊がつるは、登山口からも比較的楽に入れるし、いざとなれば、
避難小屋や法華院に逃げ込める。きれいな湧き水があり、トイレも完備。
「山中泊したいけどちょっと…」という方にもおすすめです。
いろんな登山ルートはあるし、一日中、山を眺めて暮らすも良し。
朝、鳥達のさえずりに目を覚ます、そんなテント・ライフ…
次回の山旅の候補地に加えてみてはいかがですか?