旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

2008青森・5月~カーナビは便利だ(何をいまさら…)

2008-05-26 20:27:01 | 旅鴉の唄

私の車にはカーナビはついてませんし、北海道でレンタカーを借りた時なども、
大雪~十勝周辺ならほぼ道はわかるし、ホクレンの地図もある、まず使いません。
が、今時レンタカーにはほぼ標準装備で、今回も頼みもしないのについていました。

しかし… 今回はカーナビに頼りっぱなし、そのすごさを実感しました。
一応全国版の地図(かなり古いやつですが)を持参していましたが、逆に
これを開くことはほとんどありませんでした。最初は「うるせ~な~」と思った
おねえちゃんのおせっかいボイスも、最後は「この先カーブです」なんて指示がないと
逆に不安に思えてくるほど…人間ってやつは便利さにはすぐ飼い慣らされるんだ。

まず道の選択がすごい。自分だと知らない土地では主に国道を中心に
走らざるをえないけど、カーナビは県道、あるいは抜け道?をバンバン通る。
土手の上を走るなんて暴挙、見知らぬ土地でまずしないよな… 自分の感覚では
「次、右」と思う交差点で左に。方角が逆みたいなんだけど…と思い始めた頃に
ちゃんと着いちゃう。道路標識と反対側に向かうこともたびたびあったので、
不慣れな土地では最初不安でしたが、途中からはその指示にほぼ従った私です。

なにせ普段使っていないので、100%その力を引き出せてはいないでしょうが、
これを使いこなすと、とんでもない高性能を発揮しそうなカーナビちゃん。
たとえば、「酒を買いたいな」と思って、「酒屋」を呼び出すと、
現在地点から近い順に酒屋がずらっと表示されます。(このおかげで、たまたま
面白い地酒を売っている店にたどり着くことになるのですが)
なにせ電話番号を入力したら、その近くまで確実に連れて行ってくれるので、
知らない土地で運転しているハンディや不安をほとんど感じることなく、
ドライバーにかかる負担が軽くなり、ほんとうに助かりました。

ただ、カーナビも万全ではないのか? たとえば、木造駅へ「しゃこちゃん」の
巨大モニュメントを見に行った時に連れて行かれたのは、どう考えても「駅裏」…
途中何度か「木造駅」の標識が出てきても全部無視しちゃうので、「大丈夫かな?」
とは思っていたんですが… まあ、最終的な判断やフォローを
こちらがしなければならない場合もあるということで、少しは「人間らしい」
弱さを見せる点も「より愛着が持てる」としておきましょう。

薬研温泉では、同じ道を引き返すのも面白くないし、せっかくだから恐山を
まわろうと思いましたが、「冬季閉鎖」の道路を嫌がるのか、道がよほど悪いのか、
カーナビはこの山道を指定したがりません。こちらも不安になりましたし、
ホテルの方に状況をお聞きすると「カーブは多いけど、舗装されたいい道だよ」
とのことだったので、安心して走ることとなりました。実際そのとおりの道でしたし、
ブナあるいはヒバでしょうか?巨木を間近に見ながらの快適なドライブでした。
自分の好み、味付けをちょっとは選択しなくちゃね。

ただ、よく言われることですが、カーナビに頼ると道はまったく覚えられません。
自分が今どの辺にいるのかすらわからないことがしばしばでした。
今回は「まず地元の方しか行かないだろう」食堂などにも足を運びましたが、
もう一度行こうにも場所はさっぱりわかりません。
まあいいか、その時にはまたカーナビちゃんに連れて行ってもらうさ!

ポータブル式のカーナビに興味が出てきた今日この頃です。

(写真は17日八甲田山・赤沼付近のブナ)


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まだまだ元気なユキノシタ

2008-05-26 20:21:59 | 愛される花 愛されぬ花

一見か弱そうなユキノシタは意外に丈夫で長持ち。雑草とのコラボレーションです。


  


*親父の知り合いから釣りたての大きな鯵を頂いたので、お造りで食卓に。
  こうなると冷蔵庫でほどよく冷えた久保田・千寿の出番です。
  酒の味ってのはホンと体調で大きく変わる、今夜は飛び切りおいしかったよ。
  昨日ゆっくり休んで旅疲れがようやくとれ、つかの間の体調万全期だからね。
  このあとは青森・地酒軍団が控えてる、すまんな~肝臓、今夜も負担かけて!

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ズタボロ~フェア

2008-05-25 20:29:15 | 案山子と人と烏


旅から帰ったらこの有り様…

その後も仕事が続いたりして駆除する時間がなく、被害は拡大する一方でした。
ジャガイモは収穫が近づいていて、あまり影響がないようにも思いますが、
それにしてもひどすぎます。ちょっと捕獲を試みますが、これが巧みな保護色で、
なかなか見分けがつきにくいんです。

主犯は…

  

とか、

  

とかです。(これはモンシロチョウの幼虫?かな?)

この他、ナメクジ、まるむし、カメムシ、テントウムシダマシなどの連合軍が
徒党を組んで大挙襲い掛かったようですね…これじゃひとたまりもない!

この肝心な時にトカゲの姿がない。やっぱりイソヒヨドリの餌食になっちゃったかな…


*昨夜和歌山は暴風雨、記録的な降水量だったようです。
  この雨で岩出町などで床下浸水の被害。最近ネコ駅長“たま”で全国区になった
  和歌山電鐵も一時不通になったようです。このたま、フランス映画?だったかに
  出演するってニュースをちょうど青森にいる時に見たような気がするけど。

*録りためたままだった番組をまとめ見する。
  SONGS~水谷豊編は期待せずに見たけど、これがなかなか良かった。
  バックミュージシャンが超豪華。キーボード=佐藤準、バンジョー=石川鷹彦、
  『やさしさ紙芝居』では古川昌義の、『カリフォルニア・コネクション』では
  鈴木茂のギターソロが聞けます! ハードディスクなどにまだ残っている方は、
  演奏にも注目して見直してみてください。

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2008青森・5月~レンタカーはフィット

2008-05-25 17:12:17 | 旅鴉の唄


今回借りたレンタカーはフィットでした。安いプランで希望車種は選べないので、
フィットなどの燃費のいい車に当たるとうれしいのです。
前回の北海道では、頼みもしないのに大き目のカローラ・フィルダー。
新車だったのはよかったんだけど、燃費面ではコンパクトカーにはかなわない。

特にこのフィットの燃費は抜群。今回はあまりいい天気じゃない日に
竜飛崎や大間崎まで長距離ドライブしたし、それでなくてもガソリン高
(青森市内160円前後)、大助かりでした。ガソリンメーターの減りの鈍さが驚異的。
ほとんど渋滞に巻き込まれないノンストップ・ドライブだったこともあるけど、
平均リッター20kmくらい走ってくれたんじゃないかな?



  

階段国道だってへっちゃらさ!!

(表紙は17日の八甲田・赤沼付近にて)


*今朝の朝日新聞、アスパラ・トラベルで白神山地の十二湖が登場。
  掲載写真の日付が14日。今回私が訪れたのは16日(金)だったので、
  これまたニアミスだったようです。このブログでの登場は
  もう少し先になりそうですが、購読者の方は記事をチェックしてみて下さい。

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2008青森・5月~青い森へおいで

2008-05-24 21:09:24 | 旅鴉の唄


7年ぶりの5月の青森でした。5月の東北を初めて訪れたのは17年位前の
無職時代。色とりどりに花が咲き誇る「原色」が美しい北国の春に感動、
それ以来、これまで何度か訪れてきました。

が、5月は北海道も魅力溢れる季節。残雪の美しい山々を背景に
ヤマザクラ、タンポポ、シバザクラなどが咲き競うさまは見応えがあります。
また、6月は恒例行事、九州へのミヤマキリシマ詣でが控えており、
そうそう続けざまに長い休みは取れない状況…

そんなこんなで、気に入った場所、季節ながら、再訪実現に前回から7年も
経ってしまいましたが、今回改めて青森の魅力を再認識、事情さえ許せば
毎年でも訪れたいなと思いました。(が、なかなか事情は許してくれないでしょうけど)

東北の春を体感していない方が「一度行ってみたい!」と思えるような
ご案内が出来たらいいんですが、私の力ではとてもそこまでは無理、
うれしがって旅した気分が少しでも伝われば幸いです。

例のごとく、フィルム写真は整理に時間がかかるので、デジタル写真先行掲載、
機材は、EOS30D、24-105mm/F4ズーム、PLフィルター使用、
手持ち撮影、手ブレ補正ON です。
表紙は17日(土)赤沼への登山道で撮ったブナの新緑です。

では、いつも通り気紛れにいってみましょう~。


♪ 風のことばがきこえない きみは恋をしたんだね
   毎朝来ると約束の場所に 今朝は こなかった
   森の暗がりでぼくと 不思議な遊びをしよう
   いつものように笑って 森へおいで ぼくの

   ガラスでできたカナリアは きみのために歌わない
   背のびした金の靴は きみの足を傷つける
   それでもきみは街へ行く 金の靴で彼と
   ぼくの作る風の靴は もっとステキなのに

   森へおいで 森へおいで ぼくはきみを泣かせない
   森へおいで 森へおいで きみを不安にさせない
   そんな不器用なキスの 呪文をぬけだして
   ぼくと遊ぼう 約束どおり 森へおいで ぼくの


   (森へおいで/詩:谷山浩子)


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八重泉

2008-05-23 21:58:37 | 素晴らしき紅マグロの世界


昨年旅仲間の結婚披露宴で引き出物に頂いた琉球泡盛「八重泉(やえせん)」です。
本棚に飾ったままで飲むのを忘れていましたが、この度試飲、おいしかった!

焼酎や泡盛はきらいな訳じゃないんだけど、普段なかなか飲む習慣がつかない。
種類がものすごく多くて、どれを選んだらいいのかわからず、とっつきにくいのかな。

近い将来、南の島を訪れる機会を得たら、本場の味を楽しみたいところですが、
銘柄わからず、どれを頼んだらいいのかウロウロしちゃうかも。
そんな時はひとまず「八重泉をロックで!」から始めてみよう。






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歯科医良好?~再び右下奥歯治療開始の巻

2008-05-22 22:11:27 | 老人のつぶやき

以前の治療時に見つかった、さらにひとつ奥の歯の治療です。

「この歯は神経がなく、痛くないので気楽に」と言われ治療開始。
しかしどうしてもあの「キーン」という金属音を聞いているだけで体が強張ります。
高周波音、低周波音、さらにその中間の音と、少なくとも3種類の刃先(道具)を
駆使して、どんどん削られます。

最初、元々被せてある金属を一部そのまま残して使うつもりだったようですが、
見込み以上に下の歯(自分の歯)の痛み具合がひどいようで、結局
金属をすべて除去、さらに悪い部分を削り取られてしまいました。
かなり長時間にわたる治療でしたが、手鏡で見ると見事な大穴が…

大きく穴の開いた部分を「消毒する」とのことで、なにやら薬を塗られ、
仮詰めされました。
型取り等は次回、この歯だけで少なくとも3回の通院が必要みたいです。


*ニアミス続々。つくば山麓さん一家はGWに青森を旅されたそうです。
  私と同じような場所を巡っていたようで、時間のズレが、お互い不思議な感じ。
  どおりで青森市内の酒屋さん、品薄状態だったわけです。

  埼玉のH画伯(これまで東京の~としていましたが、今は埼玉にお住まいでした、
  訂正させていただきます)、先日のお便りに「北海道の桜見物用の連休を
  取っていたが、(早く咲きすぎて)はずしてしまった」とあり、そうすると、
  もしかして青森へ? との私の予感は的中、ほぼ同時期に八甲田付近を
  旅されていたようです。これは逆に直接会わなかったのが不思議なくらい。
  もしお会いしていたら、北海道以外では初めてだったのにね。





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モスラ~よ モスラ~  緑のモスラ~

2008-05-21 21:32:09 | 案山子と人と烏

好き放題レモンの葉を食ったアゲハチョウの幼虫、丸々肥えています。

  

  

大きく撮ってあげようと思うけど、ピントが合わずブレまくり…
でも、かえって迫力が出たような…

こんなのが数匹、あとまだ黒く小さいのがいっぱいいます。

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タンリンランリン タンリンラン 調べは…

2008-05-20 21:39:28 | 愛される花 愛されぬ花

ということで、記念すべき新カテゴリー第一弾は、愛される赤い花
アマリリス です。大きく立派な花ですね~。
いきつけのクリーニング店から株(球根)を分けてもらったらしいんですが、
今、見頃を迎えています。


  

その影にひっそりと咲く雑草の花。

きれいに手入れされた花畑はもちろん美しいけど、人手の入っていない
野に咲く花にも目をかけて、愛せたらいいですね。

そんなわけで、我が家の庭は諸々入り乱れ、ジャングルのような有り様…

もうちょっと手入れしいや、おかあちゃん!


*オクラがまた被害。せっかく出た新芽がきれいさっぱり。
  保温を兼ね、ビニールで覆っていたが、なすすべもなかった…
  犯人はナメクジ。もちろん鉄拳制裁を加えました。
  これが三度目の正直 サードレディ~ てなわけで、もう一度蒔き直したが、
  二度あることは三度あるかな?

*関東以北では大荒れの天気だったようですね。
  和歌山は昨夜雨脚が強まったものの、それほどひどくはならなかったようです。

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愛される花 愛されぬ花

2008-05-20 21:35:25 | 愛される花 愛されぬ花


新カテゴリーのご案内です。

このブログを始めた時には、ここまで花の写真を撮ることは想定外でした。
デジカメを買う一年以上前にマクロレンズ(タムロン90㎜)を購入していましたが、
ほとんど使うことなくほりっぱなしでした。
が、デジ一を買ってから一変、「失敗して元々」 フィルムコストを考えずに
気楽に撮り始めたら、花の写真がどんどん増えてしまいました。
それまで「花のアップ」の写真なんて、ほとんど撮ったことなかったのにね。

本来の『案山子~』カテゴリーの意図とはちょっと違うな…と
前々から思ってはいたんですが、この度、突然思い立っての追加です。
これまで通り、カテゴリーがまたがっている場合もあるでしょうが、その辺は適当に。

なお、画材および花名等の知識提供は、ほとんどがお母さまです。
こんな狭い箱庭で、よくもまあ次々といろんな花を咲かせるもんだね、おっかさん!

みゆきさんのお気に入りの詩に乗せてお送りしていきたいと思います。



♪ 赤い花ゆれる 愛されてゆれる
   愛されて頬そめて 恥じらっている
   白い花ゆれる うつむいてゆれる
   愛されることなくて 恥じらっている

   あの人が ただ赤い花を
   生まれつき好きならば それまでだけど
   愛される花も 愛されぬ花も
   咲いて散るひと春に 変わりないのに



   (愛される花 愛されぬ花/詩:中島みゆき)

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