秋田県のたけや製パンの一部商品のパッケージに描かれるキャラクターに「たけ子」という名前があることを、先日知った。
(再掲)コックのコスプレのたけ子
その際、違うデザインのたけ子らしき人物もいることに触れていた。
2021年からだろうか、手頃な価格帯の菓子パン・惣菜パンに「生活応援」という黄色いシールを貼って、(明確に告知されていないが)シリーズ化している。そこに、
この方
左は「応援」だからメガホンなのでしょう。
お顔だけの簡略な線画だけど、前髪と左右の結んだ髪、元々のたけ子の居場所である「ビスケットパン」の包装と同じような帽子をかぶっていることから、これ↑もたけ子ではないだろうか。
写真は「リングドーナツ」という、粉糖をまぶした細いイーストドーナツ4個入りの商品。2018年春のリングドーナツでは、大人っぽいたけ子が大きく描かれていたそうだ。たけ子には、3つのバージョンがあることになる。
それにしても、前回の繰り返しになるが、シールの片隅に「たけ子」と名前も書いておけば、より親しんでもらえるのに。
たけや製パンの商品にこんなものがある。
グルメソフト スーパーライト
「グルメソフト プレミアム」がだいぶ前から発売されており、公式ホームページの定番商品に掲載されている。1枚あたり180kcal。
写真の「~ スーパーライト」は2018年6月発売との情報があるが、秋田のスーパーで特売されることがある。1枚あたり175kcal。
秋田県と関係のないかたは、これって「ヤマザキ ダブルソフト」のパクり? バッタもん? と思われるかもしれない。
商品名の文字がそっくりだし、通常の食パンよりは大きな(長い)1斤を6枚切りにしたところも、何より軽くて柔らかい食パンというコンセプトがそっくり。
※日本パン公正取引協議会が、1斤=340g以上と定めているそうで、両者ともこれで1斤である旨表示がある。また、ヤマザキダブルソフトは1枚179kcal。
秋田にゆかりのあるかたには、グルメソフトはおなじみかもしれないが、一方で、グルメソフトとダブルソフトがごっちゃになってしまう人もいる(←僕は後者。2009年の記事)。
以前の繰り返しになるが、山崎製パンとたけや製パンは協力関係にある。
特に昔は、その関係が強固というべきか、両者の販売エリアが厳格に仕切られており、秋田県がパンの鎖国・ガラパゴス状態にあった。ヤマザキの商品が秋田には出回らず、そのローカライズ版のようなたけや製品が秋田県内で流通するものが多かった。まるごとバナナとバナナボート、ランチパックとフレッシュランチのように。ダブルソフトとグルメソフトもその1つ。ヤマザキのテレビCMは、秋田県内でも流れるので、売られていない商品でも名前は知っていることもあった(これがダブルソフト・グルメソフトごっちゃになる一因)。
2010年代以降になると、だいぶ“開国”され、秋田で売られるヤマザキ製品が増え、競合するたけや製品と並んで売られるものが増えた。フレッシュランチなど縮小されたものもある。
Wikipediaによれば、ダブルソフトが秋田県内で売られるようになったのは、2016年1月から。ダブルソフトは1989(平成元)年5月発売なので、27年近く経って秋田進出。現在は、多くのスーパーでダブルソフトもグルメソフトも売られている。※秋田で売られるダブルソフトが、どの工場で製造されたかは未確認【30日コメントをいただき追記・たけやで製造しているとのこと。】。
ただし、「ダブルソフトゴールド」は「プレミアムグルメソフト」と競合するので、秋田未発売のようなことも書いてある。でもヤマザキのサイトによれば、2022年1月に「ダブルソフト プレミアム」が新発売されている。従来のプレミアムとは違うのか、それが秋田で出回っているのか、よく分からない【2月27日追記・コメントによれば秋田県内でも売っている店があるとのこと】。
したがって、グルメソフトは、ヤマザキ公認のダブルソフト秋田版ということになるが、今は両者が競合してしまっている。
ダブルソフトとグルメソフトを食べ比べることはしないでおくが、分かるほどの違いがあるだろうか。グルメソフトじゃなきゃならねぇという秋田の消費者がどのくらいいるのか。整理統合、すなわちグルメソフトを廃止するということがあってもいいように思えてしまう。

その際、違うデザインのたけ子らしき人物もいることに触れていた。
2021年からだろうか、手頃な価格帯の菓子パン・惣菜パンに「生活応援」という黄色いシールを貼って、(明確に告知されていないが)シリーズ化している。そこに、

左は「応援」だからメガホンなのでしょう。
お顔だけの簡略な線画だけど、前髪と左右の結んだ髪、元々のたけ子の居場所である「ビスケットパン」の包装と同じような帽子をかぶっていることから、これ↑もたけ子ではないだろうか。
写真は「リングドーナツ」という、粉糖をまぶした細いイーストドーナツ4個入りの商品。2018年春のリングドーナツでは、大人っぽいたけ子が大きく描かれていたそうだ。たけ子には、3つのバージョンがあることになる。
それにしても、前回の繰り返しになるが、シールの片隅に「たけ子」と名前も書いておけば、より親しんでもらえるのに。
たけや製パンの商品にこんなものがある。

「グルメソフト プレミアム」がだいぶ前から発売されており、公式ホームページの定番商品に掲載されている。1枚あたり180kcal。
写真の「~ スーパーライト」は2018年6月発売との情報があるが、秋田のスーパーで特売されることがある。1枚あたり175kcal。
秋田県と関係のないかたは、これって「ヤマザキ ダブルソフト」のパクり? バッタもん? と思われるかもしれない。
商品名の文字がそっくりだし、通常の食パンよりは大きな(長い)1斤を6枚切りにしたところも、何より軽くて柔らかい食パンというコンセプトがそっくり。
※日本パン公正取引協議会が、1斤=340g以上と定めているそうで、両者ともこれで1斤である旨表示がある。また、ヤマザキダブルソフトは1枚179kcal。
秋田にゆかりのあるかたには、グルメソフトはおなじみかもしれないが、一方で、グルメソフトとダブルソフトがごっちゃになってしまう人もいる(←僕は後者。2009年の記事)。
以前の繰り返しになるが、山崎製パンとたけや製パンは協力関係にある。
特に昔は、その関係が強固というべきか、両者の販売エリアが厳格に仕切られており、秋田県がパンの鎖国・ガラパゴス状態にあった。ヤマザキの商品が秋田には出回らず、そのローカライズ版のようなたけや製品が秋田県内で流通するものが多かった。まるごとバナナとバナナボート、ランチパックとフレッシュランチのように。ダブルソフトとグルメソフトもその1つ。ヤマザキのテレビCMは、秋田県内でも流れるので、売られていない商品でも名前は知っていることもあった(これがダブルソフト・グルメソフトごっちゃになる一因)。
2010年代以降になると、だいぶ“開国”され、秋田で売られるヤマザキ製品が増え、競合するたけや製品と並んで売られるものが増えた。フレッシュランチなど縮小されたものもある。
Wikipediaによれば、ダブルソフトが秋田県内で売られるようになったのは、2016年1月から。ダブルソフトは1989(平成元)年5月発売なので、27年近く経って秋田進出。現在は、多くのスーパーでダブルソフトもグルメソフトも売られている。※秋田で売られるダブルソフトが、どの工場で製造されたかは未確認【30日コメントをいただき追記・たけやで製造しているとのこと。】。
ただし、「ダブルソフトゴールド」は「プレミアムグルメソフト」と競合するので、秋田未発売のようなことも書いてある。でもヤマザキのサイトによれば、2022年1月に「ダブルソフト プレミアム」が新発売されている。従来のプレミアムとは違うのか、それが秋田で出回っているのか、よく分からない【2月27日追記・コメントによれば秋田県内でも売っている店があるとのこと】。
したがって、グルメソフトは、ヤマザキ公認のダブルソフト秋田版ということになるが、今は両者が競合してしまっている。
ダブルソフトとグルメソフトを食べ比べることはしないでおくが、分かるほどの違いがあるだろうか。グルメソフトじゃなきゃならねぇという秋田の消費者がどのくらいいるのか。整理統合、すなわちグルメソフトを廃止するということがあってもいいように思えてしまう。