広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

秋田市内の桜

2011-05-02 23:59:46 | 秋田の季節・風景
秋田市内3か所のサクラの様子です。
※先週撮影したものもあり、現在はさらに開花状況が進んでいるはずです。また、悪天候だったため、あまりきれいに撮れていません。
●こんなところに角館の桜
秋田県内陸の仙北市角館(旧角館町)は、東北地方の3大桜名所の1つ(あと2つは弘前と北上)。
角館では、川沿いのソメイヨシノと武家屋敷のシダレザクラの2つが楽しめる。
ところで、
「角館の枝垂桜」という表示付き
この写真は角館ではなく、秋田市内で撮影したもの。
住宅地の中の児童公園
ここは秋田市保戸野にある「保戸野八丁街区公園」。面積1300平方メートルのありふれた児童公園だが、その周囲にはぐるりと濃いピンク色の花が咲くシダレザクラが植えられている。(2本だけシダレでないサクラとイチョウ?もある)

表示には「平成8年4月7日角館町寄贈」とあり、たしかにまだ若そうで大きな木ではないが、美しい花を咲かせていた。
公園自体は1967年にできたのだが、なんで30年も経ってから、しかもあまり縁があるとは思えない旧角館町から寄贈されたのだろう。謎。
八重咲きなんだ

2018年のこの公園の桜

●もう1か所シダレザクラ
保戸野八丁にはもう1つ児童公園がある。
「保戸野街区公園」で、隣には秋田市長公舎跡地を転換した保育所がある。裏側は旭川沿いの歩行者道に面している。
少し離れて旭川から。左端は民有地のソメイヨシノ
公園と保育園の川沿いの道側には、数本のシダレザクラが植えられていて、なかなかきれい。(保育園転用後も残った)
一重で薄いピンクのシダレザクラ

保育園側には角館のと同じと思われる、八重の濃いピンクのも

ところで、保戸野街区公園は、昨年度末にバリアフリー化工事が行われた。
川側から公園へは下り斜面になっており、しかも舗装などされていなかったが、工事後は園内の通路も含めて、陸上競技場のトラックみたいな柔らかい緑色のゴム状のもの(陸上競技場と違って透水性がありそう)が敷かれて歩きやすくなった。
この公園といえば、大きなイチョウとケヤキの木があり、きれいに枝を伸ばし秋には美しく紅葉(黄葉)していた。
 (再掲)工事前

工事後
しかし、工事の際、どちらも枝がばっさり伐り落とされてしまった(上の写真中央がイチョウ、右がケヤキ)。バリアフリー工事のために、これほどまで枝を落とす必要があるのだろうか?
美しい樹冠を取り戻すには時間がかかりそう。

●サクラとモクレン
卸町の猿田川沿いに、細長い公園があった。
公園の名前は分かりません
川沿いには枝を存分に伸ばし、びっしり花をつけたソメイヨシノ、道路沿いにはハクモクレン(コブシではないと思う)が植えられていて、やはりたくさんの花。
モクレンは散り始めていた

 
明日からは天気が回復する予報だけど、秋田市の今年サクラもあとわずか。
コメント (2)
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