広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ケヤキの芽吹き

2011-05-17 20:57:21 | 動物・植物
今までも何度も紹介してきたとおり、秋田市の木であるせいか、秋田市内ではケヤキの木をよく見かける。ケヤキという木は紅葉だけでなく、四季を通して美しい姿を見せてくれる。
秋田市中心部、竿燈大通りの東端・二丁目橋たもとにある、「那波(なば)家の水汲み場」にも、数本のケヤキの大木がある。
4月29日。北都銀行本店側から。左がそのケヤキ
4月下旬、ケヤキの枝々が、冬の間の枯れ木とは違い、少し赤っぽくなっているのに気づいた。
冬の枯れ枝とは違う

これから芽吹いていくのだろうから、那波家の水汲み場のケヤキで定点観測(旧協働社の歩道橋から撮影)してみることにした。
4月26日
4月下旬から5月はじめにかけては、低温で天候がよくなかったこともあるのか、(遠目では)あまり変化がなかった。
しかし、連休後半は暖かくなったせいか、
5月4日
緑がかってきたかと思うと、
5月7日
急に葉が開いて、若葉に覆われた。
その後さらに葉が茂った。
5月15日
夏の緑とは違う、若々しい緑色だ。10日ほどの間に春が訪れた。

 二丁目橋から4月26日と5月7日

水汲み場のケヤキよりはずっと若いであろう、すぐ近くの竿燈大通りの中央分離帯のケヤキもいっしょに葉を開いた。
 4月26日と5月15日

近くで枝先を見ると、また違った発見が。(いずれも二丁目橋から水汲み場を撮影)
4月26日
モジャモジャしているのが、花(この段階ではつぼみか)。
葉が出るよりわずかに先に、開花するようだ。
4月29日
わずか3日しか経っていないが、特に花が大きくなっている感じ。
ケヤキは1本の木の中で、別々の位置に雄花と雌花が咲く(雌雄異花)そうだが、よく分からなかった。

やがて花が落ち、葉が大きくなっていく。
5月7日

5月15日

水汲み場のケヤキにとっては、もう何百回と繰り返してきたことだろうけれど、季節が巡ることや生命の力強さを感じさせてくれる。
ケヤキとハナズオウ

大町公園橋から旭川と二丁目橋、水汲み場のケヤキを見る
これからしばらくが、秋田でいちばんいい季節かもしれない。
コメント
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