広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ニューシティが更地に 他

2011-05-26 20:54:08 | 秋田のいろいろ
●秋田ニューシティ解体11
秋田市大町のかつてダイエーが入っていた商業ビル「秋田ニューシティ」の解体工事の模様を紹介する11回目です。※前回4月12日の記事

建物がすべてなくなってからも、地下部分をいじったり砂利を入れたりと工事は続いており、現場はついたてで囲まれていた。
いつもは日曜日はお休みなのだが、先日22日は工事が行われており、震災で遅れた分を取り戻すべくがんばっているのかなと思っていた。
そして今週に入ると、ついに
ついたてが撤去された(逆光ですみません)
ついたての代わりに木の棒とロープが張られた。
 (再掲)北東角のこの場所です
ついこの前まで、大きな建物があった面影すらない。
でも、空き地がとても広く感じられたのは、ニューシティの広さを物語っている。

5月8日東側から
この当時は、地下部分を解体していた模様で、大きな穴が開いていた。
この場所から今までは見えなかった、隣の日銀秋田支店の裏側側面・竿燈大通り沿いの秋田第一ビル(秋田銀行大町支店)・きららアーバンパレス(旧三井アーバンホテル)などが見えるようになったのに驚いた。
上とほぼ同じアングル
現在はほぼ更地になった。
道路との境界部の縁石など、一部の工事が続いている。

南東側日銀前から
向かいのイーホテルショッピングモール(旧称ファッションアベニューAD)とをつないでいた私設地下道の出入口(バス停の奥)がぽつんと取り残されている。

南西側の茶町通りから
当然、西側からは大町通りが見えるようになってしまった。

あと少しで完全に更地になるが、どう使われるのだろうか。話はまだ聞こえてこない。
※その後、とりあえずの使い道が決まった


●コンベンション協会でバス回数券販売
ニューシティ向かいのイーホテルショッピングモールの1階には、空き店舗を利用して、秋田市の外郭団体「財団法人秋田観光コンベンション協会」が入居している。
今日の秋田魁新報25面(秋田市地域面)の「秋田市広報板」によれば、その同協会で秋田中央交通のバス回数券の委託販売を始めたというお知らせが出ていた。
1000円のセット回数券3種類(普通・買物・通学)を販売するとのことなので、市中の他の委託販売所と同じ扱いだと思われる。

観光関係の団体が路線バスの回数券を売るというのは、市民サービスとはいえ意外に思った。委託手数料もそんなに入るわけではないだろうし。でも、考えてみれば、以前はニューシティのインフォメーションカウンターや、近くの「交通公社」バス停前にあった呉服店「升屋」も委託販売所だった。(升屋は移転したのだが、今も売ってるのかな?)
秋田市中心部のバス利用者が多いエリアなのに、回数券販売所がなくなってしまったため、少し遅ればせながら、協会で販売することにしたのだろうか。この3種の回数券なら、車内でも購入できるんだけどね。


●もう1か所解体
ニューシティから大町の通りを北(通町方向)へ100メートル強。
「ねぶり流し館」の向かいに、「竹谷金正堂(たけやきんしょうどう)」という貴金属店があった。

秋田市には「竹谷」と名の付く貴金属店が知る限りで3つはあり、いずれも秋田の伝統工芸である銀線細工を扱っているようだ。親戚とかのれん分けしたのだろうか。

その竹谷金正堂が、いつの間にか営業をやめ、建物が解体されてしまった。
ねぶり流し館の付属施設「旧金子家住宅」前から

解体途中

そしてこちらも更地になった。
左側の青緑の重機がある所
通町側には以前から駐車場があり(上の写真では手前側)、それと連続したように見えてしまうし、敷地自体が狭いので、なくなったこと自体気づかない人も多いかもしれない。
通町の区画整理と旧魁新報跡地にできた「サンパティオ大町」の間に挟まれ、取り残されたように街の歴史を見てきた建物が消えた。

大町六丁目でも古い建物が解体された。
※竹谷金正堂跡地のその後はこちら
コメント
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