広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

雪の裁判所前は危険!

2020-02-09 21:02:39 | 秋田の季節・風景
過去に例がないほど雪が少なかった今冬。
平成が始まった直後・1989年の冬以来だという話もあるが、昭和最後の思い出で触れた通り、そうだった。あの前後は雪が少ない冬が続いていた。

秋田市では、積雪量としては昨年12月6日の10センチが最高。その後多少積もったり融けたりして、1月23日以降はゼロが続いていた。
それが、2月5日夜から急に雪が降り出して、街は真っ白に。
秋田駅東口アルヴェ14階から東・太平山方向
6日と9日は真冬日(今シーズン初)になるなど気温も低く、積もった雪が融けずに、積雪15~20センチ弱で推移。
わだちができた道路もあり、週末には秋田市街地では今シーズン初の除雪車が出動した。
保戸野鉄砲町の市道。後方が通町・先方が新国道
風は強くないので吹雪くことは少なく、最初の写真のように日が差す場面もある。これがいつもの秋田の冬で、やっといつも通りになったという印象。

ところで、建て替えのため、昨年11月から仮庁舎に移っている、秋田市山王の裁判所。
かつての庁舎の解体等は始まっておらずそのまま。
雪に足跡はない
仮庁舎は、山王大通りスレスレの、道路より1段高い所に建つ。
旧庁舎寄りの駐車場と仮庁舎出入り口を行き来するために、大通り歩道と並行して仮庁舎前に通路が設けられたのだが、現在は、
通れない?

「凍結により、滑りやすくなっています。できるだけ歩道をご利用ください。」
通路が封鎖され、1段下りて公道を通れという。歩道は融雪(老朽化で調子は微妙そうだけど)が入っているからそれが無難でしょう。まあ、それはいいとして、
仮庁舎出入り口
スロープの手すりにも、出入り口のひさしにも、てっぺんの屋根にも、つららがたくさんできている。ギザギザ屋根の全部の「谷」から垂れている。今シーズン見た中で、いちばん大規模なつららだ。
コンビニとかスーパー・ホームセンターとか、こういう構造の屋根の建物では、つららができてしまうのは避けられないようだ。
つららは微妙に左に曲がっている。西風の影響か
つららができるのは仕方ないにしても、2階の高さ、すぐ前が歩道でこれは危険。
積もった雪とともにせり出し始めた部分も
歩行者の頭に落ちたら大変だ。裁判所に裁判所が訴えられるかもよ。


休み明けには、何かしら対処してくれることを願うが、差し当たっては、裁判所前の歩道を歩く予定のある方、下り側八橋市民広場・裁判所前バス停を利用する予定の方は、別の道・バス停を利用することをおすすめします
それしても、ここは雪国秋田。通路の件も含めて、設計段階で想像が付くのに。仮庁舎だけで6億円もかかったそうだが…


やっといつもの冬かと思いきや、今週中頃には気温が10度まで上がるそうで、もう終わりそう。道路がグシャグシャになるのが思いやられるけれど、裁判所以外も含めて屋根からの落雪にはご注意を。
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