広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

二次試験/崖下/除雪看板

2020-02-26 00:38:17 | 秋田の季節・風景
とりとめのない3題。
●二次試験前期日程
最後の大学入試センター試験の続き。
2月下旬は国公立大学の二次試験が実施される。
少なくとも秋田とか弘前のような地方国立大学では、「前期日程試験」といい、毎年曜日に関わらず2月25日に実施されている(試験内容によっては26日も)。募集人数がいちばん多いのがこの試験。
今年から2月23日が天皇誕生日になり、今年は日曜だったので月曜が振替休日で、3連休明け火曜日が試験日。新型コロナウイルスが警戒される中で実施された。
2月23日の秋田大学正門。
祝日の国旗と入試看板の組み合わせは初か?
正門左には、センター試験の時と似たような看板。
(再掲)2020年センター試験

2020年前期試験
試験場の看板と入構規制の看板が左右どちらかになるかは、決まっていないらしく、今年のセンター試験とは逆になった。
そして、「秋田大学入学試験場」の看板。センター試験のと同じく「ナール」書体だ。いっしょに発注したのだろう。これは来年度以降もまだまだ使えそうだから、大事にしてほしい。
※翌2021年度の入試の看板は、予想とは違う結果になった

それにしても、3連休をはさむとはいえ、学内に4日間入れないことになる。
センター試験同様、正門以外の門は閉じられていて、厳正に実行されていた。
教育門こと南門
例えば附属図書館は休館し、図書の返却もできないそうだ。
試験が行われない棟に、現役学生が入りたい時もだめなもんだろうか。卒論等で入りたい人もいそうだけど。
思い出したけれど、20年前の弘前大学では、センター試験の前日・金曜日なら、試験室がない棟には入れた。係員がいるとか、玄関が施錠されているとかでもなく(門は閉まらない構造)。

ところで、国公立大学の二次試験には、大学によって前期-中期-後期で募集を分ける「分離・分割方式」と、A日程-B日程-C日程のどれか1つでしか試験をしない「連続方式」があると思っていた。
ところが今は、連続方式はなくなり、しかも後期日程試験を行わない国立大学も出ているそうだ(じゃあ、A日程と同じこと??)。中期日程は昔からやるところが少なく、(国立でない)公立大学が実施していたはずだが、秋田公立美術大学は今も前期と中期で実施。

歴史を調べると、連続方式のほうが古くて1987年度から、分離・分割方式が1989年度から開始。連続方式は国立大は1996年度、公立大も1998年度と、とっくの昔に終わっていた。
そしてとりあえずは、2021年度も2次試験は分離・分割方式を続けるらしい。


●雪の崖下の研究室
廃止された秋田県成人病医療センター。その崖下に、民家のような「秋田県成人病医療センター研究室」なる建物が怪しく残っている。開けっ放しの窓は閉められ、その後変化なし。
先日、雪が積もった時は、
除雪されている!?
道路から玄関に向かって、雪べらで一直線にざっとかいただけだけど、道がつけられていた。どういうこと?

最近は、空き家が増えている。雪が積もった時は、除雪されていないことで、それが空き家(もしくは長期不在)だということがはっきりと分かってしまうものだけど。
これは、空き家じゃないことをアピールしているのか(でも誰が?)、もしくは隣近所の人がついでにやってくれたということだろうか。
相変わらず謎。

※その後、夏までは研究室に特に変化なし。8月28日に久々に通ると、これまで半開きだった正面右のブラインドが下まで下りて、道路から建物内を覗くことはできなくなった。
※2020年10月(に入ってからだと思う。14日に確認)になると、工事が始まった。解体でなくリフォームする雰囲気。「研究室」の看板はなくなっていた。詳細はこちら


●雪の県道の看板
秋田市内の県道、少なくとも3か所にこんな看板が立っている。
「道路の除排雪作業を行っています」
道路工事などでおなじみの看板で、これは雪寄せをやっている旨。
9年前にも、同じ看板を取り上げていた。
(再掲)2010年秋
看板のサイズは小さくなり、県庁の組織再編のためか担当部署は変わっている。「施工者」は同じ組み合わせの共同企業体。9年前の写真は通町だが、今年も同じ位置に設置されている。

9年前から疑問なのだが、除雪作業にこの看板を設置するのって、あまり意味がないと思う。秋田市のような除排雪コールセンターが、秋田県にはないから、連絡先を示す必要はあるかもしれないが。特に今年のような雪がない年は、浮いた存在(積雪時も読めるようにという配慮なのか、実際に地面から浮いた位置に設置されているけど)でジャマなだけでは。
せっかく設置するのなら「県道何号線のどこからどこまでを担当しています」と書いたほうがいいかもしれない。まさか何十キロもある県道全部を、この共同企業体が一括発注しているの?
それに、秋田県道でも全部の県道に看板があるわけでもないかもしれない。この共同企業体だけが自発的に設置しているんだろうか。そういえば、秋田県発注の工事では、看板を丸太で縁取りする決まりになっているはずだけど(それもジャマなだけ)?

最大の疑問が、中央部の枠で囲った「令和3年4月30日まで」。
4月を越えているのは、万一の雪対応なんだろうけど、令和3年ということは2021年。年度をまたぐというか夏を越えている。9年前の看板ではその年度内3月末完結だった。
今はそういう長期の契約なんだろうか(だとしても、夏はこの看板撤去するのでしょうね。)。それとも単なる間違い?

どうも秋田県庁の道路・工事関係は分かりにくい。
コメント
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