ベジチェックに続く、2023年6月中旬の雨の弘前の話題。
中心市街地・土手町の1本裏に位置する、弘南鉄道大鰐線・中央弘前駅。土淵川と並行する線路の行き止まり、雑然とした街並みの中に、古い駅舎が建っていた。
駅前の狭くて坂とカーブがある道路は、拡張されて都市計画道路「山道町樋の口線」が造られ、2022年3月28日に開通していた。※前回は工事中の2021年12月。
雨が激しく、全体は見られなかったので、中央弘前駅周辺のみ。
架け替わった境橋(という名前らしい)の上から。左が土手町方向
中央弘前駅前だとは信じがたい光景。
左に少し見えているのがルネスアリー(旧・ルネス街。休館中)、右の平べったいのが駅。中央奥の白いのは弘前パークホテル。
以前は、狭いわりに車の通行が多く、信号機のない横断歩道を渡るのは注意を要した。新しくなって広くなると、通行量と速度が上がって、それが増長されるかと危惧したが、訪問時に限れば、写真の通り、車はさほど通らなかった。ラッシュ時や夜間は分からない。
また、弘前市立病院と統合した、国立病院機構弘前総合医療センター(旧・国立弘前病院)へ向かう、郊外各方面からの路線バスが、朝だけ駅前を通るようになり、「中央弘前駅」バス停が新設された。その場所は、駅と橋をはさんだ対岸側・鍛冶町寄り(上の写真撮影位置の後方)にあった。
※弘前駅前からの路線バスは通らない。従来どおり、土手町循環100円バスで、中土手町または蓬莱橋が最寄り。
横断して駅に近づく。
橋のたもと付近
たしかに駅舎は変わらない。でもその前が激変。見覚えはありながら、初めて見るような眺め。
前はこんなに広々としていなかったのは確実だが、どんなだったっけ?
(再掲)工事途中2018年夏
(再掲)反対側から2013年秋
そうそう。駅舎の目と鼻の先を、車が行き交っていた。
今は、かつての道路跡が、自転車置き場とロータリー(タクシーや送迎車)となったことになる。新しい道路は、それよりも高い位置に造られて、坂が解消されたようだ。そのため、上の写真のように、駅は少し見下ろす感じで、高低差の斜面には緑のシートが張られた。
当初は、駅舎を建て替えるだとか、もっと大々的な駅前広場を整備するだとかの話も聞いたおぼえがあるが、この程度が、妥当なところだろうか。ただ、中央弘前駅の風情が薄れてしまった(駅舎はかたくななまでに変わっていないのに)のが少々惜しいのと、大鰐線の利用実態や市街地活性化を踏まえると、駅周辺の使いかたに工夫が必要だと思う。
駅を通り越して振り返って、弘前昇天教会から吉野町へ入る小路との交差点から。
左側3軒目が駅
上の写真左側は、旧道路そのままで、ロータリーや駅へのアクセス路に転用されたようだ。
フレーム外左・吉野町方面へは一歩通行出口で進入できないので、ロータリーに入る地点までが対面通行。
再び戻って、
中央弘前駅と弘前昇天教会
教会の正面も、拡張された道路に面しているが、建物・敷地とも拡張前と変化はないようだ。
教会の外周が白い。近づくと、
石垣の上にツルバラ
忘れていたけれど、在住時に偶然通りかかって見たのを思い出した(たぶん)。市内だと文化幼稚園のバラが知られるが、ここはそれほどでもないと思うが、見事。
淡いピンクの花弁と香りに包まれる
花は終わりかけだったけれど、思いがけずいい光景に出会えた。
弘前の話題は続く。
中心市街地・土手町の1本裏に位置する、弘南鉄道大鰐線・中央弘前駅。土淵川と並行する線路の行き止まり、雑然とした街並みの中に、古い駅舎が建っていた。
駅前の狭くて坂とカーブがある道路は、拡張されて都市計画道路「山道町樋の口線」が造られ、2022年3月28日に開通していた。※前回は工事中の2021年12月。
雨が激しく、全体は見られなかったので、中央弘前駅周辺のみ。
架け替わった境橋(という名前らしい)の上から。左が土手町方向
中央弘前駅前だとは信じがたい光景。
左に少し見えているのがルネスアリー(旧・ルネス街。休館中)、右の平べったいのが駅。中央奥の白いのは弘前パークホテル。
以前は、狭いわりに車の通行が多く、信号機のない横断歩道を渡るのは注意を要した。新しくなって広くなると、通行量と速度が上がって、それが増長されるかと危惧したが、訪問時に限れば、写真の通り、車はさほど通らなかった。ラッシュ時や夜間は分からない。
また、弘前市立病院と統合した、国立病院機構弘前総合医療センター(旧・国立弘前病院)へ向かう、郊外各方面からの路線バスが、朝だけ駅前を通るようになり、「中央弘前駅」バス停が新設された。その場所は、駅と橋をはさんだ対岸側・鍛冶町寄り(上の写真撮影位置の後方)にあった。
※弘前駅前からの路線バスは通らない。従来どおり、土手町循環100円バスで、中土手町または蓬莱橋が最寄り。
横断して駅に近づく。
橋のたもと付近
たしかに駅舎は変わらない。でもその前が激変。見覚えはありながら、初めて見るような眺め。
前はこんなに広々としていなかったのは確実だが、どんなだったっけ?
(再掲)工事途中2018年夏
(再掲)反対側から2013年秋
そうそう。駅舎の目と鼻の先を、車が行き交っていた。
今は、かつての道路跡が、自転車置き場とロータリー(タクシーや送迎車)となったことになる。新しい道路は、それよりも高い位置に造られて、坂が解消されたようだ。そのため、上の写真のように、駅は少し見下ろす感じで、高低差の斜面には緑のシートが張られた。
当初は、駅舎を建て替えるだとか、もっと大々的な駅前広場を整備するだとかの話も聞いたおぼえがあるが、この程度が、妥当なところだろうか。ただ、中央弘前駅の風情が薄れてしまった(駅舎はかたくななまでに変わっていないのに)のが少々惜しいのと、大鰐線の利用実態や市街地活性化を踏まえると、駅周辺の使いかたに工夫が必要だと思う。
駅を通り越して振り返って、弘前昇天教会から吉野町へ入る小路との交差点から。
左側3軒目が駅
上の写真左側は、旧道路そのままで、ロータリーや駅へのアクセス路に転用されたようだ。
フレーム外左・吉野町方面へは一歩通行出口で進入できないので、ロータリーに入る地点までが対面通行。
再び戻って、
中央弘前駅と弘前昇天教会
教会の正面も、拡張された道路に面しているが、建物・敷地とも拡張前と変化はないようだ。
教会の外周が白い。近づくと、
石垣の上にツルバラ
忘れていたけれど、在住時に偶然通りかかって見たのを思い出した(たぶん)。市内だと文化幼稚園のバラが知られるが、ここはそれほどでもないと思うが、見事。
淡いピンクの花弁と香りに包まれる
花は終わりかけだったけれど、思いがけずいい光景に出会えた。
弘前の話題は続く。
秋田市は、数十年前からライオンズマンションのようなマンションが急増しました。弘前はそういうのは少ない感じがしていました。
秋田市と程度の差はあれ、同様に人口減や市街地空洞化が進んでいるので、人口増加で活性化につながるといいのですが。
青森県としては県都青森市より早く初めて20階建てに達したビル(マンション)も建設中ですね。
青森市の最も高いタワーマンションは18階建て。
平日朝にNHK青森のお天気カメラが映ったりして秋田市より高層ビルが多い印象なのですが意外にも少なかったり。
八戸の再開発では当初高層ビルが計画されていたものの結局13階建てになりました。
こうしてみると弘前市の高層ビル建設が頭1つ抜け出してますね。
(弘前は他にもタワーマンション建設構想があるみたいです)
ルネス街は道路拡張にかかる部分が解体されて、こちら側は面影もなくなりました。
たしかに東奥信金は不変のようですね。入ったことはないですが、隣の弘前国際ホテル(現・スマイルホテル)で、窓からレンガの壁のみが見える部屋に泊まったことがありました。
今回は雨もあるにせよ、土手町辺りはなんだか寂しくなってしまったと思わずにいらず、新たな変化よりもそれが気になってしまいました。
>FMENさん
今どきの道路建設の流行りのデザインなのでしょうか。秋田も弘前も、多少勾配があって、ややカーブした線形など、条件が似ているのかもしれません。
ただ、弘前の教会は、由緒正しい大正10年築の正統派です。
建ってる物や見てくれや教会まで。
私が弘前に行ったのは2017年の秋が最後。これまでの人生で6年近くもの間弘前とご無沙汰していたことがない(それまでは、ブランクがあってもせいぜい2~3年でした)ので、弘前市内の様子も随分様変わりところがあると思います。引き続きの弘前レポート、楽しみにしています。