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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

泉外旭川駅工事2020.6

2020-06-26 00:20:03 | 秋田の季節・風景
1か月ぶりに、秋田市の奥羽本線に2021年春開業予定の「泉外旭川」駅の工事状況。
前回はホームの床板はできつつあり、泉側の駅前広場ではホームへつながる地下通路出入り口となるであろう箱が地中にセットされていた。それらの続き。
6月上旬泉側駅前。奥が下りホーム
箱の周りがすべて埋められた。
上の写真の反対側から。下りる階段が見える
そして6月中旬には、
その上に鉄骨が組まれた


ホーム。床板に続き、両端の柵、線路側の縁の滑り止めと点字ブロックも、6月中旬までに設置済み。列車を停めてドアを開けば、問題なく乗降できてしまえそうな状態になった。
一方、線路と反対側に設置されるであろう柵とか壁、屋根は未設置。
変わった工事手順のように感じるけど、こんなもんなのだろうか。
1995年末開業の井川さくら駅では、開業半年を切っても、ホームが足場で覆われていたような気がする。井川さくらは地下通路も新規建設だったのに対し、泉外旭川は既存地下道の転用だし、工事スペースに余裕がある等々、条件は違うだろうけど。

上り列車後部から、上りホーム。奥が土崎方向
長さは5~6両分程度だろうか。まっすぐなホーム。
ホーム左側の鉄板が敷いてある部分は、工事車両の通路。上りの線路と平行に太陽光発電所の横を通り、天徳寺地下道の途中から出入りする。

下り列車先頭から、下りホーム。奥が土崎方向
下りホームは、線路が右に緩くカーブしたところからホームが始まって、途中からまっすぐになるようだ。
ホームの手前左に信号機が3つあるのは、この先の秋田貨物駅の場内信号機。泉外旭川駅開業に伴ってこの信号機を移動させるとなると、いろいろ大変そうだから、このままだろう。
上り側では、ホームより手前に貨物駅の出発信号機がある。そんな環境から、運転上の位置づけとしては、上飯島駅同様、自駅の場内信号機・出発信号機がない停留所のような扱いになるのだろう。【26日補足】つまり本線の線路途中にホームを造って、ただ停まるだけの駅が停留所。ここの場合、一部分が貨物駅の構内と重複するという、変わった形になるのかも。とすれば、東海道本線の静岡貨物駅と東静岡駅の関係も同じようだ。東静岡の上り列車は、貨物駅の場内信号機に従って発車する(出発相当信号機)そうだ。

この時は、上下ホームの間で工事が行われていた。
ホームの外側(線路と反対側)の地面の上に列車見張員がいて、列車は減速せずに警笛を鳴らして通過した。
下りホーム通過中。見張員が黄色い旗を挙げている
ホーム縁の滑り止めの幅が広いような、点字ブロックがだいぶ内側にあるような、ホームが狭いような気もする。

下りホームが終わると、今度は左にカーブして、貨物駅を通過。
下りホーム停車中には、貨物駅の出発信号機が見えないことになりそう。こういう場合って、どうするんだろう。中継信号機を付けるとか?

今後は、上下線が離れて広くなっている、ホームとホームの間の部分の工事が進むのだろうが、どういうふうになるのか、まだ想像が付かない。
外旭川側の駅前広場は、ここ1月見ていないので不明。
続きはいずれまた

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