2021年春頃から、「マリトッツォ」がブームになった。それから1年経ち、最盛期は過ぎた感じがして、スーパーなどではあまり見なくなった。今度は「トロぺジェンヌ」なるものが出てきて、たけや製パンも今月新発売。
といっても、マリトッツォブームは消え去ったわけではなく、派生商品もちらほら流行。
Wikipediaによれば、メロンパンにクリームをはさんだ「メロトッツォ」、シャリに魚をはさんだ「寿司トッツォ」、いぶりがっこにクリームをはさんだ「イブリガッツォ(秋田でなく長野の旅館の考案)」など、何かを何かではさめば何でも「~(ト)ッツォ」になりそうな勢い。
そして5月14日。たけや製パンが新たな「~トッツォ」を新発売した。
おはぎトッツォ 441kcal 要冷蔵
「新感覚」「手作り粒あん」「バナナボートのホイップたっぷり」
つぶあんおはぎに、クリームをはさんだ商品。
たけやでは、春と秋の彼岸にはおはぎ/ぼたもちを製造販売するが、派生品とはいえそれ以外の時期に売られるのは初めてでは。
たけやのロングセラー「バナナボート」のクリームを転用してマリトッツォにはさんだものが2021年6月に商品化され、さらに2021年8月には同様の「メロトッツォ」も発売していた、それらの続編とも言える。
和菓子分野のおはぎを横に割いてクリームを入れてしまうとは、大胆な発想だが、たけやオリジナルではない。
福岡のスーパー「ダイキョー」が「はぎトッツォ」として2021年8月に発売し、あちらではブームらしい。はぎトッツォは商標登録されているので、たけやは「おはぎトッツォ」としたのだろう。
福岡では、おはぎでなくぼたもちとして「ぼたトッツォ」を売る製麺所もあるとか。
おはぎ/ぼたもちトッツォは、福岡の流行を受けて全国的にはスーパーの惣菜コーナーや菓子店が発売しているものは散見されるが、それらでないメーカー製としては、たけや製パンがかなり早い発売かもしれない。
秋田のヒーロー・超神ネイガーは、昨2021年9月19日に、たけやのおはぎにバナナボートのクリームを「移植して魔改造した「ハギトッツォ」」を自作してツイッターに投稿しており、それが“採用”された形にもなる。
おはぎトッツォ新発売の情報は知っていたものの、僕は、こしあん派であり、マリトッツォは嫌いじゃないが、「何かにクリームをはさんだ」だけに過ぎないと考えているので、買う気はなかった。でも、もらったので…
値段は1個230円前後のようだ。上記、昨年のバナナボートクリームのマリトッツォは162円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5a/38c35a9af33ee901f983fab3d33b83a7.jpg)
おはぎ/ぼたもちを大きさで区分する説もあるが、それに従えば、ぼたもちサイズかも?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/c9/40b256d8018c52cb13ec69a0dfc3d0ba.jpg)
クリームたっぷりだけど、あんこもたっぷり。
でき上がったおはぎの横方向に切れ込みを入れたのなら、その断面は米粒(餅)が見えるはずだが、そうではなく、断面にもあんこが塗られている。
丸めただけの状態で割いて→内外にあんこを塗って→クリームを入れるという工程だろうか。手がこんでいる。
原材料名欄によれば、小豆は国産だが、もち米は産地記載なし。
【6月2日追記】2日付秋田魁新報1面下の新聞広告によれば「北海道産小豆 秋田県産もち米「きぬのはだ」使用」とのこと。きぬのはだは、秋田県農業試験場が昭和末期に育成(命名・品種登録は1993年)した品種で、秋田県内では今も一定の栽培・生産が行われているようだ。
縦方向の断面。切断時に若干つぶれてます
米部分は、しっかりした本格的おはぎ。※たけやの彼岸用ぼたもちの断面写真はこの記事参照。
前から述べているように、(つぶあんだとしても)たけやのあんこはおいしい。このあんこも例に漏れず、彼岸に売られるおはぎ/ぼたもちと変わりないと思う。
そこへ、バナナボートのクリーム。バナナボートもあまり好きじゃないけど、あのクリームもまた、おいしい(余計なものがない純粋なクリームの味っぽい)。というわけで、たしかにおいしい。
でも、たけや公式ツイッターでは「意外と甘すぎない」としているが、充分甘いと思う。というか、「意外と甘くない」ではなく、「意外と甘すぎない」という言い回しがおかしいような??
おはぎと生クリームをいっしょに食べただけの話ではあるが、魅力的なスイーツと言わないわけにはいかない。おはぎには、ほかにこしあん、きなこ、ごまもある。それらとの組み合わせはどんなもんだろう。個人的にはこしあん版を希望。
※~トッツォではないが、2024年にはこんな組み合わせのおはぎが(リンク先後半)。
といっても、マリトッツォブームは消え去ったわけではなく、派生商品もちらほら流行。
Wikipediaによれば、メロンパンにクリームをはさんだ「メロトッツォ」、シャリに魚をはさんだ「寿司トッツォ」、いぶりがっこにクリームをはさんだ「イブリガッツォ(秋田でなく長野の旅館の考案)」など、何かを何かではさめば何でも「~(ト)ッツォ」になりそうな勢い。
そして5月14日。たけや製パンが新たな「~トッツォ」を新発売した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/34/3a611026232c9044699e10a8ffb0b240.jpg)
「新感覚」「手作り粒あん」「バナナボートのホイップたっぷり」
つぶあんおはぎに、クリームをはさんだ商品。
たけやでは、春と秋の彼岸にはおはぎ/ぼたもちを製造販売するが、派生品とはいえそれ以外の時期に売られるのは初めてでは。
たけやのロングセラー「バナナボート」のクリームを転用してマリトッツォにはさんだものが2021年6月に商品化され、さらに2021年8月には同様の「メロトッツォ」も発売していた、それらの続編とも言える。
和菓子分野のおはぎを横に割いてクリームを入れてしまうとは、大胆な発想だが、たけやオリジナルではない。
福岡のスーパー「ダイキョー」が「はぎトッツォ」として2021年8月に発売し、あちらではブームらしい。はぎトッツォは商標登録されているので、たけやは「おはぎトッツォ」としたのだろう。
福岡では、おはぎでなくぼたもちとして「ぼたトッツォ」を売る製麺所もあるとか。
おはぎ/ぼたもちトッツォは、福岡の流行を受けて全国的にはスーパーの惣菜コーナーや菓子店が発売しているものは散見されるが、それらでないメーカー製としては、たけや製パンがかなり早い発売かもしれない。
秋田のヒーロー・超神ネイガーは、昨2021年9月19日に、たけやのおはぎにバナナボートのクリームを「移植して魔改造した「ハギトッツォ」」を自作してツイッターに投稿しており、それが“採用”された形にもなる。
おはぎトッツォ新発売の情報は知っていたものの、僕は、こしあん派であり、マリトッツォは嫌いじゃないが、「何かにクリームをはさんだ」だけに過ぎないと考えているので、買う気はなかった。でも、もらったので…
値段は1個230円前後のようだ。上記、昨年のバナナボートクリームのマリトッツォは162円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5a/38c35a9af33ee901f983fab3d33b83a7.jpg)
おはぎ/ぼたもちを大きさで区分する説もあるが、それに従えば、ぼたもちサイズかも?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/c9/40b256d8018c52cb13ec69a0dfc3d0ba.jpg)
クリームたっぷりだけど、あんこもたっぷり。
でき上がったおはぎの横方向に切れ込みを入れたのなら、その断面は米粒(餅)が見えるはずだが、そうではなく、断面にもあんこが塗られている。
丸めただけの状態で割いて→内外にあんこを塗って→クリームを入れるという工程だろうか。手がこんでいる。
原材料名欄によれば、小豆は国産だが、もち米は産地記載なし。
【6月2日追記】2日付秋田魁新報1面下の新聞広告によれば「北海道産小豆 秋田県産もち米「きぬのはだ」使用」とのこと。きぬのはだは、秋田県農業試験場が昭和末期に育成(命名・品種登録は1993年)した品種で、秋田県内では今も一定の栽培・生産が行われているようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/6c/6b32b8f8344959bac168aeeddebf0655.jpg)
米部分は、しっかりした本格的おはぎ。※たけやの彼岸用ぼたもちの断面写真はこの記事参照。
前から述べているように、(つぶあんだとしても)たけやのあんこはおいしい。このあんこも例に漏れず、彼岸に売られるおはぎ/ぼたもちと変わりないと思う。
そこへ、バナナボートのクリーム。バナナボートもあまり好きじゃないけど、あのクリームもまた、おいしい(余計なものがない純粋なクリームの味っぽい)。というわけで、たしかにおいしい。
でも、たけや公式ツイッターでは「意外と甘すぎない」としているが、充分甘いと思う。というか、「意外と甘くない」ではなく、「意外と甘すぎない」という言い回しがおかしいような??
おはぎと生クリームをいっしょに食べただけの話ではあるが、魅力的なスイーツと言わないわけにはいかない。おはぎには、ほかにこしあん、きなこ、ごまもある。それらとの組み合わせはどんなもんだろう。個人的にはこしあん版を希望。
※~トッツォではないが、2024年にはこんな組み合わせのおはぎが(リンク先後半)。
和菓子店(秋田市と能代市あたり)とコラボで。
お盆のお供えにもなるかしら。
~トッツォだとクリームのため要冷蔵になってしまいますが、いろいろなトッツォが考えられそうです。