慶喜

心意気
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「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「グレート・ジヤーニー」アジア集団

2022年09月21日 | 歴史

🌸「グレート・ジヤーニー」アジア集団1

旧石器時代におけるユーラシアでの集団移動
 ☆アジア集団の成立史に深く関わるユーラシア大陸全体での集団の移動
 *ヨーロッパの現代人の成立

 *ポントス・カスピ海草原に興った、ヤムナヤ文化を持つ集団が関与してた
 *アジア集団の成り立ちもヤムナヤ文化関係している

 ☆アフリカをでた集団は中東での1万年もの停滞をへて

 *ヨーロッパからシベリアまでの広い地域に拡散した

 ☆ユーラシア大陸東部への拡散には、北ルートと南ルートがあった
 ☆南ルートはインドなどの南アジアを通過する経路

 *この集団の中から東南アジアヘと進出したグループが現れた

 *古代東南アジア狩猟民となる

 (彼らはデニソフ人と交雑した可能性がある)

 *更に、南に拡散したグループがオーストラリア大陸他に展開した

 ☆北上したグループは古代東アジア集団を形成した

 *北上した古代東アジア集団を代表するゲノム

 *中国の田園洞の男性人骨から得られている

 ☆東アジアの古代ゲノムは、田園洞のものしかない

 *そのため、この時期の東アジア集団の拡散の状況を知ることは難しい

 *ヒントは、日本の縄文人のゲノムから得ることができる

縄文人のゲノムと東アジア集団
 ☆日本列島に最初にホモ・サピェンスが到達したのは4万年ほど前

 *この時代は旧石器時代として括られている

 ☆縄文時代

 *1万6千年前には、日本列島で土器がつくられている
 *それから北部九州に稲作が入る3千年前ごろまでの時代

 *縄文時代としている

 *この時代に日本列島に居住した人間を、縄文人と呼ぶ
 *縄文人は旧石器時代の日本列島集団の直系の子孫と考えられている

 *旧石器時代のアジア人のゲノムを知る手がかりとなる
 ☆日本列島を含む東アジアの現代人、縄文人とゲノムを共有している
 *もっとも多くのゲノムを共有するのは日本のァイヌ集団

 *次が沖縄の人たちで、そのあとに本州・四国・九州の日本人
 *沿海州の先住民や韓国人、台湾の先住民などの東アジアの沿岸地域の集団

 *縄文人とゲノムを共有している

 *東アジア各地の古代人のゲノムを調べると、縄文人と同じ系統に属する
 ☆東南アジアから東アジアの海岸線に沿って北上していったグループ
 *日本列島に到達したグループがやがて縄文人となった
 *そのゲノムが現代日本人に受け継がれた
 ☆東南アジアを進んだ集団のゲノム、各地域集団に受け継がれた
 *其れが、各地域の沿岸集団と縄文人のつながりとなってあらわれている

アジア北上のルート
 ☆田園洞遺跡の人骨のゲノムと縄文人ゲノムを比較

 *56%が共通で、残りの44%が異なるという研究結果がある

 *田園洞の集団が大陸の内部を北に進んだ一方

 *東アジアの集団はそれとは別の沿岸を北上するルートを進んだ可能性がある
 ☆縄文人は4万年前以降に東アジアに展開した異なる系統が合流し形成された

 *これまでは縄文人の系統を単一のものとしてしか捉えていなかった

 ☆ユーラシア大陸を北方ルートで拡散した集団と

 *東南アジアから北上した集団がバイカル湖周辺で混血した
 *古代北ユーラシア集団は、バイカル湖を中心とした地域に

 *数千年にわたって居住していたと考えられている
 *四万年よりもすこしあとの時代に東アジアの古代人との混血が行われ

 *シベリアの各地に拡散した
 ☆北東シベリアには、現在の東アジア人に近縁な集団が到来

 *両者は東アジア集団が優位な形で混合している

 *新たに形成された集団が、後の「古代の古シベリア人」となる
 *シベリアでの集団の交代は、これで終わりではない

 *東アジアから別の集団(新シベリア人)の進入があった

 *その集団が現在シベリアに居住するさまざまな集団の祖先になっている

 ☆最初にシベリアに定着した古代北ユーラシア集団から新シベリア人まで

 *そのいずれもが現在のアメリカ大陸先住民の祖先となった

 *シベリアの集団の変遷は、アメリカ大陸集団の起源を考える際にも重要

 ☆複雑な集団の置換

 *ユーラシア北部から南北ァメリカ大陸にわたる広大な地域に居住する現代人の

 *モザイク状の遺伝的構成を形成する原因となった

                      (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人類の起源』

「グレート・ジヤーニー」アジア集団

(『人類の起源』記事他より画像引用)

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現代に続くヨーロッパ人の遺伝子変異2

2022年09月21日 | 歴史

🌸現代に続くヨーロッパ人の遺伝子変異(ペスト)2

細菌のゲノムが教えるペスト
 ☆ペストの一度目の流行は、東ローマ帝国で起こった
 *流行は8世紀の半ばまで続き、帝国は人口の約半数を失い、衰退の原因
 *このときの犠牲者の人骨からペスト菌のゲノムが検出されている

 ☆次世代シークエンサを使った古人骨の分析では

 *人骨の持つすべてのDNAを解析することになる

 *その人物が持っていたヒト由来のDNAだけではなく

 *細菌やウイルスのDNAもデータとして取得できる

 ☆ペストの突発的な流行

 *ヨーロッパや中東、北アフリカなど世界中で18世紀まで続いた
 *その後の100年間はほとんど流行しませんでした

 *19世紀末、香港で3度目の大流行を引き起こした

 ☆3度目の大流行後のペスト菌の系統には、多様性が見られた
 *変異を遂げた菌はどこかで生き残っていたようです

 ☆絶滅した系統の中には、ペストの病原性を引き継がせる2つの遺伝子

 *欠落したものも見つかっています

 *これはペスト菌の進化を考える上で重要な知見

ぺストとともにやって来たヤムナヤ文化
 ☆3回の流行以前に、ペストがヨーロッパを襲った可能性も指摘されている

 ☆ヤムナヤ文化が流入したころ

 *ヨーロッパの農耕社会はペストの流行で人口を大きく減らしていた可能性が高い
 *古代ゲノム解析によって指摘されている

 ☆ペストはヤムナヤ集団とともにヨーロッパに入り

 *免疫を持たない農耕民の社会に大打撃を与えた可能性がある

 ☆ペストがすべての原因とは断定できないが
 *ヤムナヤの牧畜民が、集団の置き換えに近い形でヨーロッパに拡散した

 *ベスト菌等での生きた人びとの生と死を明らかに出来る

 *古代ゲノム解析は、疫病に関する研究分野にも重要な知見をもたらす

                      (敬称略)                                     
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⛳出典、『人類の起源』

現代に続くヨーロッパ人の遺伝子変異3

(ネットより画像引用)

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11代垂仁天皇(サホビメ兄弟の死)

2022年09月21日 | 歴史

🌸11代垂仁天皇(サホビメ兄弟の死)

身こもっていたサホビメ

 ☆謀反が露見したことを知ったサホビコは稲城をつくる

 *軍をそろえて迎撃の構えを整えた

 ☆のっぴきならない事態に陥り、サホビメは複雑な気持ち
 *夫のもとにとどまるべきか、兄のもとへ身を退くべきか
 *兄を慕う気持ちをとどめることができず稲城の中に身を隠した

 ☆二年間も天皇の妻として寵愛されていたサホビメは、身ごもっていた
 ☆稲城は討伐軍に囲まれて攻め込まれるのは時間の問題
 *垂仁天皇はサホビメの懐妊と三年に及ぶ寵愛を思い、攻められない
 *サホビメは男の子を生んだ

 ☆サホビメは、生まれた子を抱えて稲城の外に出ていく

 *天皇は謀反人のサホビコを憎んでいた

 *天皇は、兄のもとへ走ったサホビメヘの未練は強くあった
 *サホビメは、自分は兄とともに果てる覚悟を決めていた

 *御子を渡し、サホビメは稲城の中に逃げ込んでしまった
 ☆稲城に火がかけられ、兄妹は死んだ

物言わぬ御子

 ☆垂仁天皇に寵愛されてサホビメが生んだ御子ホムチワケ

 *天皇に可愛がられて育つた

 *天皇は御子を片時も手元から離さなかった
 ☆ホムチワケは成育しても、口をきかなかった
 *天皇の心痛はいやますばかりであった

 ☆お告げを聞いた天皇

 *「神殿を立派に修理するなら、御子の口がきけるようになる」お告げ
 *天皇は、御子の口がきけないのは祟りによるものだと知る
 *天皇は、神意をうかがう太占を行なった
 *この崇りは出雲の大神のお心から出ていることがわかった
 ☆天皇はお告げの通りにすると、ホムチワケは口がきけるようになった
 *しかし、ホムチワケは垂仁天皇のあとを継げなかった
 ☆ホムチワケの乳母だった娘が、天皇との間にもうけた男子が天皇となる

悲しい地名縁起

 ☆垂仁天皇は、ホムチワケを育てるる乳母探す
 ☆丹波にいるというタニワヒコタタスミチノウシには四人の娘がいた
 *タニワヒコタタスミチノウシは、天皇は四人全員を召し出した

 *天皇は、2人を宮中に留めて、残り2人を丹波へ送り返してた

 *容姿がひどく醜かったから
 ☆国元へ返された4女、途中の山城国の相楽にやってくると
 *容姿が醜いという理由で返されたのでは

 *近隣への聞こえも恥ずかしいと、木にぶら下がり死のうとする
 *それで、この上地を懸木と名づた

 *山城の弟国(乙訓)にやつてきたとき、彼女は淵に堕ちて死んでしまった

 *それでそこを名づけて堕国と言っていたが、今は乙訓という
                      (敬称略)                                     
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⛳出典、『眠れないほど面白い古事記』

11代垂仁天皇(サホビメ兄弟の死)

(ネットより画像引用)

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蔡英文「台湾包囲網」へ「迎撃」命令

2022年09月21日 | 国際情勢

🌸習近平の「台湾包囲網」へ蔡英文「迎撃」命令

バイデン大統領は訪台を止めたかった
 ☆ペロシ米下院議長の台湾訪問
 ☆ペロシ訪台を実現したのはある面でのパフォーマンス

 *夫のインサイダー取引疑惑や飲酒運転裁判の醜聞隠し
 ☆バイデン大統領は、ペロシ氏の訪台止めたかった
 ☆中国軍は、ベロシ氏の訪台前から事態を重く見ていた

 *空母「遼寧」「山東」を出航させた

 *台湾周辺の空・海域で軍事演習を実施
 *台湾周辺6か所で弾道ミサイルとロケット弾計11発を発射した
 (内弾道ミサイル5発が日本の排他的経済水域内に着弾した)
 *中国は、これらの活動を今後も″常態化″する方針

 ☆米軍の対抗処置

 *米軍も第7艦隊を台湾周辺に集結させた

 *原子力空母や強襲揚陸艦「トリポリ」を展開させた

 *沖縄・嘉手納基地に空中給油機「KCl35」を20機以上配備

 *戦闘機「Fl5」が離着陸を繰り返し、不測の事態に備えていた

米国の狙いは、台湾の半導体の獲得だ

 ☆台湾蔡英文総統は、ペロシ氏との会談で意思を明確に表示した

 *中国の「1つの中国」政策にあくまで対抗すると
 ☆米台事情に詳しい専門家の解説
 *ペロシ氏は米台の貿易協定を実現し法律を改定すると説明した

 *台湾の半導体工場に補助金を出して米国に誘致する

 ☆米国が急速に台湾に近づいているのは、『半導体獲得戦争』にある

 ☆中国の王毅外相は激怒し語った

 *中国の平和的台頭をぶち壊すことは無駄だ

 *米国・台湾は、必ず頭を打ちつけて血を流すだろう

 ☆蔡英文氏は16年の総統選に民進党から出馬し当選

 *女性として初の総統となった
 *国民党からすれば『一つの中国』実現の前提となるものだった

 *大多数の台湾人は『一つの中国』を受け入れていない

 *台湾軍には、中国が攻めてきたら大陸側に逃げる兵士が一定数いる

上陸能力高めた中国次の手は?
 ☆中国と台湾の軍事力はどうか

 *中国の総兵力約204万人(陸上兵力約97万人)

 *台湾の総兵力は約17万((陸上兵力約10万人)

 *陸・海・空いずれの戦力も中国には遠く及ばない

 *軍事バランスでは明らかに中国が飛び抜けている
 ☆蔡総統、ウクライナ情勢を検証し

 *米国からの弾道ミサイル新規導入を進めているという
 ☆蔡英文政権が進める「民主主義と自由を重視する価値観外交」

 *ロシアのウクライナ侵攻後、にわかに高まる

 *国際社会における台湾の存在感は高まっている
 ☆習近平がそれを許すはずはない

                      (敬称略)                                     
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⛳出典、『THEMIS9月号』

蔡英文「台湾包囲網」へ「迎撃」命令

(『THEMIS9月号』記事より画像引用)

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