🌸人類の農耕民と牧畜民の起源
⛳農耕と牧畜が変えた集団の分布
☆農耕は、現在のカメルーンやナイジェリアに当たる地域で始まった
*その結果、引き起こされた初期農耕民の移動だ
*農業を始めたことによる人口の飛躍的な増加自体した
*集団のその後の活動に大きな影響を与える
*農耕の開始を食料生産革命と呼ぶこともある
*農耕は、狩猟採集よりもはるかに多くの人口を養うことができる
*それを契機に引き起こされた初期農耕民の拡大
☆農耕と世界各地の言語族の分布、密接に結びついている
*その証拠は、各地の人に、アフリカ人のゲノム残されている
☆彼らがなぜ拡散を始めたのか、動機については明確ではない
☆牧畜もアフリカ集団の分布に大きな影響を与えた
*ナイル・サハラ言語を話す人びとの移動
*一部の人は、アフロ・アジア言語を話すグループと接触融合し
*言語を変えたものもあると推測されている
*サハラ砂漠の東側を北へ向かったグループ
*牛を主体とした牧畜を行うものが現れた
*これ以降は牧畜民としての移動が主体となる
*彼らはサハラ砂漠の中央部に進出した
*スーダンから南に向かう牧畜民も現れた
☆アフリカ以外の地域からの集団の移住
*アフリカ集団の遺伝子の構成に影響を与えた
⛳牧畜と突然変異
☆牧畜は、家畜に草を食べさせて、ミルクや血、肉を利用し
*人びとの生活を可能にする生業
*牧畜は、農耕も困難な乾燥した地域へホモ・サピエンスの進出を可能にした
☆牧畜の生活を可能にするために
*ヒトの遺伝子の特定の部分に突然変異が起きることが必要
*それには「ラクターゼ」という酵素が関係しいる
☆哺乳動物は、生まれてしばらくは母親の母乳で育つ
*母乳に含まれる乳糖を分解するラクターゼが
*授乳期を過ぎると活性が低下して分解ができなくなる
☆家畜のミルクを栄養源にするためには、乳糖耐性遺伝子を持つことが必要
*乳糖耐性遺伝子、牧畜民の集団の中では急速に頻度を増す
☆アフリカ人の持つ乳糖耐性遺伝子
*ヨーロッパのそれとは別に、独立して誕生した
*アフリカ人の乳糖耐性遺伝子は、正の自然選択を受けてきた
☆異なる牧畜民のあいだに共有される乳糖耐性の変異&言語等
*過去における集団間の交流を示唆している
⛳アフリカ全域のゲノム解析
☆人類の起源や拡散に関する遺伝子研究は
*アフリカ以外の国で、医学研究から得られるデータを用いることが多い
☆従来からのアフリカ人を対象としたゲノム解析
*集団の移動や成立に関する興味から行われるものが大部分
*アフリカ以外の地域に見られる遺伝的な変異が中心で
*アフリカ人にのみ認められる遺伝的な変異に関心が少なかった
☆最近のアフリカ人の健康に関する遺伝的な基礎を明らかにする研究が発表された
*アフリカ人にのみ見られるSNPを見出しており
*アフリカ人に特有の免疫や代謝に関する変異を特定した
☆従来からの欧米人に見られる変異をターグットにした遺伝子診断キット
*アフリカ人には適応できない可能性があることも明らかになった
☆2020年、アフリカにおけるゲノム研究
*先進諸国と同じ目的で行われるようになった
(敬称略)
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⛳出典、『人類の起源』
農耕民と牧畜民の起源3
(ネットより画像引用)