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心意気
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「直系家族」「財産分与」「長男」「教育」

2024年03月08日 | 社会

🌸直系家族「ドイツ・日本型」

 

EUの覇者ドイツ
 ☆EUを実質的に牛耳っているのはドイツ

 ☆ドイツがイギリスやフランスを抑えてEUを牛耳っている理由

 *ドイツが伝統的に「直系家族」社会だったから

 ☆いまはドイツも、日本と同様に

 *現実レベルでは核家族化が進んでいますが

 *集団の無意識、 つまり共同幻想のレベルでは

 *典型的な直系家族社会です
 ☆直系家族の特徴は「一子相続」

 *相続される子どもは一人だけ決まっている

 *相続するのは、たいていは長男

 ☆一人だけの跡取りは、丁寧に教育される

 *結婚したあとも親と同居することが要求される

 *結婚相手も、多くは親が決める

 *そこに長男が生まれると、またこれを繰り返す

 ☆家や農地などの財産は分割離散することなく受け継がれる

 *タテ一本の家系が永久に続く
 *直系家族は、農地と家という不動産と結びついたシステム

 *結果、農村では、民家が点在するという風景が見られる

 ☆直系家族原理でつくられた国

 *一般に地方分権型の連邦制が多く

 *ドイツ連邦・日本の江戸時代もしかりです

 

⛳イエの支配者としての父親の権威
 ☆家では親の「権威」がたいへん強い

 *構造体としてのイエの支配者父親の権威

 *権力ではなく権威が強い

 ☆実際の父親は、弱虫でも、役立たずでも

 *「お父さんはえらい」ことが前提とされている
 *母親にも、父親ほどではないですが、権威はある

 *家のなかを仕切る

 ☆父親の次には長男がえらいということになっている

 *自動的に長男の嫁もえらいということになり

 *この長男の嫁に権力が集中する
 ☆父さんが貰った月給はそのままお母さんに引き渡され

 *家計はお母さんがやり繰りして、お父さんは小遣いで我慢

 ☆絶対核家族や平等主義核家族から見たら考えられない
 *権威は社長(お父さん)にある

 *実際の権力は長男の嫁にが握っているというケースが多い
 ☆直系家族では、絶対核家族や平等主義核家族と比べて

 *親が子どものしつけで肉体的な暴力を振るう機会は少ない

 *これも構造体としてある権威の強さのためなのだ

 ☆日本では、「地震、雷、火事、親父」というように

 *親父は恐いものの象徴とされてきた

 *実際に暴力的で恐いのではなく、権威的だから恐かった

 

東日本大震災でモラルの高さが賞賛された日本
 ☆家族は、たいへん教育熱心なのも特徴

 *代々ほどこされる知育、徳育は主として

 *長男の嫁をキーパーソンとして

 *長い間に知識、徳目として家庭内に蓄積される
 ☆東日本大震災のあとで、世界中に感銘をいだかせた

 *日本人のモラルの高さはこのようにして育まれた

 ☆ドイツが、二度の世界大戦で敗者となり

 *また再統一という試練があったにもかかわらず

 *さして間を置かずにヨーロツパの覇者となりえたのは

 *直系家族が大切にしてきた教育熱心さ

 *知識への信頼、すなわち、「知力」の高さです
 ☆反面、家の支配原理が隅々にまでおよび

 *「見えざる視線の相互監視」「世間」が強くなる

 *同時にそれに対する反発も生まれる

 ☆絶対核家族なら、財産で兄弟間の競争が起こる
 *直系家族では、次男、三男は「排除」されておしまい

 *彼らは家を出され、他家に婿入りしたり

 *工場や商家で働かねばなりませんでした

 *又寺社・修道院に入門したり、兵員として雇われる

 *身一つで生き抜いていかねばならない
 ☆直系家族からはじき出された次男・三男たちは

 *歴史をつくる原動力となっていく

                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『読み解く世界史の深層』
 
 
「直系家族」「財産分与」「長男」「教育」
(ネットより画像引用)

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