🌸人間になぜ性があるのか1
⛳人間の悩みは3つに分類できる
①「自分の生存にかかわる問題」
*人間が増えるものの、自分が末裔であるために起きている問題
➁「他者との関わりにおける問題」
*人間が協力的な社会を発展させたことで生じている問題
③「生殖にかかわる問題」
③「生殖にかかわる問題」
*恋人がいない、子どもができないといった問題
*生殖の結果出てくる親子間での悩み
(親がうるさい、子どもが言うことを聞かない等の悩
⛳自分以外に異性を見つける必要 「生殖にかかわる問題」
☆現在生きているすべての生物、増えて遺伝するものの子孫
☆現在生きているすべての生物、増えて遺伝するものの子孫
☆ただ増えていただけではなく、他の生物と競争し
*より生き残りやすく
*より多くの子孫を残せるように進化してきた
☆私たちの体や心
*多くの子孫を確実に残すことに適したつくり
*人間にとっても、生き残って子孫を残すことは最重要事項
☆人間を含む多くの動物の増えかたは単細胞生物とは違う
☆人間を含む多くの動物の増えかたは単細胞生物とは違う
*単細胞生物の場合は、成長してある程度の大きさになったら
*2つに分裂すればよいだけでした
☆人間の場合、オスとメスがお互いの生殖細胞を受精させなければ
☆人間の場合、オスとメスがお互いの生殖細胞を受精させなければ
*子孫は作れず、このしくみが「性」と呼ばれている
*性の存在によって、人間を含む多くの多細胞生物が
*性の存在によって、人間を含む多くの多細胞生物が
*子孫を残すためには、ややこしい手続きが必要となった
☆必ず自分以外に異性の個体を見つける必要がある
*異性の個体は、子孫の生存率を高めるためにも
*できるだけ優秀な異性を探す必要がある
*そして相手の同意も必要
☆人間を含む多くの脊椎動物、いかにして優秀な異性を見つけるか
*そしていかにして優秀な異性だとみなされるかが
*子孫を残すための重要事項
⛳生物によって違う性のありかた
☆人間には、生物学上はオスとメスという2種類の性がある
⛳生物によって違う性のありかた
☆人間には、生物学上はオスとメスという2種類の性がある
*これは生まれたときから遺伝子によって決まっていて
*死ぬまで変わることはない
☆人間と同じ脊椎動物の爬虫類のハシリトカゲの一種
*メスだけで子どもが作れる、この生物にとってオスは必要ない
☆カタツムリやナメクジは、基本的に雌雄同体
☆カタツムリやナメクジは、基本的に雌雄同体
* 一個体の中にオスの生殖器とメスの生殖器の両方を持つことで
*状況に応じてオス、メスどちらのふるまいもできる
*雌雄同体のほうが交尾ができる確率が上がることになる
☆人間やほ乳類の性、性染色体の型により遺伝的に決まる
*両親からⅩ染色体を受け継ぎ、〷になれば女性になり
*父親からYを、母親からⅩを受け継いでXYになれば男性になる
*生物学的性は生まれつき決まっている
☆ワニやカメでは、卵の時点ではまだ性が決まっていない
☆ワニやカメでは、卵の時点ではまだ性が決まっていない
*卵が孵化するときの温度で性が決まるものが多い
*ウミガメ、ある一定温度より高いとメスに低いとオスになる
☆人間ばかり見ていると、性とは生まれたときから死ぬまで
*固定された絶対的なものだという感じがするが
*生物界ではそもそも性がなく、オスとメスの決め方も曖味で
*確固たるものではない
☆生物にとって、性とは増えるときのオプションのひとつだ
(敬称略)
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⛳出典、『増えるものたちの進化生物』
(ハシリトカゲ)
「雌雄同体」「ハシリトカゲ」「ワニやカメの雄雌」
(ネットより画像引用)
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