🌸餌取り行動の収支決算1
☆動物は餌を得るためにエネルギーを費やす
*餌から取得したエネルギーを超えるような餌採りはしない
*餌取り行動で、エネルギーの収支がマイナスにならない
*餌から取得したエネルギーを超えるような餌採りはしない
*餌取り行動で、エネルギーの収支がマイナスにならない
☆動物の中には、道具を使ったり餌を貯蔵したりすることで
*より安定して餌を確保している動物もいる
⛳動物の行動の新しい追究道具
☆ツバメが今、杉林の上空で餌の昆虫を探している場合
☆ツバメが今、杉林の上空で餌の昆虫を探している場合
*ツバメの採餌行動のエネルギー収支
*ツバメの行動のエネルギー収支が負になる採餌行動を続けるなら
*ツバメは餌を捕るたびに栄養不足になり、早晩命を落とす
☆動物がより確かに生きていくためには
*動物は、獲得エネルギ/消費エネルギー値(B/C)を大きくする
☆動物がある餌を採る場合
*その餌はどこで探すのがいいか
*1日のいつ探すのがいいか
*どれだけ長く探すのがいいかなど
*採餌行動を最適な状態で行動をしている
☆行動を実践したときのコストと得られた結果の利得に注目し
☆行動を実践したときのコストと得られた結果の利得に注目し
*行動を定量的に測定する研究した
*動物行動学はこれを契機に大きく発展した
*この研究方法は、多くの採餌行動の研究を促進した
⛳どこでどのように採飼するか
☆餌をどこでどのように探すかは
⛳どこでどのように採飼するか
☆餌をどこでどのように探すかは
*採餌行動のB/Cの値に大きな影響を与える
*肉食動物にとって被食者が集まるところは日や時刻で変化する
*肉食動物にとって被食者が集まるところは日や時刻で変化する
*草食動物の場合は餌場は急激に変化することはない
(食いつくして枯渇する危険はある)
☆ヨーロッパに棲息しているコクガン鳥
☆ヨーロッパに棲息しているコクガン鳥
*ヨーロッパ沿岸で越冬し、春、北に移動し高緯度地方で繁殖する
*その移動と繁殖を前に、 コクガンはオランダなどの沿岸の湿地で
*自生しているハマオコベを食べ、栄養の蓄積を行う
*コクガンはハマオコベを根こそぎ食べるのではない
*中下部の古い部分は残し、若い葉をはみとって食べる
*ハマオコベの上部にはタンパク質などの栄養素がより豊富にある
☆コクガンは上部3分の1をはみとって食べる
*栄養素が豊富な部分を選択的に摂取していただけでなく
*4日に1度の頻度で同一の餌場を利用することできる
*最も効率的な餌の再生産を実現している
⛳肉食動物、獲物がいそうな場所を探り当てても、獲物を手にできない
☆問われるのは、獲物をどのように探すかです
*むやみやたらに探し回っても、獲物は手に入らない
*探し回るコストが大きくなり採餌行動の採算が取れなくなる
*探し回るコストが大きくなり採餌行動の採算が取れなくなる
☆ナナホシテントウムシはアブラムシを好んで食べる
*被食者のアブラムシは
*バラバラに離散して生活しているのではなく
*特定の植物などに集中して生活している
*テントウムシのアブラムシ探しは2つの異なる行動から成っている
①アブラムシがいる場所を探し当てるための探索行動
*探索行動でテントウムシが歩いた足跡を追跡する
➁探索行動は、捕食したアプラムシがいた近辺に集中する
*その近辺を小まめに探し回る
*アブラムシが集中的に分布していることを考えると
*理にかなった探索行動といえる
⛳ショウジョウバエも、庶糖液を見つけた場所近辺を集中的に探す
☆どれくらいその場所に執着するかは遺伝的に決まっている
*「居座り」系統のショウジョウバエは160秒間その場に執着して探す
*「流浪者」のショウジョウバエは、同じ条件下で10秒しか探さない
☆何気ない動物の行動も、B/C値の観点から分析すると
☆何気ない動物の行動も、B/C値の観点から分析すると
*動物たちの思わぬ「意図」が見えてくることがある
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『本能―遺伝子に刻まれた驚異の知恵』
動物の餌取り行動は、収支決算(B/C)考慮する
(ネットより画像引用)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます