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「 レトロウイルス」「ゲノムサイズ」「遺伝子重複説」

2023年06月02日 | 生命科学
🌸 レトロウイルスの起源と本来の役割(1)

⛳ レトロウイルスは、さまよえる遺伝子
 ☆「さまよえるオランダ人」という曲がある
 *その場合、港が細胞で幽霊船がウイルス
 ☆細胞と細胞を渡り歩かなければならないのがウイルス
 *ウイルスの多くは細胞に感染すると細胞を殺す
 *辿り着いた居場所細胞を壊してしまう
 *ウイルスは、細胞を渡り歩かなければ自分を保つことが出来ない
 ☆外に出たウイルスは比較的短時間に感染性を失ってしまう
 *感染性をもっている間に次の細胞に感染しないとならない
 ☆ウイルスの中にも例外がある
 *細胞を殺さずに、細胞の中に入ったまま
 *細胞と一緒に生き延びるウイルス
 ☆細胞を殺さないウイルスの一つ白血病ウイルス
 *白血病ウイルスはレトロウイルスの仲間
 *自身の遺伝情報を宿主のゲノムDNAに組み込み込む
 ☆レトロウイルスのゲノムは1本鎖のRNAでできている
 *細胞の中にDNAとして組み込まれるとき
 *ウイルスゲノムRNAは、少し長くなる
 ☆ほんの少し情報を書き足すだけで
 *宿主はがん(白血病やリンパ腫)になる

ヒトゲノムの9%は、内在性レトロウイルス
 ☆レトロウイルスが感染すると
 *宿主のゲノムにウイルスの情報が書き込まれる
 *情報量は宿主全体のゲノムの情報量のごく一部となる
 ☆私たちのゲノム情報のおよそ9%
 *レトロウイルスによりもたらされたもの
 *生まれながらにして組み込まれているレトロウイルスの配列
 (内在性レトロウイルスと呼ぶ)
 ☆感染してレトロウイルスの情報が細胞のゲノムに書き込まれるのは
 *感染した細胞に限られる
 ☆しかし、私たちの体を構成するすべての細胞のDNAに
 *レトロウイルスの情報が9%も含まれている
 *ヒトのゲノムに書き込まれている内在性レトロウイルスの情報から
 *感染性のレトロウイルスはできず、不活性の状態になっている
 ☆私たち動物は長い時間をかけて進化してきた
 *脊椎動物である人類は、原索動物であるホヤの子孫
 *少しずつ進化して、私たち人類が生まれた
 ☆その長い進化の過程で、レトロウイルスの仲間が
 *私たちのゲノムに入り込んできた
 *それには、転移因子を理解が必要

冗長性が増すと「良い変異」が入りやすくなる
 ☆この地球で誕生したばかりの生き物
 *とても小さくゲノムのサイズも小さかったはず
 ☆そんな生き物から
 *大型動物、空飛ぶ動物、道具を使う動物などに進化した
 ☆進化して体の構造が複雑化して
 *種の多様性が広がるということは
 *ゲノムのコンテンツも多様になるということ
 ☆進化の一つの側面
 *ゲノムの遺伝情報を増やしていくことにある
 ☆ゲノムが増えないと、多様化も生まれないです
 *生き物の進化を振り返ると
 *生物たちの大進化のタイミングがいくつかあり
 *そのたびにゲノムサイズを増大させていった
 *ゲノムの量は不変ではなく、一気に増えることがある
 ☆人類に大きな影響があるパターンはゲノムの倍加
 *ゲノムが1セット丸々増えてしまう
 *ゲノム全体が倍加しなくても、 一部の遺伝子が重複することがある
 *ゲノムが重複すると、トライ&エラーもしやすくなる
 ☆生存に必要な遺伝子に対する悪影響を減らしながら
 *新しい機能を獲得し、変化する環境にも適応しやすくなる
 *「良い変異」を得る確率を上げられる
 ☆遺伝子が重複すると
 *変化する環境に適応できる可能性が上がる
 *この考え方は「遺伝子重複説」とも呼ばれている
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『なぜ私たちは存在するのか』





「 レトロウイルス」「ゲノムサイズ」「遺伝子重複説」
(ネットより画像引用)

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