麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

コーヒー的な話の余談

2019年02月25日 | 身辺雑記
一週間前、喫茶店とカフェの違いを
トッカカリにして、演劇界の
新劇と小劇場、その理想形(?)
みたいな話にするつもりが、
全然ならなかった悔いが残っている。


ちょろちょろっと調べたら…
セブンイレブンの100円コーヒーは
昨年10億杯も売れちゃったらしく、
コンビニコーヒー全体での売上は
2012年の200億円から、わずか5年で
約10倍の2300億円台に到達
喫茶店市場の1兆円に対し、
短期間で、その2割の規模に成長!
…とか色々と頭でっかちになり、
肝心な話がまとまらなかったのです。

さらに一例。
1968年創業の「コメダ珈琲店」。
セルフカフェが次々に跋扈する中、
逆に「昭和テイスト+α」な形で
全国に広がった現象などは、
凄くインタレスティングだった。
そんな「コメダ」創業者が2008年、
全株式を投資ファンドに譲渡って
衝撃の事実にも吃驚
(あれ? もしや有名な話?)

我々、関東人には馴染みの深い
「珈琲館」も創立者の死去後、
UCCグループが経営。
そして昨年、投資ファンドに譲渡
……と、コーヒービジネスが
投資対象になっていて、それは
国内のみならず世界的傾向だと。

    

気づけばワールドまで話が行った。
身近なレベルに戻しましょう。

オフィスにコーヒーメーカーを設置。
マシンは無料で、月々の粉代のみ、
ってのが一時ガンガン宣伝されていた。

それを先日、初めて呑むことに。
大変まろやかな口当たりで
「美味しい」とお世辞抜きで言ったら、
笑いが起き「豆はやっすい奴だけど」。
安いではなく「やっすい」という所に
私も思わず笑ったけれど・・・

電気製品でも消耗品に関して、
メーカーは「純正」を薦め、他方、
その半額以下の「互換」製品もある。
つい、安い方に手がのびがちだ。

芸術においても純正と非純正はある。
線引きは難しいけれど・・・
教育現場における「芸術鑑賞」が
少子化の影響等により、予算縮小。
故に予算を基準に選定された公演が
残念な成果しか出せずに、結果
「芸術鑑賞」自体から撤退という
悪循環がみられる今日この頃。

俳優座は長らく、そのジャンルから
離れているけれど他人事ではない。

そのあたりを、次回深める。


コメント
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