麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

岡山倉敷の旅余話

2019年05月16日 | 身辺雑記
火曜水曜と岡山県に行ったと書いた。
(昨日の弊ブログ)その、こぼれ噺。

まず、岡山駅で知人と遭遇して驚く。

その人が現地人でも、県庁所在地かつ
政令指定都市でもあるビッグシティで
「たまたま」は稀だと思うが、
岡山に嫁いだ娘の出産の世話に
長野から来ていて、帰りの切符購入に
「みどりの窓口」に居たところに、
私は帰京の新幹線(格安券)の
指定席を取りに行ったという
「たまたま」であった。

たまたまといえば。
全国ネットのワイドショーで
岡山の用水路に人や車が落ちて、
毎年死者が出ているという特集を
ご当地の岡山で見た偶然もあった。

そんな岡山で見つけたのは、



禁酒会館。

昨今、覚醒剤等の依存者のための
ダルクが話題になる中、個人的には
断酒会の存在を20年ほど前に知った。
が!
岡山のここは大正時代にできている。

不景気から社会不安が募り、
飲酒に逃れる人が増えたことを愁いた
禁酒運動家の成瀬才吉氏、河本正二氏が
資産家の綱島長次郎氏を設立委員長に
禁酒運動の拠点として木造三階建の
ドイツ壁風と白タイル張を組み合わせた
建造物は、空襲で燃えることもなく、
2002年、国の登録有形文化財に指定。

市電「城下」停留所すぐ。
そこから岡山駅に向かって二つ目が
「西川緑道公園」。



そして次は「岡山駅前」。
市電……乗りたかったな~。

下は、天満屋。
中国地方を代表する百貨店の
本店が岡山にあるのだ。
女子マラソン、駅伝も強い
山口衛里、坂本直子、中村友梨香、
重友梨佐らを輩出し、現エースの
小原怜は倉敷出身である。



倉敷の会場は「倉敷市立美術館」の
一室であった。1960年竣工。
丹下健三氏の設計で「市役所」として
新庁舎のできる80年まで稼働。
改修を経て、87年から美術館に!

「魅力を語る会」を終えて、
事務局に向かう道すがら…
「市役所になる前は小学校があって、
私は通っていたよ」と会員さん。


色々な意味で「歴史」に触れた
二日間でありましたとさ。


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岡山倉敷の旅

2019年05月16日 | 俳優座
火曜水曜と岡山県におりました。
少し詳しく言えば、岡山市と倉敷市。
全国にある演劇鑑賞団体のなかの、
岡山市民劇場、倉敷演劇鑑賞会にて
『七人の墓友』の魅力を語る会に
出演者の清水直子が招かれ、
担当制作として帯同したのだ。

前回の九州に続き旅ではなく仕事。








時間軸がバラバラだが・・・
倉敷での語る会あとの記念写真。
語る会開始直前の岡山会場。
岡山閉会後、積み込むために
駐車場に集められた備品など
・・・をパシャリ

「岡山」は約二十年にわたり、
クリアを続けている驚異の団体。
その熱量がひしひしと伝わった。

「演劇制作」という肩書で
三十年弱働いてきたけれど、
一口に演劇制作といっても、
仕事内容は多岐にわたっている。

乱暴にいえば北半球で五年、
南半球で十数年、北に帰って十年、
ふたたび南に来て半年……と
演劇の特色も目指すものも
似て非なるものだったので……
今回のミッションは恥ずかしながら
初めての経験と言えた。

ゆえに岡山では私自身も緊張して、
より「ヒリヒリ」したものを
感じたのかもしれない。



「岡山」では昼夜二回開催。
夜の部が終わったのは二十時。
その後、夕食交流会を経て、
てっぺん手前で散会となった。

翌昼「倉敷」に移動。
こちらは昼の部のみで、閉会後に
鑑賞会事務局に移動して茶話会。



夕刻、のぼりのJRに飛び乗った。
てなわけで「倉敷」滞在時間は短く
ゆえに写真も少ないけれど。

清水直子の「魅力を語る」は、
回を重ねるごとにまとまってきた。
来月は「広島」へ。
帰りの電車で反省会をしつつ帰京。
  
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